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更新日:2025年11月25日
心疾患は県民の死亡原因の第3位で、年間3,936人が心疾患により亡くなられています。(令和6年厚生労働省人口動態統計)
不整脈、心不全、虚血性心疾患(心筋梗塞等)、先天性心疾患 など
心疾患の予防の第一歩は、生活習慣の改善です。
塩分摂取量を減らし、野菜や果物の摂取量を増やすなど、バランス良く、規則正しく食べましょう。
また、禁煙や節酒、適切な運動習慣を心がけましょう。
心不全とは、「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」と定義されています。
良くなったり悪くなったりを繰り返しながら経過しますが、心不全の進行は後戻りできません。
生活習慣の改善と、適切な治療が大切です。

(厚生労働省「脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る診療提供体制の在り方について」より抜粋)
心不全になると、心臓から十分な血液を送り出せなくなり、体に必要な酸素や栄養が足りなくなるので、坂道や階段で息切れがしたり、疲れやすくなります。
息切れや足のむくみは、心不全の患者さんで頻度の多い初期症状です。
これらの症状が出た場合は、医療機関を受診しましょう。
心筋梗塞(急性心筋梗塞)とは、酸素や栄養を心臓の筋肉へ運ぶ血管(冠動脈)が完全につまってしまい、その部分の心臓の動きが悪くなってしまう病気です。心臓の動きが悪くなると、体に血液を送り出すポンプとしての力が落ちてしまいます。
一般的な心筋梗塞の症状としては、激しい胸の痛みや圧迫感、息苦しさ、冷汗、嘔気・嘔吐、意識消失などがあります。
激しい胸の痛みがある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
また、すぐに痛みが治まる場合でも、心筋梗塞の前兆かもしれませんので、早めに医療機関を受診してください。
8月10日は語呂合わせで810(ハート)と読めることから、公益財団法人日本心臓財団は、この日を「健康ハートの日」と提唱しています。
健康ハートの日 ホームページ(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
健康ハートの日に合わせ、長野県と信州大学医学部附属病院 脳卒中・心臓病等総合支援センターが共催で、松本城をシンボルカラーの「赤色」でライトアップしました。(写真は令和7年度撮影)

健康ハートの日の前後1~2週間程度において、公共施設等に啓発コーナー(啓発ポスター・リーフレット 等)を設置しました。(写真は令和7年度撮影)


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