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更新日:2017年6月23日

メールマガジン教育ながの/vol.569

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

      ★☆ 教育ながの  Vol.569 ☆★

             長野県教育委員会メールマガジン

              -平成22年(2010年) 5月号-

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2010/ 4/20発行◆◇

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■□┃H┃E┃A┃D┃-┃L┃I┃N┃E┃ ■□■□■□■□■□
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●ひろば
  ○『諏訪の御柱』
        長野県教育委員会教育長 山口利幸
 
●特集
  ○平成22年度長野県教育委員会基本方針について
  ○「長野県における今後の特別支援教育の方向について」(仮称)
                         骨子案について

●お知らせ
  ○県庁見学~こども記者体験~について
  ○長野県生涯学習推進センター研修講座のご案内
  ○長野県立歴史館春季企画展
       ひめゆり 平和への祈り [沖縄戦から65年]
                         ほか                    
 ●今、学校では
  ○中野西高校におけるキャリア教育の概要と成果
       長野県中野西高等学校
 
 ●ご存知でしたか
  ○2010年国民読書年「じゃあ、読もう。」と
     4月23日~5月12日「こどもの読書週間」について


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【ご覧いただくにあたって】
 ◇リンクをクリックしてもWebページが開かない場合は、URLをブラウ
  ザのアドレス欄にコピーしてご利用ください。
 ◇表や枠が崩れて表示される場合は、読取り(表示)フォントを等幅
  フォントに変更してご覧ください。
 ◇担当の方は、お手数ですが、職員の皆さんへ、回覧、掲示、転送等
  をしていただくようお願いします。

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★ ★┃ ひ ろ ば ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
    ┗━━━━━━┛
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  ★☆★  『諏訪の御柱』  ★☆★
            長野県教育委員会教育長 山口利幸
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 花の季節、芽吹きの季節となりました。命が躍動するときです。学校
では新入生を迎え新鮮な雰囲気の中で新年度が始まったことと思います。

 先日茅野市のご厚意で諏訪御柱祭り(上社)を観ることができました。
10トンにも及ぶというモミの巨木(ご神木)は、「無数」の氏子に曳行
され、やがてその先端を「木落し」会場に現しました。木遣りの音頭と
御弊が打ち振られる中、会場は地底から沸き上がるような歓声に包まれ
ます。ご神木の先端に左右に張り出した「めどでこ」には指揮を執る男
達が乗り、神木を生きる巨人のごとく操って坂を駆け下ります。
 「神(木)」と「人」が一体となる祭りの姿に人間の根源的な熱気を
感じました。引き綱には氏子や観光客に混じって子ども達も曳いていま
した。子ども達は五感の全てを通してこの熱気を感じ取ったと思います。
 宮川の「川越し」も大変印象的でした。八ヶ岳の雪解け水を集めた宮
川に氏子が飛び込み対岸に神木を引き上げるのですが、先端が岸辺の斜
面にかかってなかなか上がりません。不謹慎ですが綱に取り付く氏子の
皆さんを一瞬「獲物に群がる蟻」と連想してしまいました。がしかし、
何回かうごめくうちに、ついに氏子の総力が神木に伝わり、神木は意志
を持っているかの如く一気に岸を駆け上がりました。どっと上がる喚声
に一見学者の私も酔いました。この熱気。文化の伝承の中で祭りが最も
継承性が強いのも頷けます。

 教育は文化の伝承行為でもありますが、祭りに通じる大人達の熱気あ
る取り組みが期待されるところです。課題多き教育ですが、諏訪の御柱
を観て「多事多難だが大丈夫」と感じました。

 
   ┏━━━━━━┓
★ ★┃ 特  集 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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●○ 平成22年度長野県教育委員会基本方針について ●○
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┌──────────────┐
│1 教育振興基本計画の推進 │
└──────────────┘
 少子化や核家族化の進行、地域コミュニティの衰退、情報化社会の進
展や産業構造の変化・雇用をめぐる環境の悪化等を背景に、家庭や地域
で子どもを育てる力の低下、子どもたちの精神的・社会的自立が遅れる
等、学校教育は様々な課題に直面しています。一方、子どもたちの学力
や体力の向上、基本的生活習慣や規範意識の確立、不登校児童生徒への
対応やキャリア教育の充実など、教育に対する県民の期待は高く、時代
の変化に的確に対応した教育を推進するため、施策の重点化と充実が求
められています。
 長野県教育委員会は、「長野県教育振興基本計画 “つらなる つなが
る 信州 人づくりビジョン”」を平成20年11月に策定し、今後10
年間を通じて長野県教育がめざすべき姿として、次の3つの基本目標を
掲げています。

 Ⅰ 知・徳・体が調和し、社会的に自立した人間の育成
 Ⅱ 多様性を認め、共に生きる社会の実現
 Ⅲ 社会全体で共に育み共に学ぶ教育の推進

 平成22年度長野県教育委員会基本方針は、長野県教育振興基本計画
に基づき、長野県教育委員会が平成22年度に重点的に取り組む事項を
明示するとともに、基本計画に掲げた各課題について、現状や県教育委
員会としての考え方、さらには具体的にどう取り組むのかを明らかにす
るものです。

┌──────────────┐
│2 平成22年度の重点施策 │
└──────────────┘
(1)重点施策
 ◆ 不登校対策(P6~7)
   すべての児童生徒が意欲を持って、楽しい学校生活を送ることが
  できるようにするため、不登校対策の行動指針に基づき、市町村教
  育委員会と一体となって取り組みます。
 ◆ 高校再編(P5~6)
   少子化に伴い学校の小規模化が進む中にあって、より良い教育環
  境を提供し、教育の質を高めるため、「魅力ある高校づくり」と
  「高校の規模と配置の適正化」を柱とする、高校生の明日をひらく
  新たな高校の創造に取り組みます。
 ◆ 特別支援教育(P12)
   障害の重度・重複化や多様化、発達障害のある児童生徒の増加な
  どを踏まえ、各学校における障害のある子ども一人一人の教育的ニー
  ズに応じた教育の推進や、地域における支援体制の整備に取り組み
  ます。

(2)基本的視点
  ◆ 市町村教育委員会連絡協議会との関係を機軸に、市町村教育委
    員会との連携を深めるとともに、NPO法人や市民団体等、多
    様な主体との連携について、現状や課題を整理し具体的な取組
    の推進に努めます。
  ◆ 子どもの誕生から幼保・小中高までの接続をきめ細かく行なう
    「縦のつながり」を充実するため、教育委員会と首長部局との
    連携を強化します。
  ◆ この重点施策をはじめ、各学校や地域の課題を解決するため、
    学校・家庭・地域・企業等の「横のつながり」を強化し、「地
    域の子どもは地域で育てる」仕組みの再構築を推進します。

┌───────────────┐
│3 直面する教育課題への対応 │
└───────────────┘
 先行き不透明で変化の激しい時代にあって、教育の諸課題に対して的
確かつ迅速に対応するため、現実を直視し、しっかりと将来を見据えな
がら、不断の改革に取り組む必要があります。
 平成22年度は、上記重点施策のほか、学力・体力の向上、社会的自
立をめざすキャリア教育、教員が子どもと向かい合う時間の確保等につ
いて、各学校・市町村教育委員会の先導的な取組を支援するとともに、
市町村教育委員会連絡協議会や教育関係の諸団体と協力し、今後のあり
方や方策について重点的に検討します。

┌────────────┐
│4 平成22年度の施策 │
└────────────┘
 *以下の長野県教育委員会ホームページをご覧ください
  http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/gyousei_index.htm

■ お問い合わせ
  教育総務課 企画係
  TEL 026-235-7423
  FAX 026-235-7487 
  下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。


--------------------------------------------------◇◆◇◆◇----
●○「長野県における今後の特別支援教育の方向について」(仮称)
骨子案について ●○
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 本県における特別支援教育の充実を図るため、教育、福祉、医療等の
関係者からなる「長野県特別支援教育連携協議会」が設立され、今後の
長野県の特別支援教育の在り方について検討を行っています。
 これまでに協議された内容を踏まえ「長野県における今後の特別支援
教育の方向について」(仮称)骨子案としてお示しいただきました。そ
の概要は以下のとおりです。

1 基本的な考え方
 ○ 子どもたちは皆、多様な教育的ニーズを有している存在であると
  いう認識に立ち、すべての関係者によって特別支援教育を推進する
  ことを通して、すべての子どもが輝く教育を目指す。

 ○ 支援を必要とする子どもが、できる限り身近な地域で必要な支援
  を受けられ、すべての子どもが共に学び共に育つことができる教育
  を目指す。 

┌──────────────────────────────┐
│(テーマ)案                        │
│  「すべての子どもが輝き、                │
│           共に学び共に育つ学校・地域を目指して」│
│     ~ 地域力・学校力を高め活かす体制の整備 ~     │
│                              │
│ (1)地域の中での、幅広い連携と、継続した支援の体制   │
│ (2)各学校が、教育的ニーズに応じた教育を展開する体制  │
│ (3)県民全体の理解啓発の推進              │
└──────────────────────────────┘

2 個別の検討項目
(1)地域の中での幅広い連携と、継続した支援の体制
  ア 地域の多様な関係者が協力し合える連携体制の構築
  (ア)医療、保健、福祉、教育、労働等の関係する機関等による
    地域の連携会議

  イ 生涯を通じての、一貫した相談・支援体制の構築
  (ア)早期から子どもの困難さに気づき、継続的に支え、就学へ
    つなぐ相談・支援体制
  (イ)地域の支援機関や専門職等からなる支援チーム
  (ウ)「個別の教育支援計画」を作成し、支援情報を引き継ぐ
    システム
  (エ)学齢期から卒業後の生活へつなぎ支える体制

(2)各学校が、教育的ニーズに応じた教育を展開する体制
  ア 通常の学級を基盤に、一人一人の教育的ニーズに応じた支援を
   適切に展開する小・中学校、高等学校
  (ア)通常の学級において多様な教育的ニーズに応じる学校づくり
  (イ)通常の学級と特別支援学級等の連携により適切な支援を展開
    する校内体制
  (ウ)特別支援教育コーディネーターが機能する体制
  (エ)学校間の連携を進めるネットワーク

  イ 高い専門性を活かす特別支援学校
  (ア)多様な教育的ニーズに応じる体制
  (イ)地域力・学校力を高め活かすためのセンター的機能

  ウ 小・中学校、高等学校と特別支援学校がつながり、共に学ぶ
   体制の構築
  (ア)小・中学校、高等学校においても、より高い教育的ニーズに
    応じる体制
  (イ)小・中学校、高等学校と特別支援学校双方の利点を生かして
    学ぶことができる体制

(3)県民全体の理解啓発の推進

☆パブリックコメントによるご意見等を踏まえ、今年度は更なる議論を
 行い、長野県の特別支援教育の在り方について取りまとめを行ってい
 ただく予定です。

◇詳細については、以下ホームページをご覧ください。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/tokusyu/public-comment/tokushi_pubkome2.htm

■ お問い合わせ
  特別支援教育課 指導係
  TEL 026-235-7456
  FAX 026-235-7432
 


   ┏━━━━━━━━━━━━━┓
★ ★┃ お知らせ・イベント情報 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…
   ┗━━━━━━━━━━━━━┛
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 ●○ 県庁見学~こども記者体験~について ●○
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 毎年、多くの方が訪れる県庁見学では、こども記者体験コースに35
のメニューがあります。
 教育委員会の2つのメニューを紹介します。

┌──────────┐
│目指せ!信州豆博士 │
└──────────┘
 子ども達に、県歌の歌詞に込められた内容を深く知ることで親しみを
深めてもらい、この歌がこれからも歌い継がれていくようにと願って、
クイズで「県歌 信濃の国」の謎をとく「めざせ!信州豆博士」を行っ
ています。

 ○「松本 伊那 佐久 善光寺 ~ ♪」って歌う
               「四つの平ら」は地図のどこだろう?
 ○「御岳 乗鞍 駒ヶ岳 ~ 浅間は殊に活火山 ~ ♪」って歌う
                       山はどこにあるの?
 ○「北に犀川 千曲川 ~ 南に木曽川 天竜川 ~ ♪」って歌う
                    川はどこを流れているの?
 ○「五穀の実らぬ里やある ~ ♪」って歌う五穀って何?
 ○「木曽の谷には ~ 真木茂り ~ ♪」って歌う
   真木とは「ヒノキ」のことですが、木曽にはヒノキを含む木曽五
   木と呼ばれる5種類の木があります。「木曽五木」を言えるかな?
 ○「信濃の国は ~ 十州に ~ ♪」って歌う十州の名前は?
   これは難しいですね!例えば、岐阜県は「飛騨(ひだ)」「美濃
   (みの)」、静岡県は「駿河(するが)」「遠江(とうとうみ)」、
   埼玉県は「武蔵(むさし)」です。あと五つの州の名前は?

 信州のことならまかせとけ!というみなさんは、クイズ「県歌 信濃
の国」の謎をとき、「信州豆博士証」の獲得に挑戦してください。

◇詳細については、以下ホームページをご覧ください。
http://www.pref.nagano.jp/kyouiku/kyougaku/kengaku22.htm

■ お問い合わせ
  教学指導課 義務教育指導係
  TEL 026-235-7434
  FAX 026-235-7495
 

┌──────────────┐
│みんなで知ろう!信州の歴史 │
└──────────────┘
 南北に長い長野県は、その地域ごとにさまざまな歴史が残されていま
す。みなさんも自分の住んでいる地域の歴史を調べてみませんか?

 昨年度いただいた主な質問は、
 ・長野県はどのようにしてできたのか?
 ・長野県の歴史上の人物について
 ・縄文・弥代時代のくらしについて
などでした。

 長野県は10の広域地域に分かれているんだけど、君たちの住んでい
る地域は当時どんな人たちが治めていたのか、以下のホームページから
自分の地域をのぞいてみてね。
http://www.pref.nagano.jp/kyouiku/syougai/syakaikengaku/bunsho221.htm

■ お問い合わせ
  文化財・生涯学習課 文化財係
  TEL 026-235-7441
  FAX 026-235-7493
 


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 ●○ 長野県生涯学習推進センター研修講座のご案内 ●○
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 4月~6月に開催する研修講座のご案内をいたします。詳細について
は、当センターのホームページまたは「信州らんらんネット」をご覧く
ださい。皆様の参加をお待ちしております。

◆パソコン講座「はじめてのブログ作成」
 4月22日(木)23日(金)2日間の講座
  講義と実習で、仕事や趣味に活かせるブログ作成が学べます。

◆天体観測講座「春の星空観察会」
 5月10日(月)か11日(火)の条件のよいいずれか1日
  大望遠鏡で火星や土星を観察します。

◆家庭・幼児教育講座
  「子どもの心根を感じよう①~不登校の子どもたち~」
 5月19日(水) ※午前のみの講座
  講義「親子の成長を不登校の子どもたちから考える」
  講師 小木曽 計男 飯田女子短期大学兼任講師
            長野県スクールカウンセラー

◆家庭・幼児教育講座
  「子どもの心根を感じよう②~心を結ぶコーチング~」
 5月19日(水) ※午後のみの講座
  講義・演習「子どもの思いを受けとめ、自立に向かわせる
        コミュニケーション」
  講師 渡辺 照子 TERUコミュニケーションステージ代表
 ※5月19日の2講座は単独でも両方でも受講が可

◆生涯学習推進講座
  「スキルアップ!コミュニケーション~心をつなぐひとづくり~」
 5月28日(金)
  講義・演習「心をつなぐひとづくり」「ワークショップ」  
  講師 佐々木 英和 宇都宮大学生涯学習教育研究センター准教授 
              
◆生涯学習推進講座
  「まちづくりはじめの一歩~生涯学習事始~」
 6月4日(金) 【午前】講義「生涯学習事始」
     講師 長谷川 幸介 茨城大学生涯学習教育研究センター  
 【午後】シンポジウム「歩みだして見えてきたもの」

 受講は無料です。

■ お問い合わせ
  県生涯学習推進センター(〒399-0711 塩尻市大字片丘南唐沢6342-4)
  TEL 0263-53-8822
  FAX 0263-53-8825
 
ホームページ http://www.nagano-c.ed.jp/shogai/
  信州らんらんネット http://www.ll.pref.nagano.jp/


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 ●○ 長野県立歴史館春季企画展
      ひめゆり 平和への祈り [沖縄戦から65年] ●○
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 1945年3月23日、沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学
校の生徒と教師は、沖縄陸軍病院に配属されました。これが「ひめゆり
部隊」のはじまりです。3日後、米軍は慶良間(けらま)列島に進攻、
4月には沖縄本島に上陸し、学徒たちは送られてくる負傷兵の看護や水
くみ、飯上げ、死体埋葬におわれるなど、戦争の渦に巻き込まれていき
ました。6月18日、突然「解散命令」が下り、絶望した彼女たちは米
軍から逃げまどい、ある者は砲弾で、また、ある者は自らの手榴弾で命
を失いました。
 2010年、戦争を知らない世代が人口の過半数を超えるなか、当時
のことを知る者も年々減り続けています。あれから65年を迎え、ひめ
ゆりの乙女たちが残した戦争の事実を多くの方に紹介します。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 5月29日(土)~7月11日(日)

◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

◆ 休館日  毎週月曜日

◆ 観覧料  
   区   分    常設・企画共通券    企画展券
   大   人    500円(400円)    300円(200円)
   高・大学生    250円(200円)    150円(100円)
   小・中学生    120円(100円)    70円( 50円)
   ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
    学校生

◆ 講演会
  開催日時 6月5日(土) 午後1時30分~
  演  題 『無言館』のこと -戦没画学生が伝えるもの-
  講  師 無言館館主 窪島誠一郎 氏

  開催日時 6月19日(土) 午後1時30分~
  演  題 日本赤十字社の創設と元救護看護婦の証言
  講  師 元赤十字看護大学司書 吉川龍子 氏、
       元日本赤十字社救護看護婦

  開催日時 7月3日(土)、4日(日) 各午後1時30分~
  演  題 元ひめゆり学徒の証言
  講  師 ひめゆり平和祈念資料館副館長 島袋淑子 氏
 
  *上記講演会には受講料200円が必要です(企画展観覧料を含む)。

■ お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000
  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


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 ●○ まが玉づくりに挑戦 ●○
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 5月のゴールデンウィークにあわせ、まが玉づくりの体験講座を企画
しました。親子や友達同士で世界でひとつしかない自分だけのまが玉づ
くりに挑戦してみませんか。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 5月2日(日)~5月5日(水)

◆ 時  間 午前10時から午後3時まで随時
       (受付は午後2時30分まで)
  *1つ完成するのに1時間半ほど時間がかかります。

◆ 参加費(材料費) 1つ100円
  

■ お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000
  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


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 ●○ 長野県埋蔵文化財センター速報展
     「長野県の遺跡発掘2010」 ●○
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 ただいま、平成21年度に(財)長野県埋蔵文化財センターで発掘調査
をした県内各地の遺跡出土品を公開中です。
 注目の佐久市西近津遺跡群で出土した「『美濃国』刻印須恵器」を初
め11の遺跡から出土した貴重な文化財を一堂に展示しています。
県立歴史館での公開は5月9日までになっておりますのでこの機会をお
見逃しないよう、ぜひご観覧ください。(このあと、長野県伊那文化会
館に巡回します。)

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 開催中~5月9日(日)

◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

◆ 休館日  毎週月曜日(祝日・振替休日にあたるときは火曜日)と
       祝日の翌日

◆ 観覧料    
   区 分      企画展
   大 人      300円(200円)
   高・大学生    150円(100円)
   小・中学生    70円( 50円)
    ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
    学校生

◆ 展示遺跡
  中野市 柳沢遺跡(弥生時代)、千田遺跡(縄文時代)、
      沢田鍋土遺跡(古代)
  坂城町 上五明条里水田址(古墳時代・古代)
  佐久市 近津遺跡群(古墳時代)、西近津遺跡群(古代)、
      西一里塚遺跡(弥生時代)、地家遺跡(中世)
  佐久穂町 小山寺窪遺跡(古代・中世)、満り久保遺跡(旧石器)
  飯田市 下村遺跡(鶯ヶ城跡)(戦国時代)
 
◆ 講演会
 なぜ、柳沢遺跡に青銅器はやってきたのか-畿内からみた北信濃の柳
沢遺跡(中野市)の重要性、青銅器文化の謎について解き明かす講演会
を開催します。

  開催日時 4月25日(日) 午後1時から午後4時まで
  演  題 信濃の青銅器と倭国の政治
  講  師 (財)大阪府文化財センター理事長 水野 正好 氏

■ お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000
  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


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 ●○ 長野県立歴史館講座 「考古学講座」 ●○
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 平成22年度は、「『考古学入門』遺跡・遺物を考えよう」をテーマに
全6講座を開講しています。
 県立歴史館の職員が、わかりやすく解説しますので、考古学に興味を
持ち始め、学習の機会を求めている方等には、とても良いきっかけの場
になると思います。
 ぜひ、県立歴史館の考古学講座にご参加ください。

◆ 会 場  長野県立歴史館 講堂又は第1研修室

◆ 日程・内容
  第1回 5月15日(土) 考古学の時代区分―方法と意味―
  第2回 6月12日(土) 土器―変遷と役割―
  第3回 7月17日(土) 石器―製作技術と用途―
  第4回 9月18日(土) 金属器・他―祭祀・宝器・武器・装飾品―
  第5回 10月8日(金) 発掘現場見学・体験(埋文センター等)
  第6回 11月6日(土) 自然遺物―動物・植物・環境―

◆ 時 間  午後1時30分から午後3時まで(第5回は終日)

◆ 申 込  所定の申込書の提出が必要です。
 (通年予約制。当日受付も可。)

◆ 参加費  資料代として、1回200円をいただきます。
  なお、第5回遺跡探訪会は、他に別途参加費がかかります。

■ お問い合わせ
  県立歴史館 考古資料課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000
  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/


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■ 第905回長野県教育委員会定例会を開催しました。(4月8日開催)
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/905/905.htm
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★ ★┃ 今、学校では ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆ 中野西高校におけるキャリア教育の概要と成果 ☆★
                     長野県中野西高等学校
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 中野西高校では文部科学省の「高等学校におけるキャリア教育の在り
方に関する調査研究」指定校として、平成19年度~21年度の3年間
研究してきました。
 松本大学教授や飯山公共職業安定所長、地元企業会長、長野県PTA
連合会関係者、教育委員会指導主事、中野西高校職員が調査研究委員会
を組織し、研究を重ねてきました。

 その中で、
・1年次での「仕事レポート」
・発達段階に応じたジョブカフェ信州・大学教授などによる
 「ジョブナビ講座(労働講座)」
・進路ガイダンスや進学先見学会、全学年を通じてのキャリア
 カウンセリングや「ずく出せ修行」就業体験を活用しての
 インターンシップ活動
など中野西高校の教育課程にキャリア教育を取り入れ、生徒の中に「自
ら学び」「自ら進路選択をする」などの意識醸成を図って来ました。

 その成果としては、以下の点などが上げられています。
1)自らのキャリア開発について、大学の研究成果に学ぶことで、理論
 面から自らのキャリア意識が向上してきている。

2)キャリア開発のための実際の手だてを大学の模擬講義から実感する
 ことで、キャリア形成への意欲が高まってきている。

3)「仕事レポート」では、働くことの意義を実感することができ、ま
 た家族や近隣の人への尊敬の念が育ってきた。

4)ジョブナビ講話では、様々な職業があることを知り、またそれらの
 職業の社会的意義についての理解が深まった。また、地域社会を大切
 にする気持ちが育ってきている。

 この中野西高校の成果は、5月下旬に行われる「平成22年度進路指
導等研究協議会」で全県の進路指導主事の先生方に発表し、県内の公立
高校への周知を図りたいと考えています。

■ お問い合わせ
  長野県中野西高等学校(中野市西条544-1)
  TEL 0269-22-7611
  FAX 0269-24-1253

ホームページ http://www.nagano-c.ed.jp/inuwashi/

■ お問い合わせ
  教学指導課 高校教育指導係
  TEL 026-235-7435
  FAX 026-235-7495
   


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★ ★┃ ご存知でしたか ┃★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆★ 2010年国民読書年「じゃあ、読もう。」
4月23日~5月12日「こどもの読書週間」 ★☆★ 
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○国民読書年
  平成20年6月、「国民読書年に関する決議」において、2010年を
 「国民読書年」とする事が国会で決議されました。
  読書は、我々の人生をより豊かなものにするだけでなく、感性を磨
 き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる
 力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。
  この決議では、読書の街づくりの広がりや様々な読書に関する市民
 活動の活性化など、読書への国民の意識を高めるため政官民が協力し、
 国をあげてあらゆる読書を重ねることが宣言されています。

○こども読書週間
  平成13年12月に「子どもの読書活動の推進に関する法律」が制定さ
 れ、4月23日を「子ども読書の日」とすること等を定めました。
  子どもたちにとって読書は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高
 め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けて
 いく上で欠くことができないものです。
  本県では平成21年3月に「第2次長野県子ども読書活動推進計画」
 を策定し、子どもたちが自主的に読書活動を進めることができるよう
 な環境の整備等に取組んでいきます。

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│家庭・地域・学校で読書活動を推進しましょう!│
└──────────────────────┘

○第15回「おはなしフェスティバル」を開催します
 県立長野図書館では長野県PTA親子読書推進の会と共催で、4月23
日の「子ども読書の日」にあわせて「おはなしフェスティバル」を開催
します。
 入場無料で、県内のボランティアグループの皆さんによる読み聞かせ、
人形劇、紙芝居などが楽しめます。
 当館ホームページにチラシとプログラムが掲載されています。
 お子様といっしょにぜひお越しください。

 ◆日時  4月23日(金) 10:30~12:00 13:00~14:00
      4月24日(土) 10:30~12:00 13:00~15:00
      4月25日(日) 10:30~12:00 13:00~15:00

 ◆会場  県立長野図書館 1階 視聴覚室

 ◆内容  読み聞かせ、語り、人形劇、紙芝居、パネルシアター、
      折り紙など

 ◆プログラム
 http://www.library.pref.nagano.jp/news/osirase.htm#ohanashifes


■ お問い合わせ
  文化財・生涯学習課 生涯学習係
  TEL 026-235-7437
  FAX 026-235-7493
 


★☆★ あとがき ★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 メールマガジン「教育ながの」5月号をお届けします。
 桜などの花も満開となり春真っ盛りと思いきや、上田では10センチ
の雪が積もるなど天候に差がありすぎてビックリしています。
 この4月から編集担当にも新メンバー3名が加わりました。(その
うち1名は新規採用職員です!)
 このメールマガジンも内容や体裁など検討を行い、少しでもより良
いものを目指します。今年度もよろしくお願いいたします。(み)
___
|\ /|  知りたい情報や、掲載して欲しい情報など、メールマガ 
| 〒 | ジンについてのご意見・ご要望は、こちらにお願いします。
 ̄ ̄ ̄ → 下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

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■ ご意見、ご要望、送信先の変更などは次のアドレスへお願いします。
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■ 編集/発行
  長野県教育委員会事務局 教育総務課
  TEL:026-235-7423 Fax:026-235-7487
  長野県教育委員会ホームページ  http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/
長野県ホームページ http://www.pref.nagano.lg.jp/index.htm

▲△▲△▲△▲△▲△▲△ 教育ながの vol.569  ▲△▲△▲△▲

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局教育政策課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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