ホーム > 県政情報・統計 > 広報・県民参加 > 県民ホットライン > 「県民ホットライン」過去のデータ(月別) > 『県民ホットライン』2022年7月分(月別) > 長野オリンピック25周年について

ここから本文です。

更新日:2022年8月31日

長野オリンピック25周年について

ご意見(2022年7月8日受付:Eメール)

来年2023年は長野オリンピックを開催して25周年の記念すべき年に当たりますが、月日が経過するにつれ、競技を開催したときの感動は薄れ、開催したことすら知らない世代が増え、行政もサッカーや野球など冬季競技と関係のないスポーツの支援にシフトしているように思われます。
長野県白馬村において、ジャンプ競技の冬季における国際大会は、近年全く開催されておりません。
また、フィギュアスケートの大規模な大会(NHK杯は2015年が最後、そのほか世界選手権も、GPファイナルも全日本すらありません)も行われておらず寂しい限りです。

財政が厳しいのは承知しております。
長野オリンピック基金があったころはずいぶんと様々な大会が開催されていました。
その予算がなくなり、もはや長野にはその意欲も、お金もないのでしょうか。
基金は、夏の競技にも気前よく補助をしていました。今度はその逆で、夏の競技の収益を基金化して冬季に振り分け、国際大会の開催を誘致・会場の改修に向けることはできませんか。(提案1)

また、長野マラソンは、もともと冬季競技と関係ありませんでしたが、大会名からも「オリンピック」が消えました。冬の燈明まつりもライトアップを5色にしているだけで冬季競技の振興にはほとんど役立っていないように思われます。
1周年、5周年、10周年、20周年には記念のフィギュアスケートのショーがありました。コロナも収まりつつあり、各地でアイスショーが開催される中、長野では、何の企画もありません。せめて、25周年には記念のショーを開催するよう長野市等と連携し、今から企画、予算取りをお願いします。(提案2)

先日、オリンピックの誘致に名乗りを上げている札幌市長が視察にいらっしゃいました。招致に協力するとともに、ボブスレーリュージュ会場の整備に力を貸し、また選手の育成の強化をお願いします。
スワンプロジェクトでの成果はあまり上がっていないように見受けられますので各競技の団体等と協力し、なおいっそうの強化をお願いいたします。(提案3)

以上3点の提案についてご回答をお願いします。
財政的理由以外で、この提案について、対応できない決定的な理由があるならば、それも併せて教えてください。

回答(2022年8月2日回答)

(1回目回答)
長野県教育委員会事務局教育次長の尾島信久と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた、「長野オリンピック25周年」についてお答えいたします。

「長野オリンピック記念基金」は、NAOCからの寄付金により設置された基金で、冬季競技大会の開催への助成など、スポーツ振興に寄与してきましたが、平成21年度に事業が終了しました。この基金の残額は、県と長野市が引継ぎました。県では新たに「長野県冬季競技振興基金」を設置し、冬季競技の振興を図ってきましたが、残額がなくなったことから平成25年度をもって基金を廃止しました。
ご提案にあります「夏の競技の収益の基金化」については、現在、県が関わり実施している夏季競技の大会がないことから、実現は難しいものと考えます。
また、長野県では、長野オリンピック・パラリンピックから30年の節目となる令和10年に「第82回国民スポーツ大会・第27回全国障害者スポーツ大会(信州やまなみ国スポ・全障スポ)」を開催する予定です。県教育委員会としては、大会の成功に向け、競技施設の整備や競技力の向上に最優先で取り組むことが必要であると考えます。
北海道・札幌2030オリンピック・パラリンピックについては、札幌市からの協力依頼を受け、冬季競技を大事にしてきた県として、招致に向けた機運醸成等に協力してまいります。
「SWANプロジェクト」については、平成21年度より事業を開始し、現在52名のメンバーが将来の冬季オリンピックメダリストを目指して、トレーニングに取り組んでいるところです。2022年北京冬季オリンピックには、SWAN修了生の3名がオリンピック初出場を成し遂げました。また、世界ジュニアカーリング選手権大会2022では、修了生1名が女子選手として出場し、公式世界大会では日本勢初となる優勝という快挙を達成しました。徐々にではありますが育成・強化の成果が上がってきていると考えております。引き続き、目標でありますオリンピックメダリスト誕生を目指し、育成・強化に向けて支援してまいります。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、スポーツ課長北島隆英、担当:管理係まで、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:教育委員会事務局/スポーツ課/管理係/電話026-235-7447/メールsports-ka(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】


(2回目回答)
長野県教育委員会事務局教育次長の尾島信久と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた「長野オリンピック25周年」に関するご意見について先日お答えしたところですが、私どもの受け止めに不十分な面がありましたので、お詫びするとともに、再度検討しました結果をお答えさせていただきます。

お寄せいただきましたご提案から、長野オリンピック・パラリンピック開催に伴う様々なレガシーの承継と、冬季競技の振興・発展についての思いが伝わってまいりました。
ご提案にありますとおり、来年2023年は、長野オリンピック・パラリンピック開催から25周年となります。オリンピック・パラリンピックの会場地となった市町村とも相談しながら、25周年を記念する何らかのイベント等の開催ができないか、検討をしてまいります。

以上、ご意見への再度の回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、スポーツ課長北島隆英、担当:管理係まで、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:教育委員会事務局/スポーツ課/管理係/電話026-235-7447/メールsports-ka(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:その他)(月別:2022年7月)2022000320

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?