ホーム > 上伊那地域振興局 > 商工農林業 > 農地整備課 農業用水探検隊 見学施設紹介のページその2

ここから本文です。

更新日:2023年8月25日

上伊那地域振興局

農業用水探検隊見学施設の概要
伊那西部地区


辰野町から伊那市に至る天竜川西側の農地は昔から水が乏しく、雨水に頼った不安定な農業が営まれていましたが、西天竜幹線用水路が完成し安定した農業が営まれるようになりました。
しかし、依然として西天竜幹線用水路より上段の地域には水がないので、昭和47年度から国・県が事業主体となり、天竜川沿いの南箕輪村地先から最大毎秒約3tの水を(標高差200m以上へ)揚水し、3,287haの水田・畑(伊那市、箕輪町、南箕輪村、辰野町)に水を引く事業を実施しました。現在は果樹、野菜等の作付けが可能となりました。
 

図:探検隊位置図

 

伊那西部第1揚水機場   第2吐水槽   パセリ栽培の散水状況
写真:伊那西部第1揚水機場   写真:第2吐水槽   写真:パセリ栽培の散水状況
天竜川に流れ落ちる前に集めた水をここから農地へ送ります。
集めた水を貯める貯水槽、水を送り出すポンプ、伊那西部全体を管理する操作機械があります。
  第2吐水槽は、第2揚水機場より送られた水の出口になります。
ここから南北に延びる上段幹線水路により農地へ水が送られていきます。
  揚水機場から標高差で200m以上へ揚げられた農業用水がどのように使われているか、その一例を見学しました。
写真はパセリ栽培のビニールハウスで散水を行ってるところです。霧のようになった水が、パセリにまかれています。
第2揚水機場・第1吐水槽   雑用水の立ち上がり等 
写真:第2揚水機場・第1吐水槽  

写真:雑用水の立ち上がり等

第1吐水槽は、第1揚水機場より送られた水の出口になります。
この水槽の水は第2揚水機場により、さらに高いところにある第2吐水槽へ送られます。
また、南北に延びる下段幹線水路により農地へ水が送られていきます。
   作物の消毒に使う水や、農機具を洗ったりする水が出るところです。

 

お問い合わせ

所属課室:長野県上伊那地域振興局農地整備課

長野県伊那市荒井3497

電話番号:0265-76-6815

ファックス番号:0265-76-6819

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?