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更新日:2023年10月10日

あなたのドナー登録で救える命があります

知ってほしい 骨髄バンクのこと。

骨髄バンクとは?

骨髄(こつずい)バンクでは、「骨髄移植」などが必要な患者さんと、骨髄を提供するドナーをつないでいます。

骨髄移植を必要としている人はどんな人?

骨髄移植を必要とする主な疾患は、

  • 白血病:血液をつくる細胞の異常でがん化した血液細胞だけが増え、正常な血液がつくられなくなる病気
  • 再生不良性貧血:血液をつくる細胞の機能が低下し、血液成分が極端に少なくなる病気

などがあります。

年間約1万人の方が発症しており、そのうち、抗がん剤などの治療では治る可能性が低い患者さんが命をつなぐために骨髄移植を必要としています。

ドナーが見つかる確率は?

血のつながらない他人の場合、数百~数万分の1といわれています。

ドナー登録できるのはどんな人?

  • 年齢が18歳以上、54歳以下で健康な方
  • 体重が男性45kg以上・女性40kg以上の方
  • 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方

 提供の内容は、ドナー登録のしおり「チャンス」に書かれています。

ドナーは足りているの?

ドナーは55歳で卒業します。現在、ドナーの半数以上が40代以上で、10年以内に卒業される方は全国に約22万人います。

このままではドナーが減ってしまうため、

今、若い年代の方のドナー登録が必要です!

ドナー登録の方法は?

お金がかかる?どこでできる?時間はかかる?

  • ドナー登録は無料でできます。
  • 登録できる場所は、「移動献血車」「県内の献血ルーム(長野・松本)」「保健福祉事務所(長野・松本を除く)」です。
  • 2mlの採血、所要時間はおよそ15分です。
  • ドナー登録の流れは、動画でも見ることができます。

  日本骨髄バンクYouTube(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

ドナーとして骨髄を提供することになったら?

  1. 日本骨髄バンクから通知が届く
  2. 確認検査(医師等による問診と採血での健康チェック)を受ける
  3. ドナーと家族の最終的な提供意思を確認する
  4. 採取日程・施設の決定
  5. 採取前健康診断(詳しい健康診断を受ける)
  6. 入院・骨髄採取(入院日数は4日間程度。入院費用や病院までの交通費はかかりません。)
  7. 退院後健康診断(退院から2~3週間後に健康チェックを受ける)

骨髄はどうやってとるの?

  • 骨髄液を採取します。骨髄液は腸骨(腰の骨)から注射器でとります。
  • 手術室でうつ伏せになった状態で、骨盤の背中側、ベルトの位置より少し下の腸骨に、皮膚の上から専用の針を数カ所(腸骨には左右数十カ所)刺して、吸引します。
  • 採取する量は通常400~1200mLで、患者さんの体重に応じて採取する量が決まります。
  • 多くは全身麻酔下で行われ、所要時間は1~3時間です。

骨髄をとるのは痛くないの?痛みは続くの?

提供した直後は、採取部位(腰のあたり)の痛みを訴える方が最も多くいます。

しかし、翌日には痛みが治まり、1週間以内に元の生活に戻る方がほとんどです。

提供してから3か月後では、93.6%の方が採取部位の痛みはないと回答しています。

過去の健康被害とその対応、補償制度については、日本骨髄バンクホームページにて公表されています。

日本骨髄バンクホームページ「提供のリスク」(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

ドナーになっても仕事が休みづらいのですが・・・

県内の一部の市町村では、骨髄等の提供に係るドナーの負担を軽減するため、

ドナーとドナーが勤務する事業所に助成を行っています。

(長野県骨髄バンクドナー助成事業補助金)

もっと詳しく知りたい!

長野県ホームページの骨髄バンクのページをご覧ください。

補助金を実施している市町村や登録できる場所等の情報を掲載しています。

 

お問い合わせ

健康福祉部保健・疾病対策課

電話番号:026-235-7150

ファックス:026-235-7170

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