上田保健所管内で販売されていた「苦味の強いユウガオ」による食中毒が発生しました

長野県（健康福祉部）プレスリリース令和7年（2025年）8月1日

上田保健所管内で販売されていた「苦味の強いユウガオ」を食べたことによる食中毒が発生しました。

患者は、上田市内の販売店でユウガオを購入し、自宅で食べた1グループ2名中の2名で、食べる際に強い苦味を感じたとのことでした。

なお、患者は全員快方に向かっています。

【事件の探知】

令和7年7月31日の午前10時20分頃、患者から「7月31日にユウガオを調理して食べたところ、強い苦みを感じ、体調不良を呈した。」旨の連絡が上田保健所にありました。

患者は7月29日に上田市内の販売店でユウガオを購入し、31日午前7時30分頃に調理して食べたところ、強い苦みを感じ、約1時間後に吐き気、悪心などの症状を呈しました。
患者の症状は、ユウガオの苦味成分（ククルビタシン類）による症状と一致していました。
患者を診察した医師から、食中毒の届出がありました。
以上のことから、上田保健所は「苦味の強いユウガオ」を原因とする食中毒と断定しました。