令和７年春季賃上げ要求・妥結状況調査結果をお知らせします（最終報：６月30日現在）

長野県（産業労働部）プレスリリース令和７年（2025年）７月24日

長野県内の民間労働組合を対象に、春季賃上げ要求・妥結状況を６月30日現在で調査しました。

報告があった231組合のうち集計可能な204組合が賃上げ要求を行い、200組合が妥結しました。

調査の概要

• 調査目的　春季賃上げの妥結状況を的確に把握し、労使に情報を提供する。
• 調査日　　令和７年６月30日現在
• 調査対象　県内の民間労働組合から抽出した420組合

調査結果の概要

• 平均要求額（定期昇給含む）

　  平均要求額は15,276円で、前年同期と比べ金額で1,693円増加し、平均要求率は5.59%で、前年同期を0.40ポイント上回りました。

• 平均妥結額（定期昇給含む）

　  平均妥結額は10,420円で、前年同期と比べ金額で431円増加し、平均賃上率は3.83%で、前年同期を0.02ポイント上回りました。

特徴と傾向

• 平均妥結額及び平均賃上率は前年同期を上回り、平均妥結額は平成４年以来となる10,000円台となりました。

　  ※平成４年は加重平均、現在は単純平均による算出

　　  平成４年平均妥結額　11,448円（最終報）

• 妥結の内訳状況がわかる組合のうち、ベースアップを実施した組合は、75.5%にあたる151組合で、割合では前年同期を3.4ポイント上回りました。

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