白バイ今昔物語

日本の白バイは、昭和11年に、それまでの「赤バイ」の色が白に塗り替えられて誕生しました。「赤バイ」は、大正7年に警視庁で誕生し、車体が赤く塗られていたため「赤バイ」と呼ばれていました。

白バイの車体を白色にした理由は、ヨーロッパの各国やアメリカの白バイにならったもので、大変に目立つ色であるからとされています。また、白色は「平和と清潔」を表す色であり、白バイ隊員は、交通事故のない、安全で快適な交通社会をつくるために活動する「平和の戦士」という意味で白色になったものとも言われています。

現在、白バイは、法律によって緊急自動車とされ、その色は白色と定められています。

ここに掲載されている情報は、長野県警察として把握している情報を基に作成したものです。※各メーカーに問い合わせをするなどした情報ではありません。

歴史の中で生き続ける白バイたち

説明

活動時期
車種・排気量
昭和61年からは車種・排気量・型式

昭和30年代ころ

メグロ500

昭和30年代後半

カワサキメグロ500

昭和38年～

ホンダ305

昭和43年～

ホンダCB350

昭和44年～

ホンダCB350

昭和45年～

ホンダCB450

昭和46年～

ホンダCB450

昭和47年～

スズキGT750

ホンダCB750

昭和49年～

ホンダCB550

昭和51年～

ホンダCB550

昭和55年～

ホンダCB650

ホンダCB750

昭和57年～

ホンダCBX650

昭和61年～

ホンダCBX750・RC18

平成元年～

ホンダVFR750・RC35

平成5年～

ホンダVFR400・NC28

ヤマハFZ750・4AS1

平成9年～

ヤマハFZ750・4AS3

平成10年～

ホンダVFR750・RC35改

平成13年～

ホンダVFR800・RC49

平成16年～

スズキGSF1200P・GV75C

平成20年～

ホンダCB1300P・SC62

令和7年配置

ホンダNT1100P・SC91

白バイの活躍

白バイは交通機動隊員によって運用されています。
交通機動隊は、昭和34年に当時の警備部警ら交通課内に隊員11人で交通機動巡ら隊を発足させたのが始まりです。
その後、昭和48年に現在の交通機動隊と改称して現在に至ります。

では、白バイの活躍を写真で見てみましょう。

• 昭和49年本部長視閲で隊列を組んでの走行
  

• 平成12年オリンピック記念マラソンの先導（女性白バイ隊・ホワイトフェアリーズ）
  

• 平成15年天皇皇后両陛下行幸啓の警衛警備
  

お問い合わせ