県行政不服審査会の答申の公表の遅れがありました
長野県(総務部)プレスリリース令和7年(2025年)10月24日
県行政不服審査会の答申について、長期間にわたり公表が遅れてしまいました。
今後は、再発防止策を講じ、適正な事務処理を徹底してまいります。
事案の概要
	- 県行政不服審査会の答申は、行政不服審査法に基づき、審査請求人に写しを送付するとともに、内容を公表するものとされています。
 
	- 答申の内容は、一元的に提供を図る観点から、総務省の行政不服審査裁決・答申検索データベースで公表を行っているところですが、令和3年(2021年)3月以降の57件の公表が遅れてしまいました。(審査請求人への写しの送付は、適切に実施)
 
公表遅れの経緯
	- 当時の繁忙により遅れが生じ、その後の認識不足によって遅れの状態が続きました。
 
	- 遅れに気付いた後、公表に向けて、答申文中の個人情報(非公表部分)を特定し、他の部分を公表できるように作業を行いましたが、迅速さに欠けました。
 
是正と再発防止
	- 10月7日、個人情報の部分を非公表とした上で、答申文を総務省のデータベース(https://fufukudb.search.soumu.go.jp)へ掲載しました。
 
	- 再発防止のため、組織として公表事務の進捗管理を徹底してまいります。
 
 
※県行政不服審査会とは…県が行った処分(許可等)やその取消しについて、不服を申し立てることのできる制度が、行政不服審査制度です。不服のある方は、処分等を行った県に対して審査請求をすることができ、県は、審査を行います。県行政不服審査会は、審査請求を受けた県が、自らの判断のみで審査をしないよう、県から諮問を受け、県の判断の妥当性について第三者の立場から審査し、県に対して答申を行います。