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更新日:2026年10月21日

障がい者スポーツ推進計画の進捗管理・責任体制に関する質問と要望について

ご意見(2026年8月26日受付:Eメール等)

障がい者スポーツ推進計画は、障がいのある人のスポーツ参加機会の確保と共生社会の実現を目的として策定された重要な行政計画であると認識しています。しかしながら、計画策定後に所管が障がい支援担当部署からスポーツ担当部署へ移管された結果、計画の進捗管理や見直しに関する責任の所在が不明確となり、計画に示された課題について十分な検証や改善が行われていないのではないかとの強い懸念があります。計画の実効性を担保するために不可欠な進捗確認、評価、見直しが長期間実施されていないのであれば、これは単なる事務的な遅れにとどまらず、行政計画を実質的に機能不全に陥らせる重大な行政運営上の問題であると考えます。つきましては、以下の4点について具体的かつ明確なご回答をお願いいたします。

1.所管移管後の進捗管理について本計画の策定後、担当部署の所管変更がなされましたが、移管後において、計画に定められた施策や課題についてどの部署が最終的な責任を負い、どのような進捗管理および評価を行ってきたのかが明確ではありません。
<質問1:所管移管後、本計画の進捗管理および評価について最終責任を負う部署はどこであり、具体的にどのような点検および評価を実施してきたのか。>

2.計画見直しが行われていない理由について行政計画は策定して終わりではなく、定期的な評価および見直しによるPDCAサイクルの運用が前提となります。しかし、所管移管後において十分な見直しや検証が実施された形跡が確認できず、現場や当事者から指摘されている課題についても整理・更新が行われていないように見受けられます。
<質問2:所管移管以降、本計画の進捗確認や見直しが実施されてこなかったのであれば、その客観的かつ合理的な理由は何か。また、その期間中に行われた評価・検証の記録が存在する場合は、その内容を示されたい。>

3.2028年大会及び共生社会政策との整合性について県においては2028年の全国障害者スポーツ大会開催や共生社会実現に向けた取組が推進されていますが、その基盤となる推進計画の評価・見直しが適切に行われていないとすれば、大会開催に向けた機運醸成や理念と、実際の行政運営との間に大きな乖離が生じていると言わざるを得ません。
<質問3:県が掲げる2028年大会および共生社会の実現という政策目標と、本計画の進捗管理・見直し状況との整合性について、どのように認識しているのか。>

4.今後の対応について本件の本質的な問題は個別施策の内容そのものではなく、「計画を管理・改善する責任体制が機能していないこと」にあります。計画が形骸化しないための具体的な対応を求めます。
<質問4:
(1)本計画の点検および見直しを実施する具体的な時期
(2)放置されている課題を整理・検証するためのスケジュール
(3)所管部署変更後も計画を形骸化させないための責任体制
(4)計画評価に当たり、障がい当事者および関係団体の意見を反映させる具体的な仕組み>

本質問は特定の部署や職員を批判することを目的とするものではなく、障がい者スポーツ推進施策の実効性を確保し、行政計画が本来果たすべき役割を回復するために行うものです。一般論ではなく、「なぜ見直しが行われなかったのか」「誰が責任を負うのか」「いつまでに何を行うのか」について、明確なご回答をお願いいたします。

回答(2026年9月15日回答)

長野県観光スポーツ部長の柳井和則と申します。
県民ホットラインにお寄せいただいた、障がい者スポーツ推進計画の進捗管理・責任体制に関するご質問・要望につきまして、お答えします。

お尋ねの計画は「第27回全国障害者スポーツ大会に向けた障がい者スポーツ行動推進計画」(以下、「本計画」という)と思われますが、令和2年度末に当時の担当部署だった障がい者支援課が長野県障がい者施策推進協議会(以下、「協議会」という)や関係者の方々の意見を踏まえて、策定の取りまとめを行いました。また、その進捗管理、評価等については、環境整備、人材の育成、機会の提供等に係る「重点施策の6つの柱」の実施状況の分析や協議会での報告等を、令和5年度まで障がい者支援課が実施しました。

「質問1」と「質問2」にあります、令和6年度以降の本計画の進捗管理、評価等を担う部署や実施状況ですが、スポーツ振興課が本計画の担当部署になり、スポーツ環境の大きな変化や県の組織改正等を踏まえた「第3次長野県スポーツ推進計画」の改定(令和6年度末)で、機会の提供や理解促進等に係る本計画の一部を反映させたうえで、それらの進捗管理、評価等を実施してまいりました。
また、「質問3」にあります、共生社会実現のための政策目標と本計画の進捗管理・評価等の整合性ですが、本計画の基本方針において、信州やまなみ全障スポ(第27回全国障害者スポーツ大会)の開催を契機にスポーツを通じた障がいの理解促進、共生社会づくりを目指すことが掲げられています。そういったことからも本計画の進捗管理、評価等を適切に積み重ねることにより、本県の政策目標との整合を図ることができるものと認識しています。

さらに、「質問4」にあります、本計画の点検・見直し等に係る今後の対応ですが、今年度までの取組状況の全般を基にした進捗管理、評価等について、今年度中の協議会での報告・説明に向けて取り組みます。併せて、来年度中の策定予定としている「第4次長野県スポーツ推進計画(以下、「第4次推進計画」という)」において、本計画の進捗管理、評価等の内容を基に協議会、長野県スポーツ推進審議会や関係者の方々の意見を踏まえ、第4次推進計画への反映を行うことにより、信州やまなみ全障スポ後も見据えた障がい者スポーツの振興に資するよう努めてまいります。

結びに、回答が遅れたことをお詫びいたします。
以上、ご質問・要望への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、スポーツ振興課長:井澤克行、担当:パラスポーツ係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:観光スポーツ部/スポーツ振興課/パラスポーツ係/電話026-235-7108/メールparawave(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:保健・医療・福祉)(月別:2026年8月)2026000286

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

※本件の回答に関するお問い合わせは、回答文末に記載の担当課(係)までお願いいたします。

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