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更新日:2025年8月1日
長野県(観光スポーツ部)プレスリリース令和7年(2025年)8月1日
長野県では北アルプス等を中心に夏山遭難が相次いでいることから、主要登山口において、疲労や発病、転滑落など山岳遭難の誘因となる「脱水」の危険性や、効果的な水分・塩分補給の必要性について啓発活動を実施します。
① 8月8日金曜日 7:30~11:00 栂池自然園ビジターセンター前(小谷村)
② 8月9日土曜日 5:00~9:30 上高地インフォメーションセンター前(松本市)
③ 8月10日日曜日 8:00~11:00 奥上高地 横尾山荘前(松本市)
❊小雨実施、荒天中止。配布物品がなくなり次第終了
主催 長野県山岳遭難防止対策協会
協力 長野県山岳遭難対策特別アドバイザー・国際山岳医 大城 和恵 氏
-プロフィール-
長野県出身。医学博士。山岳医療修士。2010年英国にて日本人として初めて「UIAA/ICAR/ISMM認定 国際山岳医」取得。
2018年5月、日本人女性医師として初めてエベレスト登頂。同年10月、長野県山岳遭難対策特別アドバイザー就任。
大城 和恵氏の監修の下、登山中の「脱水」の危険性や効果的な水分補給など脱水症対策のポイントを登山者に直接アドバイスするとともに、株式会社大塚製薬工場から提供いただいた経口補水液「OS-1」を配布します。
また、主要登山口に設置している「登山相談所」の活用、「信州 山のグレーディング」を参考にした体力・技術にあった山選び、登山計画書の提出などについても呼びかけます。
長野県では北アルプス等を中心に山岳遭難が相次いで発生しています。
(7月1日~7月31日の数値。7月31日現在)
区分 | 発生件数 | 死者 | 負傷者 | 無事救出 | 遭難者数 |
令和7年7月 | 64件 | 4人 | 34人 | 29人 | 67人 |
(うち北アルプス) | 47件 | 3人 | 25人 | 22人 | 50人 |
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