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更新日:2018年11月26日

上伊那地域振興局

平成30年度「地域発 元気づくり支援金」事業を紹介します


平成30年度「地域発 元気づくり支援金」事業実施結果(52団体55事業)

平成30年度に「地域発 元気づくり支援金」を活用して実施した事業について紹介いたします。
事業名をクリックしていただくと、実施団体から提出された事業総括書(事業内容・事業効果など)をご覧いただけます。(PDF形式) 

番号

事業名

団体名

事業内容

事業費(円)

うち支援金額(円)

講評

1 地域協働の推進
1 まちなか再発見!住民まちづくり学校事業(PDF:162KB) 箕輪町 伊那街道の宿場町として栄えたJR伊那松島駅周辺の魅力再発見を行うため、地域住民を対象とした「地域まちづくり学校」を開講した。 988,200 741,000 「住民まちづくり学校」の開催により、住民がまちづくりについて学ぶ機会となったが、今後、この事業で生まれた企画がいかに実現されるかが課題となる。
2 「ふるさと中川村」の魅力再発見!発足60周年記念事業(PDF:130KB) 中川村 平成30年に発足60周年と「日本で最も美しい村」連合加盟10年を迎えることを記念し、村民の意識向上を図った。 1,161,113 851,000 村内の美しい村の応募やフォトコンテストなどにより美しい村を将来引き継いでいくための機会を得られたが、60周年記念事業と併せて実施した経緯もあり、今後の継続性が課題である。
3 まちづくり塾の開催とにぎわい創出事業(PDF:157KB) 高遠コンサベーションプロジェクト 西高遠地区の蔵などを会場に、空き家の活用など地域資源の活用などに関する「リノベーションまちづくり塾」を開催するとともに、「灯篭まつり」にあわせて古民家を活用した生け花展等を実施し、高遠の魅力発信を図った。 397,872 316,000 予定していた外部講師を招くことができなくなったものの、高遠らしい景観を活かし、継続的なひとづくりや地域資源の活用について意識醸成ができた、
4 地域共生に向けた居場所づくり(PDF:160KB) YandS 子どもから高齢者、障がいのある住民が「ごちゃ混ぜ」に参加することが出来る居場所作りを図るため、駒ケ根駅前の空き店舗を交流拠点として整備した。 2,308,504 1,740,000 目的としていたこどもカフェと呼べるような集いの場としては物足りないという自己評価があるものの、自立運営の見通しなどまで立てることができ、多様な人の集いの場として実績を残すことができた。
5 赤穂学校校歌生誕100年!「校歌とフットパスで知るまちの昔」(PDF:181KB) まほろばの里研究会 赤穂学校校歌を題材とし、古道や歴史財産を活用した「校歌フットパス」を行うとともに、「世代と地域を繋ぐ眉月弧ジャンボリー」を開催した。 1,061,000 848,000 観光資源としての側面を持つ「歴史フットパス」を通じ、学校教育での活用もできた。
6 景勝地めぐりサイクル&ウォーキング(PDF:188KB) 箕輪町観光協会 新たなサイクル・ウォーキングコースを開拓するため、8月に「景勝地めぐりサイクル&ウォーキングinかやの」を開催し、夏の高原サイクル&ウォーキングを実施する。また、11月に「景勝地めぐりウォーキングinもみじ湖」を開催した。 1,821,130 1,187,000 初のサイクリングイベントは参加人数が伸びなかったほか、ウォーキングイベントでは会場のキャパオーバーが課題となったが、参加人数には一定の効果が見られる事業であり、運営の見直しなどにより、次の展開が期待される。
2 保健、医療、福祉の充実
7 こまがね健康ステーション A(歩く)→C(からだチェック)へ(PDF:210KB) 駒ヶ根市 平成29年度に開発したパソコンなどで自分の健康に関する記録が確認できる「マイページ」に、血圧・体重・体温を計測できる活動量計を活用した機能を追加し、セルフチェックできるシステムを構築した。 1,024,038 707,000  活動量計を活用したシステムにセルフチェックができる機能等を追加し、このほかウォーキング講習会の開催など取組みの広がりを図ることにより、住民の健康意識を向上を図った。
8 社員も会社も地域も「健幸」になる!健康経営トライアル事業(PDF:177KB) 伊那商工会議所女子会プロジェクト 社員の健康に関する意識を高め、健康づくりを推進するための「健康経営セミナー」や休日に従業員やその家族が参加できるウォーキングイベントを実施する。また、業種別の「職場でできる簡単ストレッチ」を考案した。 952,759 762,000 「健康経営」への関心が高まり、「健康経営優良法人認定」企業が2社から7社へ増加するなど、取り組みを周知できた。
9 障がい児の健康支援に向けたパイロット事業(PDF:151KB) 一般社団法人 上伊那歯科医師会 歯科医療従事者等を対象とした障がい児の口腔保健に関する研修会や、上伊那地域の障がい児の健康支援に関する公開講座を開催し、障がい者へ口腔ケアに関する理解を深める契機とした。 784,124 585,000  ノウハウの少ない障がい児・者への口腔検診やその手法に関する研修会等を実施することで、学校や保護者と連携し、障がい児等の自立を支援する機運の醸成を図った。
10 宮田村食育MogMog ママの薬箱事業(PDF:176KB) みやだ食育MogMog 幼児期の子どものいる母親を対象とした「MogMogステップ」等の体験型ワークショップや、食育に関する地域との連携をより深く学ぶ講座「MogMogチャレンジ」等の講座を開催した。 600,479 450,000 食を通じた健康意識の向上を図るとともに、地元食材を使用した体験型ワークショップや、休日に親子で参加できる「MOGMOGファミリー」などの催しなどを行い、地消地産の推進を図った。
3 教育、文化の振興
11 南箕輪村フラッグフットボール感謝祭(PDF:619KB) 南箕輪村 大芝高原で小学生のフラッグフットボール(プレイヤーの腰の左右につけた「フラッグ」を取ることで攻守が入れ替わるなど、子どもを含む幅広い層が参加できるよう考案されたスポーツ)日本選手権大会を開催した。 958,200 582,000 全国規模の大会を開催したことで、村の認知につながったほか、村内小中学校での取り組みも進んだ。
12 シッティングバレーボール教室(PDF:150KB) 伊那市総合型地域スポーツクラブ 障がいのある方と健常者が一緒に競技できるシッティングバレーボールを通して、障がいの有無に係らず幅広い層に競技への参加を促し、スポーツの楽しさや共に助け合う環境づくりを図った。 1,016,000 495,000  事業を通して、障がい者と健常者が共に集える場所と機会を提供することができ、今年度の活動により参加者が主体的に活動を継続していく見通しが立った。
13 よさこい・いな来い・みな恋フェスタ(PDF:152KB) 信州伊那よさこい乱舞竜. よさこい踊り及びよさこいに限らず、様々なジャンルの踊りを披露する「よさこい・いなこい・みな恋フェスタ」を開催し、地域住民の交流を図るとともに、よさこいを通じ上伊那地域の魅力を発信した。 1,215,217 481,000 よさこいのイベントには500名以上の参加があり、趣味の集まりにとどまらない、地域の賑わい創出に寄与した。
14 「伊那市中学生キャリアフェス」開催(PDF:157KB) 伊那市中学生キャリアフェス実行委員会 市内全中学2年生を対象とした「伊那市中学生キャリアフェス」を開催する。市内の企業や団体が中学生に向けて自社の紹介や体験談を伝えることで、中学生が地域のことを知る契機とし、将来伊那市を支える若者人材を育成した。 1,272,350 670,000 参加した中学生が知らなかった伊那市の文化などを知ることができたと同時に、出展者らの大人と中学生がお互いの夢や地域の未来について語り合う機会となった。
15 手作りのバレエコンサート開催事業(PDF:136KB) 伊那楽友協会 上伊那地域の子どもたちと、国内外で活躍する高いレベルのダンサーがともにひとつのバレエコンサートを作り上げることで、上伊那地域の音楽教育の向上を図った。 942,680 707,000 当初予定していた会場が利用できなかったものの、参加する子どもたちが協働で舞台を作り上げたという経験が、音楽教育を通じた人材育成の機会になった。
16 あかりこどもカフェ~郷土食を作って食べよう~お弁当を作ろう(PDF:150KB) NPO法人辰野自立生活支援の会 あかり 上伊那で培われきた郷土食や食事の大切さを子ども達に伝える居場所として「あかりこどもカフェ」を定期的に開催した。 409,771 327,000 こどもカフェは1回平均27.8人の参加があり、おおむね安定して定期開催ができた。事業を通じて子どもたちへ食の大切さを伝える取り組みとすることができた。
17 重要文化財 木造十一面観音立像沿革誌編纂事業(PDF:215KB) 上島区 重要文化財である木造十一面観音立像の沿革をまとめた冊子を発行した。 876,000 657,000 地域住民で文化財の資料収集などを行い沿革誌を発刊できたことにより、郷土愛を高めることができた。
18 いいじま“キッズファーム”(農育)(PDF:165KB) BTW 子どもたちが栽培から販売まで農業の一連を体験できる農育事業「”いいじま”キッズファーム」を実施した。 1,604,394 901,000 猛暑の影響を受け、計画通り実施できなかった部分もあるものの、子どもたちが栽培から販売まで農業の一連を体験する事業のなかで、将来の農業の後継者育成に寄与する取り組みとなった。
19 伊那街道の旧宿場町を基盤に、上伊那の歴史・文化拠点を創出する事業(PDF:249KB) 宮田村の景観を考える会 地元区や企業、福祉施設等、多くの団体と連携し、 「蔵と町家を活かした文化拠点づくり講演会」等のイベントを実施するとともに、ツアーのガイド等人材育成のために「まちなか探検ガイドツアー」や「まちなか博物館」等を行った。 1,701,684 1,201,000 蔵などの地域資源を活用した中心市街地の活性化のため、地元区や企業、福祉施設等、多くの団体と連携を行いながらイベントを実施することで、地域一丸となったまちおこしに関する機運の醸成を図った。
20 ハロフェスいな2018~ハロウィンがリニアにのってやってくる~(PDF:176KB) 伊那商工会議所青年部 リニア中央新幹線の開業を見据え、子育て世代を中心に若年層へ地域の将来像等を描く契機とした。 1,183,340 808,000 リニア中央新幹線開通の広報啓発を絡めたハロウィンイベントであり、1600名の来場者があったことなどから、多くの効果が期待できる。
21 春の全国伊那駅伝 全国へ上伊那の魅力発信事業(PDF:136KB) 春の高校伊那駅伝大会実行委員会 春の高校伊那駅伝を全国に放映することで、上伊那地域の魅力を広くPRし、上伊那地域への交流人口を増やした。 2,700,000 675,000 前年までと同様、BSによる全国放送を実施することにより、上伊那地域の魅力を広くPRするとともに、上伊那地域の駅伝文化を地域内外へ周知した。
5 環境保全、景観形成
22 天竜川シンポジウム(PDF:343KB) NPO法人天竜川ゆめ会議 環境や景観に対する地域全体の意識の向上を図るため、一般住民、行政、川づくりを担当する設計・施行業者、河川環境研究者を対象とした「天竜川シンポジウム」を開催した。 746,110 559,000  天竜川流域における課題を明確化し、地域住民や行政等が協力しながら課題解決方法を討論することで、環境や景観に対する地域全体の意識向上を図った。
23 天竜川の美しい環境・自然とヤナ風景を守る(PDF:320KB) 「天竜川の美しいヤナ
風景を守る」会
天竜川に唯一残っている落ち鮎のヤナ場の保全修理を行うとともに、「やな祭り」等ヤナを活用したイベントをやな場や学校で行った。 4,016,485 2,709,000 今後の維持管理などの見通しに課題が残るものの、ヤナの保全作業や河川環境保全など各作業に100人以上が参加するなど住民による協働性が見られた。
6 産業振興、雇用拡大
 (1) 特色ある観光地づくり
24 「パノラマ伊那市」観光誘客推進事業(PDF:195KB) 伊那市 木曽福島駅から伊那市駅を経由し、南アルプスの玄関口である仙流荘を直接結ぶ二次交通バス(パノラマライナー)の運行や、誘客促進を図るためウォーキングイベントを実施する。 2,175,760 1,740,000 乗車人数は1便当たり6.8人、一日当たり8.5人と多いとは言えないものの、年々増加しており、観光誘客に向けたPRにより、利用者の増加に向けた取り組みが進められることを期待する。
25 JICA・JOCAと連携した駒ヶ根・グローバル・ユース・キャンプ事業(PDF:174KB) 駒ヶ根市 JICA(独立行政法人国際協力機構)駒ヶ根訓練所で、JOCAと連携し、上伊那地域出身の学生を主に対象とした語学教育や、諸外国の異文化理解に係る講座「グローバル・ユース・キャンプ」を開催した。 928,140 696,000 グローバル・ユース・キャンプの実施により語学力、コミュニケーション能力や主体性・積極性、異文化理解力などを身に付けて、様々な分野で活躍できるグローバル人材の育成に寄与した。
26 上伊那地域観光戦略 広域DMOにむけて(PDF:176KB) 一般社団法人 長野伊那谷観光局 地域が主体となって行う「地域連携DMO」の平成30年9月の設立に向け、外部の専門家を招聘するとともに、上伊那観光地域づくりに対する地域全体の一体感の醸成を図るため観光商品の開発及びそれらを掲載した「ご当地パンフレット」を制作した。 7,075,591 5,660,000  10月に地域連携DMO「長野伊那谷観光局」が設立され、民間主体・行政支援を核とした新組織体制が確立された。
27 「信州伊那谷ガレット」による上伊那の新しい文化発信事業(PDF:192KB) 信州伊那谷ガレット協議会 伊那谷ガレットの発信力を強化するためのパンフレット「信州伊那谷ガレット」を作成するとともに、地域内外向けの各種イベントへの出店や主催イベント「ガレットマルシェ」を開催する。また、中山間地でそば栽培を「知る」ワークショップ「ガレット・ラボ」を開催した。 1,080,960 864,000 主催イベントでは1,760人の集客があったほか、小学校の総合学習でガレットを題材として用いられるなど、様々な視点からガレット文化の発信が行われ、伊那谷の新たな食文化として定着の兆しが見られた。
28 西箕輪山麓マウンテンバイクフィールドプロジェクト(PDF:479KB) 西箕輪地域協議会 地域の新たな資源として、自然や歴史に触れながらマウンテンバイクで走るコースを経ケ岳山麓に整備し、マウンテンバイクを活用したイベント開催による地域の交流人口の拡大を目指した。 3,753,133 2,353,000 単年度事業としてマウンテンバイクコースが整備された。次年度以降、当該コースが観光資源として活用されることが期待される。
29 「2018山の信州・南へ」伊那路・木曽路広域観光宣伝事業(PDF:187KB) 伊那路・木曽路広域観光連携会議 伊那路・木曽路の美しい風景をテーマにしたフォトブック・イメージ動画の製作及び横浜で開催するアウトドアイベント(mont-bell)に誘客促進のため参加する。また、山岳高原の魅力を効果的にPRするため、首都圏メディア関係者を招聘した。 3,089,950 2,471,000 広域観光における連携強化により、新たな誘客促進活動へのステップアップが図られた。
30 早太郎温泉広域連携 観光まちづくり事業(PDF:160KB) 早太郎温泉事業協同組合 ほたる祭り会場等へのシャトルバスの運行及び温泉ブランディング事業として、早太郎温泉のブランド力向上を図るため講師の招聘やアフターDCに絡めたチラシ、ポスターなどを発行し、早太郎温泉のPRを図った。 2,388,141 1,788,000  上伊那地域の観光資源を活用し、地域一丸となって観光振興を図る機運の醸成を図った。
31 伊南地区広域DMO設立促進事業(PDF:169KB) 一般社団法人駒ヶ根観光協会 伊南地区広域DMOの平成31年度の法人設立にむけ、該当市町村とともに経営に着手できる体制を整えるため、DMOマーケティング調査事業やDMO講演会等の事業を行った。 5,706,208 4,452,000  伊南4市町村の観光振興に関する機運の醸成を図るとともに、次年度のDMO設立へ向けた足がかりとなった。
32 駒ヶ根大使村プロジェクト(PDF:157KB) 駒ヶ根国際交流事業実行委員会 世界各国の文化発信拠点の整備を目指す駒ヶ根市の「大使村構想」により、JICA・JOCA及び世界各国の大使館と協働で、駒ヶ根市民と各国大使館との交流事業を実施するとともに、6月に日頃の交流を紹介するイベントを実施した。 3,340,219 2,652,000 地元の地域づくり団体と行政、JOCA、JICAが一体となり取り組んだ事業であり、イベントには1500人が参加するなど国際交流、にぎわい創出など様々な側面から地域のPRにつながった。
33 「第6回飯田線と天竜まったり散歩」(PDF:156KB) 上伊那北部観光連絡協議会 飯田線を活用したウォーキングイベント「第6回飯田線と天竜まったり散歩」を開催するとともに、ゴール後の参加者に巡回バスを使用して赤そばの里などの散策を促した。 1,016,601 604,000 雨天に見舞われたものの48名の参加があり、天竜川や飯田線などの地域資源を生かしたイベントとして実施することができたが、観光イベントとしての展開に課題が残った。
34 地域資源を活用した「大芝高原総合ネイチャーアクティビティイベント」事業(PDF:148KB) 大芝高原総合ネイチャーアクティビティ実行委員会 村の有用な資源である大芝高原の魅力を活用したイベント「芝フェス(8月開催)」やヨガ体験等多様なアクティビティ体験により、健康増進や交流人口の増加を図った。 1,915,228 1,326,000  村の有用な資源である大芝高原の魅力を活用したイベントやアクティビティ体験を実施し、健康増進や交流人口の増加を図るとともに、出会いの場の創出を図った。
35 坂バカ集まれ!中山間地を漕いで走って村おこし事業(PDF:184KB) 信州なかがわ陣馬形山ヒルクライム実行委員会 中川村内の河岸段丘から陣馬形山頂への自転車レース「信州なかがわ陣馬形山ヒルクライム」を行う。また、関連イベントとして子ども向けレース等も行った。 3,069,167 936,000 天候によって中止を余儀なくされたことはやむを得ないが、当初の計画にない大幅な出費が計上されるなど、計画性に課題がある。
36 いいじまおみやげ大作戦!(PDF:140KB) 飯島町観光協会 新たな「飯島のおみやげ」の開発と移動販売のための軽トラックを整備し、観光客の満足度向上と観光協会員の収益向上を目指した。 928,271 672,000 目的の一つとしていた観光協会会員巣は微増に留まったものの、販売に協力してもらった事業者数や商品数は目標を大幅に上回った。
 (3) 森林づくりと林業の振興
37 上伊那発!ぬくもり実感・森林の循環発信事業(PDF:195KB) 上伊那林業振興協議会 ナラの種を撒き育てる「木育事業」を伊那市内の4つの小学校で実施するとともに、森林・林業への理解を深めるため、小学校に地域産カラマツを使用した腰壁板や学習椅子を設置した。 4,528,544 3,021,000  木育事業の充実により、森林・林業への理解を図るとともに、子ども達が上伊那産の木材にふれる機会を創出するために学習机天板などを整備した。
 (4) 商業の振興
38 Open“INA”Vation!伊那の地域資源・地域人材再発見事業(PDF:161KB) 伊那商工会議所 伊那の魅力的な地域資源を活用するために、食料産業や六次産業化等、新商品開発の促進に向けた塾を開催した。 499,151 350,000 目的の一つとしていた新商品の開発には至らなかったものの、講座に108人が参加し農産加工に対する知識習得、新商品開発の機運が高まった。
 (5) その他(産業の振興及び雇用の拡大)
39 地域の人材が地域で学び地域で活躍する風土醸成事業(PDF:225KB) 上伊那産業振興会 産業界を中心に関係機関が一体となって長期的に若者人材に育成を図るため、小学生に社会問題への意識向上を促す環境出前授業や子ども科学工作教室を実施する。また、9月に県南信工科短大と連携した「人材ふれあいフェア」を開催する。 4,709,908 3,365,000  地域が一体となって総合的・体系的に若者を中心に人材育成を行う事業であり、人材ふれあいフェアの参加人数も大幅に伸びており、今後の成果が期待できる。
40 元気ビジネス応援隊事業(PDF:282KB) 上伊那産業振興会 管内企業の得意分野をまとめた冊子(得意技シート)について、全企業を掲載した完全版の冊子を発行するとともに、ホームページに最新の情報を掲載した。 1,781,693 1,425,000  地域の民間企業OBが中小企業にアドバイスをするというビジネスモデルの仕組みづくりを行う中で、アドバイザーの増員や問い合わせ・マッチング件数の増加などの成果が見られた。
41 上伊那地域若者人材確保促進事業(PDF:159KB) 上伊那地域若者人材確保連携協議会 上伊那地域出身の学生を対象とした「就職準備合宿」を開催し、同年代の学生や上伊那地域の企業に就職した先輩職員との交流を通じ、上伊那地域でのUターン就職希望者の増加を図った。 786,552 536,000 就活協定の形骸化の影響を受け、一部企画が中止となってしまったものの、前年度の就活準備合宿参加者の半数以上が上伊那地域での就職を予定するなど、一定の効果が見られた。
42 ソースかつ丼フェスティバル&ファンミーティングin駒ケ根(PDF:192KB) 駒ヶ根商工会議所 全国の他地域を招いたイベント「ソースかつ丼フェスティバル&ファンミーティングin駒ケ根」を開催した。 4,692,280 1,605,000 イベントを通じて、ソースカツ丼の文化をさらに広められたほか、観光客による地元ソースカツ丼店の売り上げの向上に寄与した。
43 SNOOアウトドアフェスティバル2018in駒ヶ根(PDF:202KB) 南信州アウトドア協議会 アウトドア関連商品の展示やアクティビティーを体験できる「SNOOアウトドアフェスティバル2018 in 駒ケ根」を開催した。 3,827,008 2,508,000 年度明け早々の事業着手となり様々な調整を余儀なくされたものの、県南部の自然やアウトドアを含む観光資源をPRできたほか、出店企業や人の交流もできた。
44 都市と農村を繋げる観光農園作り(PDF:149KB) 千人塚農園カモミール 遊休農地25aを活用して住民自らがハーブ農園づくりに取り組むとともに、都市と地元住民との交流を図る「農園作りワークショップ」等ハーブを活用した新たなイベントを開催し、観光資源の創出を図った。 924,164 410,000  遊休農地を活用して住民自らがハーブ農園づくりに取り組むことで、上伊那地域に新たな観光地の創出を図る事業であり、イベントには500人を超える参加者が訪れるなど賑わいを創出する効果がみられた。
45 made in なかがわ テント市による村おこし(PDF:143KB) 中川村商工会 住民が自由に参加できるテント市「Madeinなかがわテント市」を開催するとともに、希望する村内の住民に、テントの貸し出しを無料で行う。 1,885,734 1,278,000 テントの貸し出し回数が伸びておらず、今後どのように周知するのかなど、テント貸し出しの運用方法とPR方法に課題が残る。
8 その他地域の元気を生み出す地域づくり
46 飯島町の知名度アップ大作戦(PDF:158KB) 飯島町 農業をテーマに、農業等に興味がある都市圏に住む方を中心に、「農業」と「景観」を組み合わせた滞在型「田舎暮らし体験」を実施するとともに、農業体験・農業インターン事業や移住セミナーなどでPRした。 1,565,036 940,000  まちの活力を維持するため、「農業」と「景観」の観点から交流人口や移住定住者を増やす取組であり、就農者や農業法人への就職があるなど実績が見られ、さらなる効果が期待できる。
47 上伊那地域移住定住事業(PDF:151KB) 上伊那広域連合 楽園信州移住相談センターとして移住相談会や移住セミナーを実施する。セミナー参加者に上伊那管内の市町村風景を写したブックカバー及び移住関連資料を入れるバッグを配布した。 2,760,245 2,208,000  8市町村を1つのエリアとして広報活動を行うことで上伊那地域全体の知名度向上を図り、移住定住の促進に寄与した。
48 JR飯田線活性化期成同盟会 イベント列車事業(PDF:134KB) JR飯田線活性化期成同盟会 「JR飯田線秋の吞み歩きトレイン」を運行し、出発駅の伊那北及び駒ヶ根駅から、折り返しの飯田駅でお酒のふるまい行い相互の地域の交流拡大を図るとともに、飯田線の活用を促すために地元タレントなどによるトークショー等を開催した。 1,523,762 928,000 イベントを通じて飯田線の利用促進につながるPRを実施することができた。
49 地域の魅力発信 動画を活用した移住定住推進事業(PDF:178KB) 田舎暮らし駒ヶ根推進協議会 移住定住の推進を図ることを目的に、移住者の声がわかる動画を作成し、東京等で実施する移住相談会で活用した。 884,000 707,000 移住希望者向けに、移住者の体験談を情報発信することができるようになった。
50 JR飯田線活性化期成同盟会イベント列車(駒ケ根市)(PDF:164KB) JR飯田線活性化期成同盟会 飯田線を活用を促し、小学生以下の親子連れが飯田動物園を懸隔するために、駒ヶ根駅から飯田駅までの臨時列車「JR飯田線周辺魅力発見ZOOトレイン」を運行した。 501,930 401,000 参加募集開始当日に申し込みが定員に達するほどの反響があり、当日は65名が参加。子ども向けに鉄道に乗る楽しさを伝え、保護者向けに飯田線駅周辺の観光の提案を行うことができた。
51 異業種・異文化交流ができるコミュニティスペースづくり(PDF:146KB) おちつき 駒ヶ根駅前の商店街の一室を改装し、コワーキングスペース(事務所スペースを共有し使用)として整備する。週末などは一般の住民も使用可能なコミュニティスペースとして活用した。 437,253 327,000 地域の若者を中心とした中心市街地のにぎわい創出に寄与するための取り組みのための拠点整備であり、今後の活用が期待される。
52 みんなでつくる 僕たちの映画館(PDF:153KB) 僕たちの映画館実行委員会 箕輪町の新たな魅力として、地域の若者が主体となり、もみじ湖(箕輪ダム)周辺の野外で、「僕たちの映画館」として映画を上映した。また、地域住民の交流を図るためのワークショップも開催した。 748,060 455,000 悪天候にも関わらず200人以上の来場があったことなど実績からも、今後の事業継続が期待される。
53 お手軽タクシー運行事業(PDF:157KB) 東春近地区協議会 お手軽乗合タクシーを運行して、地域住民の公共の交通手段を確保し、これからの地域に最適な公共交通の在り方を検討した。 641,936 513,000 一便あたり1人以上の乗車があり、また乗り合いも38便あったことから、当初計画していた目的がおおむね果たせたものと考えられ、今後の展開が期待される。
54 女性の視点を生かしたtsukutCiaoブランドの拠点づくり(PDF:149KB) NPO法人ふるさとづくり・やらまいか 消費者を巻き込んだ商品の開発、販売を企画し、中川村産農産物の新たな活用を図り、村内外に通じる「tsukutCiao」ブランドを創出した。 1,027,486 786,000 予定通り5回のワークショップを開催し、村内女性の意見を聴取できたが、集客や告知方法に課題があった。
55 地域おこし集いの場 井戸端会議で地域の魅力を再構築(PDF:179KB) 井戸端会議実行委員会 様々な地域課題に取り組む団体がワークショップ等を通じて協力し合い、それぞれの活動の発展や新たな事業の創出、また新たに住民が地域づくり活動に参加するきっかけづくりにつながった。 607,150 453,000 地域づくりに携わる人たちとのネットワークが広がったほか、精神の障がいのある方の居場所づくりによって活動に参加を始めた人もいて、一定の効果があった。

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お問い合わせ

所属課室:長野県上伊那地域振興局企画振興課

長野県伊那市荒井3497

電話番号:0265-76-6801

ファックス番号:0265-78-2116

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