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更新日:2023年7月5日

感染症情報(2023年第26週)

長野県(健康福祉部感染症対策課)プレスリリース令和5年(2023年)7月5

2023年第26週(2023年6月26日~7月2日)の感染症の発生情報です。

全数把握感染症

結核1例、潜在性結核感染症1例、腸管出血性大腸菌感染症1例、レジオネラ症1例、侵襲性髄膜炎菌感染症1例、梅毒2例の届出がありました。

定点把握感染症

ヘルパンギーナが定点あたり7.85人で前週比約2倍となり、流行警報レベルの基準値(定点あたり6.0人)を超えました。発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴としたウイルス性の咽頭炎で、乳幼児を中心として主に夏季に流行します。患者の咳やくしゃみ、便などにウイルスが含まれており、飛沫感染やウイルスが付着した手や物を介した接触感染・経口感染により感染します。トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には石鹸・流水による手洗いを励行し、タオルの共用を避ける、症状がある場合の咳エチケットなど、感染予防に努めましょう。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は定点あたり5.91人で先週より増加しました。
日頃から体温や健康状態のセルフチェックをしていただくとともに、適切なマスクの脱着、手指消毒、換気などの基本的な感染対策を心がけましょう。

第27週は、7月12日(水曜日)発行予定です。

 

「長野県感染症情報」も併せてご覧ください。

ヘルパンギーナ・RSウイルス感染症に注意しましょう

夏に小児がかかりやすい感染症である「ヘルパンギーナ」と、主に秋から初冬にかけて乳幼児の間で流行する「RSウイルス感染症」の報告数が急激に増加しています。
今後、さらなる感染の拡大が懸念されますので注意しましょう。

長野県内における発生状況

県内の小児科定点医療機関(54か所)から、6月26日~7月2日(第26週)に報告された「ヘルパンギーナ」の報告数は定点あたり7.85人で、流行警報レベルの基準値6.0人を超えています。また、「RSウイルス感染症」は2.31人となっており、「ヘルパンギーナ」、「RSウイルス感染症」ともに例年より早い時期での流行が見られます。

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感染予防のポイント

  • 石けんと流水による手洗いをしっかりと行いましょう。
  • 集団生活ではタオルの共用は避けましょう。
  • おむつの交換などは、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしましょう。
  • 咳などの症状がある場合は咳エチケットを心がけましょう。

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お問い合わせ

所属課室:健康福祉部感染症対策課

担当者名:伊藤、二本松

電話番号:026-235-7148

ファックス番号:026-235-7334

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