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更新日:2017年7月31日

ツキノワグマによる農業被害を防ぐために

 

ツキノワグマによる農業被害を防ぐために

 


 野生動物にとって夏は、エサになる食べ物が不足する季節です。
 クマにとっても山のエサが不足する季節なので、里に降りてきて農作物等の被害を引き起こすことが多くなります。
 平成11年、12年においても、8月、9月初旬に農業被害の9割近くが集中しています。


農業被害防止には電気柵が有効です


 クマによる農業被害は、基本的には電気柵で防ぐことができます。
 実が熟す直前から収穫までの間を防げばいいので、簡易型の電気柵でも十分効果が期待できます。

 また、作物の収穫時期に合わせて、同じ柵を使いまわすこともできます。

簡易柵の例

      *1手前に1本副線を設置すると更に効果的。
      *2電圧は8千ボルト以上が効果が高い。

 


☆電気柵は、電線に草や木が触れると、漏電してしまって役に立ちません。時々見回っ て草刈をすることが必要です。

 

里に呼び寄せないことが大切です!

 

 クマはトウモロコシが大好きです。トウモロコシに誘われて出やすくなります。
 トウモロコシに誘われて出て来たクマが、他の作物を荒らしてしまうこともあります。
 クマの棲んでいる地域の山の際でトウモロコシを栽培するときは、ぜひ電気柵を付けてください

 また、畑の隅に自家用のトウモロコシを作ることがありますが、他の作物が荒らされてしまう原因にもなります。ご一考をお願いします。

 山際の畑の隅に放置された生ゴミ や収穫残滓もクマを呼び寄せてしまいます。呼び寄せられたクマは、近くの畑を荒らすことになってしまいます。

 生ゴミに餌付いたクマは、人を怖がらなくなってしまい、人身事故の原因になってしまったりします。
 サルなど他の鳥獣による被害の原因になってしまうこともあります。
生ゴミ等はしっかり片付けましょう。

 被害を受けてしまうことそのものも、クマを呼び寄せる原因になってしまいます。被害を出さないように早めの対策をとりましょう。

駆除すれば防げるの

 クマによる被害に対しては、昔から駆除も行われてきました。当面の被害はそれで収まるように見えます。でも、次の年にまた被害が起きていないでしょうか?
 例えクマの駆除をしたとしても、クマを呼び寄せる原因をなくさない限り、また他のクマが出てきて被害を起こしてしまいます。
 出没してしまう環境を改善する。つまり元を断たない限り、クマを絶滅させてしまうまで被害が収まらないということになりかねません。

 また、生け捕りにしたクマに人間の怖さを教え込んで山に放す「学習放獣」(お仕置き放獣とも言います。)も、最近、各地で行われています。
 人間の怖さを覚えたクマが地域に定着すれば、他のクマが出てきづらくなるという効果も期待できます。

 駆除だけでなく、いろんな対策を組み合わせることを検討してみてください。

人身事故にも気をつけてください!

 この時期は、人身事故も多くなります。
 クマの出没するような地域では、クマに人間の存在を知らせるため、鈴を鳴らしたり、ラジオをつけて行動しましょう。
 特に、明け方や夕暮れ時はクマの活動が活発になりますので、作物を暗いうちから収穫する「朝取り」は、非常に危険です。特に注意が必要です。


*電気柵や学習放獣の普及のために、指導や施設の貸し出しを行っている民間団体もあり   ますので、最寄りの地域振興局までご相談ください。



お問い合わせ

林務部森林づくり推進課鳥獣対策・ジビエ振興室

電話番号:026-235-7273

ファックス:026-235-7279

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