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更新日:2014年4月1日

ツキノワグマによる人身被害を防ぐために

ツキノワグマによる人身被害を防ぐために

 自然豊かな長野県にはツキノワグマをはじめとする野生鳥獣が数多くが生息しています。

 クマとの遭遇による人身被害を防止するため、山際の耕地や道路、森林内では以下のことに十分気を付けてください。

bearツキノワグマとの遭遇を避けるbear

 クマは本来、木の実や草の実などが主食の温厚で臆病な動物で、通常は、人間に気が付けば、自ら逃げたり、身を隠したりするため、出会うこと自体めったにありません。

 

 

ツキノワグマの生態と特徴

 

 

[分布]

本州、四国、九州(絶滅?)で生息するとされるが、西日本では絶滅の恐れがある。

[食性]

雑食性であるが、植物食への依存度がとても高い。秋にドングリを大量に食べ脂肪を貯え、冬眠に備える。6月~9月(端境期)には山に食べ物が少ないため農業被害が発生しやすい。

[特徴]

体色は黒く、胸の白い月の輪の模様(無い個体もいる)が特徴。全長100~150cm、体重40~120kg程度(季節による変動も大きい)であり、世界のクマ類の中では比較的小型の種類である。相対的にオスのほうが大型。

[生活]

昼夜を問わず活動するが、朝夕の薄暗い時間帯に盛んに活動している。人間との関わりがある場所では主に夜間に活動している。繁殖期と子育ての時期以外はそれぞれの個体が単独で暮らす。個体間に「なわばり」はないので食べ物が豊富な場所には複数の個体が集まる場合がある。12月頃~4月頃まで冬眠する。

長野市作成(信州ツキノワグマ研究会協力)のパンフレットより

>>更に詳しく>>

 しかし、クマがエサ探しに夢中になっていたり、沢沿いで水音がうるさかったり、雨や風が強かったりして気配がわかりづらいような場合などに、バッタリ出会ってしまい、人身事故につながってしまうことがあります。

 特に、親子連れのクマは子グマを守るため神経質になっています。

まず「クマに遭わないこと」が最善の防御手段です。

記号

森林内への立ち入りや山際の農地で作業をする場合はクマに人間の存在を知らせるため、鈴や笛を鳴らしたり、ラジオをつけるようにしてください。鈴

記号

クマの出没している地域周辺では、クマの活動が活発になる明け方・夕暮れ時(黎明薄暮時)の外出はなるべく避けましょう。

記号

クマの足跡を見つけたら引き返しましょう。糞 足跡 (糞は食べた物によって外観が変わります。)

記号

子グマを見つけたら近くに母グマがいます。非常に危険です。そっと立ち去りましょう。(どんなに可愛くても絶対に近づいてはいけません)

記号

あらかじめ入山しようとする地域の出没情報を市町村役場、地方事務所林務課、所轄警察署に問い合わせておきましょう。

bearそれでも出会ってしまったら・・・・・・bear

 まず、あわてずに落ち着いて行動することが重要です。

遠くにいる場合……

 静かにその場から立ち去りましょう。

 クマが先に人の存在に気付けば、ほとんどの場合クマの方から逃げていきます。

 もしクマが人間の存在に気付いていない様子であれば、やさしく呼びかけながら手を振ったりするなどしてクマに人間の存在を知らせることも一つの方法です。

 

近くでバッタリ……

 大声で叫んだり、石などを投げつけたりしてはいけません。攻撃されたと思ったクマが反撃に出る可能性があります。

 死んだふりは効きません。死骸はクマの主な動物性蛋白源です。

 木に登る?効果は疑問です。ツキノワグマは木登りが得意です。

 ゆっくり後ずさりして離れましょう。

 背中を見せて逃げるのは禁物です。逃げる物を追いかけるのは、クマの本能です。

 

襲ってきた……

クマが目の前で立ち上がった

 

 でも、すぐ襲ってくるわけではありません。ネコやイヌもそうですが、威嚇してくるのはクマ自身が怖がっている証拠です。クマもなんとか逃げようとしています。

 可能なら、ゆっくり後ずさりして離れましょう。急な動きは、攻撃を誘う可能性があるので禁物です。

★この距離は、市販のクマ撃退スプレーも有効です。(注)

 

本当に襲いかかってきた

 

 手持ちの道具(ナタや枝など)で、反撃して追い払いに成功した例もありますが、人間の急所である顔や喉、後頭部や腹などを守れる姿勢(地面に伏せて両手で首の後ろをガードするなど)をとるようにして下さい。

 

 

 

 

クマ対策関連リンク

 

 NPO法人 信州ツキノワグマ研究会

 

 NPO法人 日本ツキノワグマ研究所

 

 日本クマネットワーク

 

 NPO法人 ピッキオ

お問い合わせ

林務部森林づくり推進課鳥獣対策・ジビエ振興室

電話番号:026-235-7273

ファックス:026-235-7279

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