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更新日:2026年6月10日
当センターでは、長野県茶振興協議会と連携し、6月4日に阿南町北條で「茶の深刈り更新せん定実演講習会」を開催しました。
茶生産に関わる10名の皆様に参加いただきました。
茶摘みが終わると、新たに伸びてきた芽を切り下げる「整枝」と呼ばれる作業を行います。しかし、この「整枝」だけを毎年繰り返していると、徐々に枝が混みあって細くなり、茶の収量品質が低下します。また、茶樹も高くなるため、管理作業がしにくくなります。
このため、3年ごとくらいを目安に、茶を摘んだ位置から30cmほど下まで枝葉を切り下げる「深刈り更新せん定」を行います。この作業を行うことで混みあった細い枝葉を除去して、新しく、太い枝を伸ばします。太い枝には、大きな芽が形成され、収量品質の向上が期待できます。また、茶樹も低くなるので、管理作業もしやすくなります。
資料による講習会に続いて、実際に「整枝機」と呼ばれる専用の機械を用いて「深刈り更新せん定」の実演を行いました。
その後、参加者の皆様にも「整枝機」を操作しての深刈りせん定を体験していただきました。講習会に用いた「整枝機」は、二人がペアになって作業するタイプです。初めて体験される方も多く、最初は操作に戸惑う場面もありましたが、徐々に二人の呼吸があって、作業がスムーズに進みました。
現在、長野県における茶の産地は、南信州及び南木曽地域に限られています。
両地域では、生産者の減少や高齢化が深刻な課題となっています。こうした中、山間の急傾斜地での茶生産による農地や景観の保全、伝統文化の継承につながる貴重な取組を守るため、今後も地域に寄り添った活動を展開してまいります。

資料を使った講習会の様子

二人用「整枝機」による深刈り更新せん定作業体験の様子
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