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更新日:2026年2月20日
「ゆず」は「みかん」などと同じ柑橘(かんきつ)類の仲間です。温暖な気候を好むことから、本県では主に当南信州地域の阿南町、下條村、天龍村、泰阜村で栽培されています。
当地域のゆずは、伝統食である「柚餅子(ゆべし)」をはじめ、果汁としての利用、細長く刻んだユズをチョコレートでコーティングした「ゆずチョコ」など、様々な加工食品の原材料として需要が高まっています。
ゆずは、せん定を行わないとすぐに樹高が高くなります。また樹の全体に生えている非常に鋭いトゲが管理作業を難しくしています。このため、収穫作業も容易ではなく、上部にある果実の大半が収穫できない樹も多く見られます。
さらに生産者の多くが高齢者であり、大半が急傾斜の狭い園に植えられていることから、脚立の高い位置での作業は事故のリスクを高めます。
そこで当支援センターでは数年前から、ゆず樹の低樹高化を目的とした管理講習会を冬季と夏季に開催しています。
去る2月10日に午前中は阿南町富草地区、午後は泰阜村田本地区の栽培園をお借りしてせん定講習会を開催し、管内外から16名が出席しました。
高くなった樹については樹を切り下げて着果部位を低くするためのせん定を、若木については樹高をコンパクトに維持するためのせん定について講習会を行いました。
せん定作業に着手する前に、まずは樹を眺めて、将来の樹形をイメージします。その樹形に数年をかけて近づけていきます。
せん定の技術は講習会に参加しただけでは習得できません。幹や枝を実際に切ってみることで、少しずつですが確実に身に付きます。

阿南町富草会場の様子

泰阜村田本会場の様子
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