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更新日:2025年9月9日
令和7年8月25日(月曜日)、南信州農業農村支援センターでは「第2回 南信州きゅうりモニタリングデータ活用研修会」を開催しました。
当日は、園主および管内のきゅうり栽培者2名のほか、JA指導員、地元のモニタリング機器製作企業、支援センター職員、県の専門技術員など、総勢16名が参加しました。
研修では、環境モニタリングシステムの導入と基本操作について、支援センターより説明を行いました。特に、3件の優良生産者に導入されている環境モニタリング装置の設置場所や、モニタリングデータの閲覧方法について具体的な事例を交えて紹介しました。
続いて、これら3件の収量データとモニタリングデータの状況、さらに月1回実施している生育調査の結果を報告し、収量向上に寄与する要因について参加者全員で意見交換を行いました。参加者からは、「土壌水分等の値からかん水のタイミングを知らせしてくれたり、追肥のタイミングが分かったりすると新規栽培者の参考になりそう」といった前向きな意見も寄せられ、今後のデータ活用に向けた課題と可能性が共有されました。
次回の研修会は、令和7年9月24日に開催を予定しています。さらなるデータ活用と技術向上に向けて、引き続き取り組んでまいります。