労使紛争の円満な解決に取り組みます

長野県労働委員会会長　北川　和彦

　労働委員会では、労使関係の安定化に向け、労働組合と使用者との間に生じた紛争などを公正・中立な立場で迅速かつ円満に解決するため、公益委員、労働者委員、使用者委員の計15名が任務にあたっています。
　また、労働者個人と使用者間の個別の労働紛争についても、間に入って解決をお手伝いする「あっせん」を行っており、数多くの事例で解決をみています。
　雇用・就業の形態が多様化している昨今では、労使間のトラブルも複雑になってきています。将来に向けて安定かつ健全な労使関係が構築されるよう、公・労・使の三者構成である労働委員会の強みを活かし、労使紛争の迅速かつ円満な解決を目指して、委員一丸となって取り組んでまいります。
　労使関係におけるトラブル等の解決に、労働委員会を是非ご活用ください。
 

長野県労働委員会事務局長　風間　真二

　労働委員会事務局は、トラブルを抱えた労働者や使用者からの申立てを受けて、当事者の主張や証拠の整理、審査に必要な資料作成などを行い、労使紛争解決に向けた労働委員の活動を補佐しています。
多様化・複雑化する労使関係に対応できるよう、職員一人ひとりが専門知識の向上に努めるとともに、組織力を最大限発揮して、円満な紛争解決と健全な労使関係の構築につなげてまいります。
　「会社を突然解雇されたが納得できない」「パワハラが原因で退職に追い込まれた」「説明もなくパートの時給を下げられた」など、労使間のトラブルでお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
 

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