ホーム > 山岳情報 > 長野県内の山岳遭難発生状況(週報)

更新日:2024年4月8日

ここから本文です。

長野県内の山岳遭難発生状況(週報)

1.先週の発生

日付 場所

性別

年齢

死傷別

態様 概要
4月6日

八ヶ岳連峰

蓼科山

51 無事救出 疲労

単独で蓼科山に向けて登山中、体調不良等により、

行動不能

4月7日

八ヶ岳連峰

赤岳

69 負傷 滑落

2人パーティで赤岳地蔵尾根を下山中、

足を滑らせ、滑落、負傷

2.山岳安全対策課からのアドバイス

先週、県内で2件の山岳遭難が発生しました。

八ヶ岳連峰赤岳で発生した遭難は、地蔵尾根を下山中、凍結した登山道で足を滑らせ約100m滑落して行動不能となりました。県警ヘリコプターが出動しましたが、遭難者が滑落した先は樹林帯のため、発見には時間を要しました。その後、遭難者は県警ヘリで病院まで搬送されましたが、右大腿骨骨折を伴う重症でした。山岳遭難で多いのが下山時の滑落です。登頂して体が疲れている状況で、凍結した登山道を安全に下山するためには、確実なアイゼン歩行技術と集中力が必要です。雪融けが進み、岩と氷のミックスとなるこれからは、中途半端な時期で難しい登山道状況になる場所もあります。経験の浅い方は入山を控え、入山される方は登山口に下山するまで集中力を切らさず行動をお願いします。

皆さん、登山中にヘルメットは装着していますか。私たちは様々な遭難現場を見てきましたが、「ヘルメット一つで助かった。」ともいえる遭難現場が多数ありました。頭部の負傷は致命的で、たとえ救助されたとしても後遺症が残ってしまう可能性もあります。滑落、転倒、落石などさまざまなリスクに対応するために、ヘルメットを必ず被りましょう。

3.山岳遭難発生状況(令和6年1月1日~4月7日)

※令和5年数値は1月1日からの同期間数値

区分

発生

件数

死者

行方

不明

負傷

無事

救出

遭難者

令和6年 53 8 3 15 35 61

令和5年

49 8 2 24 24 58
前年同期比 4 0 1 -9 11 3

4.山域別発生状況(令和6年1月1日~4月7日)

区分 件数

件数

比率

死者

行方

不明

負傷

無事

救出

遭難者

北アルプス 槍穂高

2

3.8% 0 0 1 1 2
後立山 15

28.3%

2 0 4 14 20
その他 2 3.8% 1 0 1 1 3
19 35.8% 3 0 6 16 25
中央アルプス 6 11.3% 1 2 2 2 7
南アルプス 0 0.0% 0 0 0 0 0
八ヶ岳連峰 17 32.1% 3 0 6 8 17
その他の山岳 11 20.8% 1 1 1 9 12
53   8 3 15 35 61

5.態様別発生状況(令和6年1月1日~4月7日)

区分 件数

件数

比率

死者

行方

不明

負傷

無事
救出

遭難

者計

転・滑落

11 20.8% 1 1 9 0 11

転倒

3 5.7% 0 0 3 0 3
病気 1 1.9% 0 0 0 1 1
道迷い 15 28.3% 0 0 0 19 19
落石 0 0.0% 0 0 0 0 0
雪崩 5 9.4% 2 0 2 3 7
落雷 0 0.0% 0 0 0 0 0
疲労凍死傷 7 13.2% 3 0 0 4 7
不明・他 11 20.8% 2 2

1

8 13
53   8 3 15 35 61

6.男女別・年齢別比率(令和6年1月1日~4月7日)

区分 男性 (人) 女性 (人) 男女計
死者 不明 負傷 無事 比率 死者 不明 負傷 無事 比率 人数 比率

19歳

以下

0 0 1 1 2

20

39.2%

0 0 0 1 1

3

30.0%

3

23

37.7%

20代 0 1 3 5 9 0 0 0 2 2 11
30代 1 0 1 7 9 0 0 0 0 0 9
40代 3 1 2 4 10

27

52.9%

0 0 0 2 2

7

70.0%

12

34

55.7%

50代 3 1 4 9 17 0 0 3 2 5 22
60代 1 0 1 2 4

4

7.8%

0 0 0 0 0

0

0.0%

4

4

6.6%

70以上 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

0

8 3 12 28 51   0 0 3 7 10   61  

比率

83.6% 16.4%  

お問い合わせ

長野県警察本部地域部山岳安全対策課
電話:026-233-0110(代表)