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更新日:2025年5月29日
長野県(農政部)プレスリリース令和7年(2025年)5月29日
小麦の重要病害「コムギ赤かび病」は、多発すると品質が大きく低下します。
そのため、ほ場をよく観察し、防除を適切に実施するとともに、適期の収穫などにより品質を確保してください。
コムギ
県内全域
・クロップナビ※を用いた「コムギ赤かび病感染予測システム」により、コムギ赤かび病菌がコムギに感染する好適条件日が確認されています。
・北信地域の一部の栽培ほ場において、5月28日に初期病斑が確認されました。
・5月22日発表の気象庁の1か月予報では、気温は平年並または高め、降水量は平年並または多めとなる見込みで、コムギ赤かび病の感染に適した気象条件(高温・湿潤条件)が続くと予想されます。
(※ピンポイントの気温、湿度、降水量、葉の濡れ時間、土壌水分、日照時間等を観測することが可能な装置)
・開花期から2週間程度が感染しやすい時期であり、この期間に曇雨天が続くと多発する。これまで防除を行っていない場合は、直ちに防除を実施する。開花期に防除を行った場合にも、その後降雨が続くようであれば、追加防除(1回目の防除の10~14日後)を行う。
・今後も、降雨により発病が助長される可能性があるので、適期に収穫し、収穫後は速やかに乾燥作業を行う。
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