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更新日:2021年8月30日
長野地域振興局
飯綱山麓の南側にある軍足池は、長野市大字広瀬にある農業用ため池です。大きさは、平均して南北に150m、東西に100mある大きなため池です。標高880mに位置し、水稲を中心とした中山間地域です。
軍足池は、1790年(寛政2年、江戸時代後期)に築造され、平成になって堤体からの漏水や護岸の洗堀が進んだことから、平成6~10年度に県営中山間地域総合農地防災事業で、平成9~13年度に県営地域用水環境整備事業で農地整備課によって整備されました。後者の県営地域用水環境整備事業では、地元から環境に配慮した整備を要望されていたことから、ため池の補強工事だけではなく、池周辺の遊歩道や親水水路の整備を行いました。
ため池の周りには桜を植樹し、東屋(あずまや)を設置し、広瀬ふれあい公園として現在でも市民の憩いの場として、地域の農業用水や生活用水の水源として役立っています。
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