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更新日:2021年1月7日
諏訪湖(湖心)のプランクトン調査の結果をお知らせします。
植物プランクトン推移【湖心表層】グラフ(PDF:131KB)
★観察された主な植物プランクトン【湖心表層】
採水年月日 |
第1優占種 |
第2優占種 |
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2020年4月8日 |
珪藻類 |
Asterionella(アステリオネラ、ホシガタケイソウ属) |
珪藻類 |
Synedra(シネドラ、ハリケイソウ属) |
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2020年5月13日 |
珪藻類 |
Asterionella(アステリオネラ、ホシガタケイソウ属) |
珪藻類 |
Aulacoseira(アウラコセイラ属) |
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2020年6月3日 |
珪藻類 |
Fragilaria(フラギラリア、オビケイソウ属) |
藍藻類 |
Microcystis(ミクロキスティス属) |
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2020年7月1日 |
珪藻類 |
Aulacoseira(アウラコセイラ属) |
藍藻類 |
Microcystis(ミクロキスティス属) |
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2020年8月19日 |
珪藻類 |
Synedra(シネドラ、ハリケイソウ属) |
藍藻類 |
Phormidium(フォルミディウム属) |
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2020年9月2日 |
珪藻類 |
Synedra(シネドラ、ハリケイソウ属) |
藍藻類 |
Phormidium(フォルミディウム属) |
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2020年10月7月 |
藍藻類 | Phormidium(フォルミディウム属) | 藍藻類 | Aphanocapsa(アファノカプサ属) | ||||
2020年11月4日 |
珪藻類 | Aulacoseira(アウラコセイラ属) | 藍藻類 | Phormidium(フォルミディウム属) | ||||
2020年12月2日 |
藍藻類 | Phormidium(フォルミディウム属) | 珪藻類 | Aulacoseira(アウラコセイラ属) |
平成31年度(2019年度)の調査の結果(PDF:296KB)
平成30年度(2018年度)の調査の結果(PDF:290KB)
※上水試験方法2011年版4.生物編(日本水道協会)を参考に、標準計数板を用いて検鏡・計数し、試料1mL当たりの細胞数を算出した。種類は属レベルまで分類し、藍藻類、珪藻類、緑藻類、鞭毛藻類に分別して図示した。
藍藻(らんそう)類:最も原始的。細胞内にガス胞を有する種類があり、表面に浮きやすい。
大型藍藻類:アオコの原因種
小型藍藻類:藍藻類の中でも細胞のサイズが小型のもの
珪藻(けいそう)類:単細胞の藻類で、珪酸質の殻に包まれている。黄褐色~黄緑色。
緑藻(りょくそう)類:通常1個の核と1~数個の葉緑体を持ち、種類が多い。鮮やかな緑色。
鞭毛藻(べんもうそう)類:1~2本の鞭毛を持ち、自由に動き回る。
(参考)・「日本の水道生物-写真と解説-改訂版」(日本水道協会2008)
・滋賀の理科教材研究委員会編「やさしい日本の淡水プランクトン改訂版」(合同出版2008)
★観察された主な動物プランクトン
採水年月日 |
第1優占種 |
第2優占種 |
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2020年4月17日 |
ミジンコ類 |
Bosmina(ゾウミジンコ属) |
ワムシ類 |
Keratella(カメノコウワムシ属) |
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2020年5月11日 |
ミジンコ類 |
Bosmina(ゾウミジンコ属) |
ワムシ類 |
Keratella(カメノコウワムシ属) |
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2020年5月25日 |
ワムシ類 |
Keratella(カメノコウワムシ属) |
ワムシ類 |
Conochilus(テマリワムシ属) |
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2020年6月22日 |
ワムシ類 |
Polyarthra(ハネウデワムシ属) |
ワムシ類 |
Synchaeta(ドロワムシ属) | ||||
2020年7月27日 |
ワムシ類 |
Polyarthra(ハネウデワムシ属) |
ワムシ類 |
Brachionus(ツボワムシ属) | ||||
2020年8月24日 |
ワムシ類 |
Keratella(カメノコウワムシ属) |
ワムシ類 |
Polyarthra(ハネウデワムシ属) |
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2020年9月23日 |
ワムシ類 |
Polyarthra(ハネウデワムシ属) |
ワムシ類 |
Trichocerca(ネズミワムシ属) |
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2020年10月21日 |
ワムシ類 | Polyarthra(ハネウデワムシ属) | ワムシ類 | Trichocerca(ネズミワムシ属) | ||||
2020年11月24日 |
ワムシ類 | Polyarthra(ハネウデワムシ属) | ワムシ類 | Synchaeta(ドロワムシ属) | ||||
2020年12月18日 |
ワムシ類 | Polyarthra(ハネウデワムシ属) | ワムシ類 | Synchaeta(ドロワムシ属) |
平成31年度(2019年度)の調査の結果(PDF:333KB)
平成30年度(2018年度)の調査の結果(PDF:260KB)
※諏訪湖湖心で水深5mまでの水を柱上に採水し、NXX25(目合63μm)のプランクトンネットでろ過した。濃縮したサンプルを検鏡・計数し、湖水1L当たりの個体数を算出した。繊毛虫類、肉質類、ワムシ類、甲殻類に分別して図示した。
繊毛虫(せんもうちゅう)類:単細胞の生物。体の表面に細かい毛を持つ。
肉質虫(にくしつちゅう)類:単細胞の生物。細胞の一部がやわらかくなって、流れ出た擬足を持つアメーバや多数の有軸仮足を持つ太陽虫が含まれる。
ワムシ類:袋状の体形で、口の周辺に細かい毛が生えている。
甲殻(こうかく)類:いくつかの節になった足を持つ節足動物の仲間
かいしあ類:円筒状で、エビに似た体形をしている。
ミジンコ類:多くの種は卵形や円形をした左右2枚の殻で体が覆われ、そこに頭がついている。
腕のように長い触角を持つ。
(参考)・水野寿彦・高橋永治編「日本淡水動物プランクトン検索図説」(東海大学出版会1991)
・滋賀の理科教材研究委員会編「やさしい日本の淡水プランクトン改訂版」(合同出版2008)
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