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環境保全研究所

しあわせ信州

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更新日:2017年7月24日

感染症部業務紹介

感染症部のしごと

感染症を予防し、安全な生活の維持に役立てるため、感染症発生時の原因究明や、日常的な細菌及びウイルスの検査により、感染症の発生の動向調査を行っています。また、食中毒の防止や、流通食品の安全確保のため、細菌やウイルス、遺伝子組み換え食品やアレルギー物質の調査を行っています。

 

主な調査研究事業

感染症や食中毒に関する検査・調査研究

空細菌感染症やウイルス感染症の原因となる病原体を検出し、発生の動向を調査したり、病原体に対する抗体保有状況を調べることで流行に関する検査や調査研究を行っています。

また、食中毒の原因となるノロウイルスなどの検出や腸管出血性大腸菌O157などの遺伝子学的検査を行い感染経路特定のための調査を行っています。

 

 

食品・飲料水や医薬品に関する検査・調査研究

食品や医薬品の安全を確保するため、細菌検査、遺伝子組み換え食品、食品中のアレルギー物質などの調査を行っています。

 


 

性感染症に関する検査・調査研究

性感染症の予防や治療に役立てるため、梅毒の検査や調査を行っています。

 

調査研究事業一覧(平成29年度)

結核菌の疫学に関する調査・研究

結核は毎年多くの患者が発生していますが、感染拡大防止のための感染源および感染経路の究明には疫学調査に加え、結核菌の遺伝子型別による分子疫学検査情報が必須となってきています。本研究では、結核菌の分子疫学解析のひとつである反復配列多型解析(VNTR)と、病原性を推察するための遺伝系統解析を実施しデータベース化することで、感染源等の究明や地域感染伝播状況および病原性の高い遺伝系統分布状況の検討を行い、感染・まん延防止対策に役立てていきます。

環境水(下水流入水)におけるエンテロウイルスサーベイランス

 人に感染するエンテロウイルスには、ポリオウイルス、コクサッキーA群ウイルス等があり、それぞれに多くの血清型があります。感染しても発症しない不顕性感染や発症しても軽症の場合が多い反面、ウイルスの血清型によっては重症化する場合もあり、常時流行状況を把握することが重要です。本研究では、下水中の糞便由来のウイルスを調べることにより、不顕性感染を含めエンテロウイルスの潜伏状況(潜在流行)を把握し、公衆衛生の向上に役立てていきます。

下痢原性ウイルスの疫学に関する調査・研究

 ノロウイルスを代表とする下痢原性ウイルスによる食中毒・集団感染が、毎年冬に流行しています。しかし、食中毒の原因となるノロウイルスやサポウイルスは、いまだ人工培養することができないため、疫学について不明な点が多いです。そこで、食中毒が疑われた事例で検出されたウイルスについて遺伝子解析を行い、得られた遺伝子解析結果と保健所等で実施した疫学調査を併せて検討することで、ウイルスの疫学的データを蓄積します。これら蓄積した疫学的データを解析することで長野県におけるウイルスの流行状況を検討し、食中毒等発生防止対策に役立てていきます。

インフルエンザウイルスの疫学に関する調査・研究

インフルエンザウイルスは冬季に広く流行する感染症で、集団感染もしばしば発生し多くの患者が発生しています。県内に流行するインフルエンザウイルスは、シーズンごとに流行する亜型の相違がみられ、同一の亜型においてのウイルス遺伝子の突然変異により、しばしば抗原性の変化をもたらすことが知られております。そこで、インフルエンザウイルスの抗原性の変化をとらえるとともに、シーズン流行株とワクチン株との関連性や集団感染事例を調査することで、当県における季節性インフルエンザ対策等の立案に役立てていきます。 

関連リンク

 

お問い合わせ

環境保全研究所 

電話番号:026-227-0354

ファックス:026-224-3415

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