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更新日:2017年9月1日
私たちは県民の皆様に安心して快適に暮らしていただくために、大気汚染、騒音・振動、酸性雨等について、日々様々な調査、研究、研修指導等を行っております。
また、事故や苦情など緊急事態にも迅速に対応し、関係機関と協力して問題の解決に努めております。
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大気環境測定車「あおぞら4号」 |
大気汚染防止法(昭和43年法律第97号)第22条に基づき、大気中の窒素酸化物や二酸化硫黄、光化学オキシダント、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質等の常時監視測定をしています。
また、大気の汚染状況を把握し、健康影響の評価及び対策推進に資する基礎データを得るため、有害大気汚染物質や特定化学物質(大気への排出量の多い物質)等のモニタリング調査を行っています。
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騒音測定中 |
こうした調査のほかに、騒音、振動、悪臭の測定に必要な専門的知識を広く普及するため、市町村担当職員等を対象とした研修会や調査・測定に関するアドバイスなど、様々な技術支援を行っています。
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長野県の酸性雨調査 |
長野県内における酸性雨の実態把握を昭和59年から実施しています。また、全国における湿性沈着や乾性沈着のモニタリング、さらには東アジアにおける越境大気汚染・酸性雨のモニタリングに参加しています。
今日、大気汚染はますます広域化の傾向にあり、都道府県の区域を越えるだけでなく、時として国境を越える問題として捉え、対応を考えることも必要になっています。長野県の大気環境はおおむね良好な状態が保たれていますが、望ましい大気環境を保全し将来に引き継ぐために、地域の大気汚染物質の状況把握を行うとともに、グローバルな視点での調査研究に取り組んでいます。
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