ここから本文です。
更新日:2023年5月11日
環境保全研究所
私たちは県民の皆様に安心して快適に暮らしていただくために、大気汚染、騒音・振動、酸性雨等について、日々様々な調査、研究、研修指導等を行っております。
また、事故や苦情など緊急事態にも迅速に対応し、関係機関と協力して問題の解決に努めております。
大気汚染防止法(昭和43年法律第97号)第22条に基づき、大気中の窒素酸化物や二酸化硫黄、光化学オキシダント、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質等の常時監視測定をしています。 また、大気の汚染状況を把握し、健康影響の評価及び対策推進に資する基礎データを得るため、有害大気汚染物質や特定化学物質(大気への排出量の多い物質)等のモニタリング調査を行っています。
<測定データは次のサイトで公表しています。> |
大気環境測定車 「あおぞら4号」 |
長野県内の大気環境測定データについて、24時間、情報提供しているサイトです。
※掲載されているデータは、速報値であり、確定値ではありません。速報値は、データ検証の結果、後日修正されることがあります。
長野県内の大気環境状況を月別に集計した結果です。
大気常時監視、有害大気汚染物質及び酸性雨の測定結果(速報値)を掲載しています。
※掲載されているデータは、速報値であり、確定値ではありません。速報値は、データ検証の結果、後日修正されることがあります。
以下リンクから、一般環境大気中のアスベスト濃度のモニタリング調査結果が閲覧できます。 |
クリソタイル(青紫色の繊維) |
こうした調査のほかに、騒音、振動、悪臭の測定に必要な専門的知識を広く普及するため、市町村担当職員等を対象とした研修会や調査・測定に関するアドバイスなど、様々な技術支援を行っています。 |
騒音測定中 |
長野県内における酸性雨の実態把握を昭和59年から実施しています。また、全国環境研協議会による酸性雨(湿性沈着及び乾性沈着)の全国調査への参加及び環境省による東アジアにおける越境大気汚染・酸性雨モニタリング地点の国設八方尾根酸性雨測定所の管理を行っています。 |
長野県の酸性雨調査 |
光化学オキシダントは大気汚染物質として、人健康や植物への影響があるだけでなく、短寿命気候汚染物質と呼ばれる地球温暖化へも影響する汚染物質でもあり、地球温暖化防止の観点からも対策が求められています。
本研究では、光化学オキシダントの前駆物質である揮発性有機化合物(VOC)の排出状況についてVOC排出インベントリ(環境省)データを解析することで、長野県の特徴的な物質を探索し光化学オキシダント削減対策につなげていきます。
国内の酸性沈着を長期モニタリングしている全国環境研協議会の酸性雨全国調査に参加し、内陸に位置することから海塩由来成分が少ない長野県の酸性沈着の特徴と動向を調査します。
浅間山は本県を代表する活火山であり、今後も噴火が発生する可能性があります。本研究では、軽井沢コンテナ局で監視している二酸化硫黄濃度のデータを解析することで、噴火発生時に放出される火山ガス(二酸化硫黄)の周辺環境における迅速な濃度推定に役立てます。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください