企業局南信発電管理事務所

与田切川発電所再開発事業しゅん工式および与田切発電所完成見学会を開催しました。

与田切発電所大規模改修、越百のしずく発電所建設の完成を記念し、飯島町や県議会、地元関係者など多くの来賓の出席をいただき、飯島町文化館において開催しました。

降雨のたびに濁るオンボロ沢の合流点より上流の与田切川本川の比較的きれいな水を取水するため、安定した発電ができるようになります。
越百のしずく発電所で使用した水は、与田切発電所の水路に放水するのでオンボロ沢が濁って取水できない場合でも、与田切発電所も発電できるため、発電量の増加が期待できます。
河川の生態系への影響を考慮し、取水口に魚道を設置したり、魚の産卵場を整備しました。また、発電所建屋は景観に調和したデザインとするなど、周辺環境に配慮しました。
越百のしずく発電所で発電した電気は、新たな環境価値を必要とするRE100企業と直接契約し、中部電力ミライズ株式会社を通じてPPA方式で供給します。

与田切発電所の大規模改修工事の完成を記念して見学会を開催しました。
飯島町の皆さまをはじめ、県内外から予想を超える約140名の方にご参加いただきました。

会場では、与田切発電所のさらに上流にある、越百のしずく発電所のパネル展示や動画の上映を行いました。
発電所を見るのは初めてという方が多く、楽しかったといった感想をいただきました。
ご来場ありがとうございました。