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更新日:2023年2月22日

平成29年9月16日に開催した県政タウンミーティングについて
「知事と語ろう。10年、20年後の長野県」

開催概要

開催日時 平成29年9月16日(土曜日)12時30分から15時30分まで
場所 真宗寺(飯山市)
テーマ 「知事と語ろう。10年、20年後の長野県〈次期総合5か年計画策定に向けて〉」
参加者 20人
進行役 鷲森秀樹氏(飯山市若者会議会長)

会場の様子

次期総合5か年計画の策定に向け、『知事と語ろう。10年、20年後の長野県』をテーマに、10年後、20年後の長野県の将来像やその実現に向けたアイディアなどについて、知事と意見交換を行いました。
今回の会場は、お寺が多い飯山市にふさわしい『真宗寺』の本堂をお借りして行いました。

今回の進行役は、地域を元気にしようと活躍されている、飯山市若者会議会長の鷲森秀樹さんです。

12時30分から13時30分までは、テーマに沿ってグループごとに自由に意見交換をしていただきました。
13時30分からの知事とのディスカッションでは、冒頭、グループごとにどんな話題が出たのか発表していただき、その後は、知事と自由な意見交換という流れで行われました。

 

冒頭、知事から「長野県は新しい県の5か年計画の策定をしているところだが、一番重要な柱として考えているのは『学び』。取り組むべき課題はあるが、すべての分野に共通している。今日はこんな素晴らしい真宗寺の本堂を使わせていただき大変うれしく思っている。寺の町飯山らしいいい雰囲気の中、対話を進めていきたい。」との挨拶がありました。

各グループからは、

「医師確保が課題。地元出身の医師を育て、郷土愛を持ってもらえるようにしたらよいのでは。」

「これからの観光は、外国人旅行者を呼び込むインバウンドが大事。長期滞在するので地域資源を磨いて広域的に連携して進める必要がある。そのためには、まず、地域の人がアイディアなどを自由に意見交換する場が必要であり、その中で地域のことをさらに知って愛着と誇りを持つことが大切である。交流の場は若者が地域を知る場にもなる。」

「地域の中で若者の意見が通りにくい。若い人を増やすことも必要。Uターンや移住を促進するためにネックとなる仕事がないという問題は、冬はスキー場で働いて夏は農業というようなライフスタイルが浸透してくれば解決する。」

「高校生が関わる大人は先生だけ。飯山のことを知らずに地域外に進学・就職してしまう。多世代が話せる場が必要。自然豊かな環境の中で発達障がいなどの子の特徴を伸ばせる学校があるといい。」

などの意見が出されました。

 

知事から各グループの提言等に対して、

「医師確保は重要な課題。医師も含めて外から人を呼ぶためには、そこで暮らしている人が楽しいと思わなければ。みんなで知恵を絞って考えて楽しい地域にし、それを発信することが大切。」

「雪は確かに大変な面もあるが、例えば東南アジアの人にとっては珍しいもの。ポジティブに利用してアピールできる要素はたくさんある。」

「長野県は『人生二毛作社会』の実現を進めている。いつでもいろいろなことにチャレンジできるような社会にするとともに、一人の人間がいろいろな役割を果たしやりがいを感じられる『一人多役』の社会にしていく必要がある。」

「世代によって育ってきた社会環境が違うので、世の中の見え方や価値観も違うと思う。でも、それは、お互いに教え合える・学び合えることがあるということ。多世代が尊重し合い学び合える場が必要。一人がいろいろな役割を果たす社会の方が健全だし、自分の居場所ややりがいを見つけられるようになる。」

「学びの場は多様性が大切。人の能力は様々なので、学ぶ場も様々なものがあるべき。学校の先生の負担を軽減するためにも、地域の人たちが学校に参画してもらうことも必要ではないか。」

とのコメントがありました。

 

最後に知事から「今日は、医師確保、観光、ライフスタイル、働き方あるいは地域社会の問題、学びなどバラエティーに富んだお話しを聞かせていただいた。地域でできることも多いので、それは皆さんが主体となってやっていただきたいと思うが、医師確保や学びの改革などは県が本腰を入れて取り組まなければいけない話だと思っている。皆さんからいただいたご意見をしっかりと咀嚼(そしゃく)して皆さんの思っている方向に進むようにしたいと思う。」との総括コメントでタウンミーティングを終了しました。

 

 

 

会議録
会議録(PDF:1,050KB)

資料(次期総合5か年計画の政策の方向性)(PDF:247KB)

  

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