ほっとフォト信州 令和6年（2024年）9月

御代田町のカーリング施設がロケ地となった映画「カーリングの神様」をPRするため、主演の本田望結さんが知事を訪問しました。
本田望結さんは「（フィギュアスケート）選手として長野県に訪れたことはありますが、女優として長野県に訪れることができたことを嬉しく思います」と話され、映画については「カーリングの選手に共感してもらえると嬉しい」と期待されました。
映画は11月８日から全国公開され、県内の映画館でも上映されます。

令和6年7月から8月に開催されたパリオリンピック、同年8月から9月に開催されたパリパラリンピックに出場された長野県関係選手13名にスポーツ栄誉賞、メダルを獲得された2名にスポーツ特別栄誉賞を贈呈しました。
表彰式では、出席された選手が大会後の心境や今後の目標などを述べました。
知事は「多くの県民に勇気と感動を与えていただいた。」と感謝しました。

台湾・高雄市の吳立森（ご・りつしん）教育局長をはじめとする市政府訪問団が県庁を訪れ、関副知事と両県市間の青少年交流などについて意見を交わしました。
関副知事は「お互いの知識を共有し、発展できる関係を築いていきたい」と話し、吳局長は「友好の情熱に距離はない。高雄市と長野県は遠く離れてはいるが、固い友情が続くよう祈っている」と話されました。
この後、訪問団は武田教育長を訪問し、教育交流協力に関する覚書の更新が行われました。

建築物への県産材の利用を促進するため、長野県と長野WB工法友の会、根羽村森林組合は「建築物木材利用促進協定」を締結しました。令和3年に改正された「都市（まち）の木造化推進法」に基づく協定で、県内での締結は初めてです。
今後、友の会は会員の建設する建築物へ県産材を積極的に活用し、組合は木材の安定供給や植林、県は両者への技術的助言などを行います。
知事は挨拶の中で「地球環境に配慮して豊かな森林資源を守るという、これからの日本が目指す方向性に寄与する取り組み。県としても、この取り組みが県内外へ広がるように支援したい。」と述べました。