ほっとフォト信州 令和6年（2024年）3月

「第78回国民スポーツ大会冬季大会スケート競技会」のスピードスケート競技（成年女子500m）で優勝し、大会3連覇を果たした諏訪市出身の北原伊織選手の栄誉を称え、スポーツ栄誉賞（※）を贈呈しました。
県庁で開催した表彰式で阿部知事は「（大会3連覇は）厳しい練習を重ねてきた賜物。これからも上を目指して頑張ってほしい。」と激励しました。北原選手は「世界にも目を向けられる成果を出せるよう練習に励んでいきたい。」と思いを語りました。
また、同競技会で長野県が2年ぶり男女総合1位、9年連続女子総合1位を獲得したことを受け、長野県スケート連盟の林 泰章名誉会長らが知事を訪問し、大会の様子などについて懇談しました。

※スポーツ栄誉賞
個人または団体で、スポーツの分野において、顕著な功績をあげ、県の名を高めるとともに、県民に明るい希望を与えた者を表彰するもの。

一般社団法人歩行ケア協会と連携し、健康づくり県民運動「信州ACE（エース）プロジェクト」を通して県民の健康づくりを推進するため覚書を締結しました。
歩行ケア協会の岩谷会長は「子どもや障がいのある方、高齢者、妊婦にとって歩くことが健康に非常に大事。私たちの活動を通して県の事業を進めることに力を入れていきたい。」と話されました。
今後、歩行ケア市民セミナーの開催や運動アドバイザーの派遣などで連携していきます。

長野県のスポーツ振興に功績のあった９団体と41名の個人に公益財団法人長野県スポーツ協会の阿部会長（知事）から表彰状を授与しました。また、令和５年度国民スポーツ大会等の優勝者延べ62名には同協会の北村理事長より記念トロフィーを贈呈しました。
阿部会長は「本県のスポーツ界の発展のために多大なるご尽力をいただき、感謝。今後も『スポーツを通じた元気な長野県づくり』をけん引いただきたい。それぞれの分野での更なるご活躍を期待している。」と述べました。

令和6年2月23日から2月26日にかけて開催された第32回技能グランプリで入賞した選手の皆さんが関副知事を訪問し、結果を報告しました。
今大会では、金賞2名、銀賞1名、銅賞2名、敢闘賞1名と計6名の長野県選手が入賞しました。また、県選手団は、全国技能士会連合会会長賞を受賞しました。
選手の皆さんからの報告を受け、副知事は「皆さんの活躍により、長野県の技能水準の高さを全国にお示しいただけた。これからもご自身の技能の研鑚とともに、後進の指導にもご尽力いただきたい。」と述べました。

全国の農福連携等（※1）に取り組む優れた事例を表彰する「ノウフク・アワード（※2）2023」でグランプリを受賞した株式会社ウィズファーム（下伊那郡松川町）の皆さんが、阿部知事に受賞の報告をしました。
同アワードにおいて、県内の事業者がグランプリを受賞するのは初めてのことです。「障がい者の工賃向上をめざして農業法人を設立し、地域の荒廃農地を積極的に借り入れ、地域の中心的な担い手に成長していること」「ノウフクJAS（※3）の全国で初めての認証事業者として農福連携の認知度向上と販路拡大に貢献したこと」などが評価されました。
知事は受賞のお祝いを伝えるとともに、「誰にでも居場所と出番がある社会づくりのためにも、農福連携を進めるのは重要。今後も更なる発展を期待する。」と激励しました。

※1「農福連携」
障がいのある方の農業分野での活躍を通じて、農業の発展とともに、障がいのある方の自信や生きがいを創出し社会参画を推進する取組
※2「ノウフク・アワード」
農林水産省をはじめ関係省庁・団体が協力して設立した「農福連携等応援コンソーシアム」が主催し、農福連携の取組拡大 を目的に、優良な事例を表彰するもの
※3「ノウフクJAS」
障がい者が生産工程に携わった食品

野沢温泉村での練習のために来県した中国河北省のアルペンスキージュニア選手団の皆さんが、阿部知事を訪問しました。
昨年8月、知事は、県と河北省の友好提携40周年を記念して同省を訪問し、双方で冬季スポーツの交流を推進し協力していくことを確認しました。
選手団の蘇悦(そ えつ)団長は、「今回の訪問は選手たちにとって、大きな収穫があった。」と話しました。
知事は、来県の感謝を伝えるとともに、「選手の皆さんは技術を磨き、世界で活躍してほしい。お互いに冬季スポーツを発展させていきたい。」と激励しました。

台湾・雲林県の張 麗善（ちょう れいぜん）県長をはじめとする県政府関係者や民間企業等関係者など計22名の方が阿部知事を訪問しました。
雲林県は台湾西部の南中央部に位置し、県土の9割が広大な農地であり、農業が盛んです。
懇談では、教育旅行や観光、農業、産業等について交流を深めていく方向で一致しました。

知事と県民の皆さんが県政への意見や提案を気軽に語り合う「県政ティーミーティング」。
今回は、「共生社会の実現に向けてコミュニケーション障害を考える会」の皆さんと、
コミュニケーションに障がいがある方たちの障がい特性の理解を広げること、必要な支援を受けられるよう人材を確保すること、入院や災害など緊急時の通訳・介助人の必要性などについて懇談しました。
知事からは、「県の職員も障がいについてより理解を深めていく必要がある。今後も定期的に、課題や必要な支援について意見交換させてほしい。」と話しました。