ほっとフォト信州 令和5年（2023年）2月

内閣府が行う令和4年度の子供・若者に関する二つの表彰で県内の2団体がそれぞれ「内閣府特命担当大臣表彰」を受賞し、その報告に阿部知事を訪れました。
子供・若者を育成支援する活動等において顕著な功績を顕彰する「子供と家族・若者応援団表彰」では、信州大学統合技術院（工学部技術部）が受賞。地域の小・中学校に呼び掛け紙飛行機や結晶などを作る親子体験教室を開催したことが評価されました。
社会貢献活動において顕著な功績のあった子供・若者を顕彰する「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」では、信州大学地域参画プロジェクトCHANGEが受賞。受動喫煙防止や選挙啓発など身の回りの地域課題の解決に向けた活動が評価されました。

プロバスケットボール Bリーグで奮闘中の信州ブレイブウォリアーズの皆さんが知事を訪問し、シーズンの途中経過を報告しました。
「信州を日本一にさせるため、日々成長できるよう今後も頑張ります」と述べた勝久マイケルヘッドコーチに、知事は「日ごろから県民に夢と希望を与えていただき感謝します。これからも頑張ってください」と激励。
地域が一体となって応援し、信州ブレイブウォリアーズを盛り上げていこうと語りました。

県議会2月定例会が開会しました。
新たな総合5か年計画に基づいた令和5年度当初予算案や、新型コロナウイルス感染症への対応、価格高騰への対応などを審議します。
会期は3月10日までの24日間で、各党派代表質問及び一般質問、委員会審議などが行われます。

中川村で繁殖するブッポウソウ※の保護・普及啓発活動に連携・協力して取り組むため、長野県は株式会社医学生物学研究所、ブッポウソウの里の会と生物多様性保全パートナーシップ協定を締結しました。
協定は保全団体が行っている生物多様性の保全活動に企業等の参画を促し、支援を得るため、県が平成27年度に開始したもので、今回が19回目となります。
医学生物学研究所は、里の会が行う巣箱の設置などの保護活動に対し、社員による活動参加と寄付金による支援を行います。

※ブッポウソウ：日本と東南アジア等を行き来する渡り鳥で、瑠璃色の羽が特徴的。県の天然記念物で、長野県版レッドリストでは「絶滅危惧IA類」に分類される絶滅の危険性が極めて高い種。

権相熙（クォン サンヒ）駐新潟大韓民国総領事が県庁を訪れ、長野県と韓国との交流について知事と意見交換しました。
信州まつもと空港と韓国を結ぶ国際チャーター便の就航や、韓国人登山客への安全周知などについて話し合う中で、権総領事は「自治体や民間の継続的な交流が重要」と述べました。

長野県と沖縄県との交流連携を未来に向けてより一層強化するため、2月1日から3日まで阿部知事、県議会などの長野県訪問団が沖縄県を訪問しました。
3年ぶりに開催された沖縄「信濃の塔」の追悼式に参列したほか、玉城デニー沖縄県知事や観光関係者、経済界の方々と懇談しました。
玉城知事との懇談では、観光や物産、子どもの交流などの幅広い分野において、今後も関係を深めていくことを確認。交流連携協定の締結を提案した阿部知事は「『海の沖縄』『山の長野』といったお互い違った強みを持った地域同士の交流連携を一層深めていきたい」と述べました。