ほっとフォト信州 令和3年（2021年）11月

就職を控えた学生に対して、長野県で働く先輩として、自らの体験を踏まえたアドバイスを行い、長野県へのU・Iターン就職をサポートする、シューカツNAGANO応援隊を結成しました。メンバーは県内企業で働く若手職員25名。今後、県内外で開催する学生との交流会や就職セミナーで県内企業の魅力を伝えていきます。

県議会11月定例会が開会しました。
補正予算案には、検査体制の強化や療養体制等の拡充などの新型コロナウイルス感染症への対応をはじめ、令和３年８月・９月の大雨災害等への対応や「2050ゼロカーボン」に向けた取組に必要な予算などを計上しています。
会期は12月10日までの16日間で、一般質問や委員会審査などが行われます。

第14回全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会で２連覇を達成した松本蟻ケ崎高等学校書道部の皆さんが、知事へ優勝を報告しました。
部長の田中さんは、「昨年度の大会が中止となり、その時の先輩たちの思いも胸にして臨んだ今年の大会で良い結果を残せた。これからも多くの方に、笑顔と元気を届けられるように取り組んでいきたい」と語りました。
また、知事は、お祝いと共に、「２連覇したことで他の学校から目標とされる存在になったと思う。ぜひ今後も頑張ってほしい」と激励の言葉を述べました。

令和３年秋の叙勲伝達式が行われました。今回の長野県関係の受章者は58名。
地方自治や保健衛生などの分野で永年ご活躍された13名の皆さまに知事から勲記と勲章が伝達されました。

第59回技能五輪全国大会・第41回アビリンピックへ出場する長野県選手団の合同結団式を開催しました。
結団式では、関副知事から選手団へ「大会では県の代表として誇りと自信を持ちながら、持てる力を存分に発揮してほしい」と激励の言葉が送られ、両選手団の主将からは、大会への決意が述べられました。
両大会は12月18日から東京都等で開催され、長野県からは、技能五輪全国大会へは16職種39名、アビリンピックには4種目4名の選手が出場します。

参加機関と連携し、地域防災力を向上させるため、駒ヶ根市で長野県総合防災訓練を実施しました。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染対策のため訓練種目、参加者数を縮小しての実施となりました。
今年は、大雨の影響で天竜川が氾濫し避難指示が発令、同時に南海トラフ地震が発生した想定の下、ボランティアセンターの開設・運営訓練や、新型コロナウイルス感染症と避難者の生活環境に配慮した避難所開設訓練等を行いました。
物資拠点の運営訓練では、令和元年東日本台風を教訓に、救援物資や資機材を実際に投入した実践的な内容で実施しました。

山梨県、静岡県、長野県及び新潟県の4県知事が、直面している課題等について意見交換を行う「第６回中央日本四県サミット」が、新潟県妙高市で開催されました。
ポストコロナに向けた様々な取組をテーマに意見交換し、各県産品の購入や観光交流を促進する共同宣言を採択しました。

県では、高齢者等の見守り体制を強化するため、日常業務において、地域を巡回する機会が多い民間事業者等と協力・連携する協定を締結し、誰もが安心して暮らすことができる地域づくりを推進しています。
今回、新たに株式会社ツクイ様と株式会社長野ダイハツモータース様・長野ダイハツ販売株式会社様と協定を締結しました。関副知事は「皆さまのおかげでよりきめ細やかな見守り支援につながる」と感謝を述べました。

「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」をテーマに、「歯と口の健康を考える県民大会を開催しました。
知事は「食べる・飲み込む・話すという口腔機能も含めた全身の健康づくりは、健康寿命の延伸において重要視されてきている。県歯科医師会などと連携して歯科口腔保健を推進していきたい」と述べました。

英国・グラスゴーで開催されたCOP26において、知事がジャパンパビリオンの「脱炭素都市の実現に向けた先進的な取組」をテーマに行われたイベント（主催：環境省）にオンラインで参加し、基調講演を行いました。
知事は、長野県ゼロカーボン戦略に基づく取組を紹介するとともに、「私たち長野県は、日本政府はもとより、国内外の地方政府や非政府組織、NPO、企業等とパートナーシップを構築し、世界の脱炭素化をリードし、貢献していく」と決意を述べました。