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更新日:2025年11月5日
令和7年10月19日(日曜日)、岡谷市において実施された「令和7年度長野県総合防災訓練」のうち、メイン会場の岡谷湖畔公園で行われた「防災展示」と「救出救助訓練」に企業局の給水車と水中ドローンがそれぞれ参加し、また、サブ会場の一つである岡谷南高等学校の大体育館で行われた「避難所開設・運営訓練」にFCV(燃料電池自動車)が参加しました。
今回の訓練を通じて、給水車による応急給水の取組や、水中ドローンによる捜索の有効性、FCV(燃料電池自動車)を活用した災害時の電源供給の有効性の検証等、企業局の取組について知っていただくことができました。
企業局では、引き続き、実際に災害が発生した場合にも迅速に対応できるよう備えてまいります。
企業局は、長野市、上田市、千曲市、坂城町の管轄エリアで、約81,000戸(約18万人)への給水を行っており、大規模災害等で断水した場合には給水車による給水活動を行います。給水車による給水活動は、管轄エリア外であっても、要請があれば出動します。
訓練当日は、川中島水道管理事務所の給水車(2t車)が参加し、給水袋への給水体験、災害備蓄用ペットボトル(川中島の水・千曲川の水)の配布を行いました。
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| 訓練参加者による給水袋への給水体験 | 災害備蓄用ペットボトルの配布 |
企業局は、発電所の故障や水害・地震などの災害に備え、水中ドローンを保有し、非常時の安全確認等に使用しています。
訓練当日は、諏訪湖に転落者が発生したという想定の下、湖畔から水中ドローンを投入し、被害状況の調査訓練を実施しました。
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| 水中ドローン投入の様子 | 訓練事務局での映像確認 |
企業局では、企業局の電気(水力)と水(地下水)を用いた100%再生可能エネルギー由来の水素ステーションを県内で初めて整備するとともに、FCV(燃料電池自動車)を導入し、電力の蓄電目的としての活用可能性や災害時の電源供給の有効性等を検証しています。
訓練当日は、FCV(燃料電池自動車)を展示するとともに、災害時の停電を想定した避難所への電源供給訓練を実施しました。
外部給電器を使い、取り出した電気を避難所へ給電し、聴覚障がい者への情報伝達支援の目的で要約筆記に使用するパソコンやプロジェクターへの電源供給に加え、携帯通信事業者が設置する携帯電話充電器や無線LANアクセスポイントへの電源供給等を行いました。
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| FCV(燃料電池自動車)展示 | 情報伝達機器への電源供給 |
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