水稲除草機実演会を開催しました

　令和５年６月８日（木曜日）に、駒ヶ根市北原　実演会圃場において水稲除草機実演会を開催しました。
　この実演会は、水稲の有機栽培等の推進にあたり課題となっている除草作業の軽労化について、有効な除草技術としてスマート農業技術の一つであるリモコン式水田除草機と乗用型除草機による除草作業を実演・検討し、上伊那地域の多くの生産者に新たな除草技術を広める目的で開催したものです。
　スマート農業・水稲有機栽培等に関心のある農業者・関係者に呼び掛けたところ、約40名の方に参加していただきました。
　リモコン式水田除草機の「ミズニゴール」については、駒ヶ根市中沢の4戸の農業者が実証試験を実施しています。参加者からは「GPS搭載により全自動で除草できるようになれば他の作業ができるため便利」等の意見が出されました。乗用式除草機の「ウィードマン」については、稲の株間の除草も可能で、確実な除草作業を行うことができます。これらの機器が導入・活用されることで水稲の有機栽培等の取組が増加し、収益性の高い米づくりにつながることが期待されます。
　上伊那農業農村支援センターでは、今後も関係機関と連携しつつ、スマート農業、水稲の有機栽培等の推進に取り組んでまいります。
 

　写真１：リモコン式水田除草機「ミズニゴール」実演の様子　　　　　　　　写真２：乗用水田除草機「ウィードマン」実演の様子

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