令和５年度新規就農実践塾を開講しました

　上伊那農業農村支援センターと上伊那農業協同組合では、新たに農業を始めた方やこれから農家を目指す方向けに、農業の基礎的な知識や技術を幅広く学んでいただくための講座「新規就農実践塾」を開催しています。
　令和５年度に開催を計画している３つのコースのうち、基礎コースの１回目の開催に合わせ、５月29日に開講式を行いました。当日出席した受講者13名が自己紹介をした後に、(一社)長野県農業会議の広域アドバイザー宮島明博氏から、農業者年金制度の紹介をいただきました。その後の基礎コースでは、「上伊那地域の農業の概要」及び「農業の気象への対応」の２つのテーマについて講義を行いました。
　また、５月31日に野菜コースの１回目を開催し、上伊那地域で栽培が盛んな野菜の一つであるブロッコリーの栽培について、講義とほ場視察を行いました。
　受講者の中には、定年を機に農業を始めた方や県外から移住し就農を検討している方もおり、知識・技術の習得に対する意欲が感じられました。
　この講座は、７月から始まるりんごコースを含め、来年１月まで全13回の開催を計画しています。これらの講座を通じ、技術習得はもちろんのこと、受講者の皆さんの間での交流も深まることを期待しています。
　各コースとも受講人数には余裕がありますので、参加をご希望の方は農業農村支援センターまでお問い合わせください。

　　　　　　　　写真１：開講式の様子　　　　　　　　　　　　　　写真２：野菜コース　圃場視察の様子