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更新日:2023年5月29日
諏訪地域は、縄文時代、日本で最も栄えた地のひとつであり、その様子は「縄文銀座」とも例えられています。その後神話にもたびたび登場し、御柱祭や諏訪湖の御神渡りなど独自の文化、習慣が今日まで受け継がれている神秘的な地域です。
その一方、明治・大正時代を中心に製糸業が、高度成長期には精密機械産業が発展し、日本の製造業をリードするなど、ものづくりの伝統も脈々と息づいています。
また、夏季冷涼な気候を活かした県内有数の野菜・花きの産地であるほか、令和5年4月1日には、茅野市、富士見町、原村でつくる「八ヶ岳西麓ワインバレー」が「信州ワインバレー構想」に追加され、新たなワイン産地としての歩みも始まっています。
さらに諏訪湖では、サイクリングやジョギング、カヤック・ボートなどのマリンスポーツも楽しめ、少し足を延ばせば八ヶ岳や霧ヶ峰など雄大な自然が私たちの心を癒してくれる、多様な魅力に満ちた地域です。
このような素晴らしい地域の魅力と競争力をより高めるとともに、安心・安全なより住みやすい地域とするため、今年度は、以下の5つを重点として取り組んでまいります。
◇改定した「諏訪湖創生ビジョン」に掲げる“諏訪湖の環境保全”と“諏訪湖を活かしたまちづくり”の取組を、地域の皆様とともに考え、コンセンサスを得ながら推進します。
◇八ヶ岳西麓の環境・観光・農業分野を中心とした振興策を、市町村と連携し検討・推進します。
◇コロナ禍で影響を受けた製造業、観光業、農業等の地域産業の持続と成長を、関係機関と連携し支援するとともに、地域活性化や賑わい創出を図るため、地域のイベント等を支援します。
◇日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」のブランド力強化を図ります。
◇近年多発する自然災害に備え、ため池を活用した雨水貯留の取組や流域保全総合治山事業等により、災害に強い地域づくりを推進します。
皆様方のご支援、ご協力をお願いいたします。
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