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諏訪警察署協議会開催結果
開催日時
- 令和7年2月21日(金曜日)15時55分~17時30分
開催場所
出席者
議事概要
- 管内の治安情勢についての説明
- 委員からの提言に対する現状説明
委員提言に対する現状説明
警察活動の周知について
【委員】
- 協議会の活動を通じて、警察の見えない活動を知ることができた。多くの住人に警察の見えない活動を伝えられれば、警察への理解が深まると思う。
【警察】
- 見えない活動の1つが書類作成だと思われる。このような業務も可能な範囲で情報発信していきたい。
落とし物の届出について
【委員】
- 拾得物を交番に届けたが、書類の作成などで長時間待たされた。もう少し早く手続を終わらせることはできないのか。
【警察】
- 権利関係等の必要事項を確認した後、拾得者へ交付する拾得物件預り書は、郵送することで時間短縮できるため署員に周知していく。
サイバー空間における犯罪防止対策
【委員】
- 警察と通信事業者が連携し、SNS利用者に対し、闇バイトやロマンス詐欺等の具体例を示した広告を出してはどうか。
【警察】
- 警察では、関連するキーワードをSNSで検索した人の画面に警察からのメッセージ付き広告を自動で表示させるターゲティング広告事業を近く開始する方針である。既存の対策のほか、新しい対策を取り入れて被害防止に努めていく。
防犯カメラ設置促進事業の推進
【委員】
- 警察で行っている防犯カメラ設置促進事業を令和7年度も行っていただきたい。
【警察】
- 来年度も防犯カメラ設置促進事業が行われる予定であることから、防犯カメラの設置を検討している団体には申請を呼び掛けていく。
再犯防止について
【委員】
【警察】
- 子どもを対象とする暴力的性犯罪の加害者やストーカー加害者等に対する再犯防止活動のほか、非行少年に対する立ち直り支援活動、暴力団からの離脱・社会復帰に向けた指導等を行っている。
電話でお金詐欺等被害防止対策
【委員】
- 諏訪地方で4、000万円を超える投資詐欺被害が発生した。年々手口が巧妙になっていると思うが、どのように防止していくのか。
【警察】
- テレビ、新聞、ラジオ、防災無線、高齢者サロン、各種会合、巡回連絡による戸別訪問等ありとあらゆる機会で新しい手口等を広報し、被害防止に努めていく。
凶悪事件の防止について
【委員】
- 凶悪事件は、だれもが被害者、加害者になる可能性がある。どのように防止していくのか。
【警察】
- 事件を起こす背景は人それぞれで異なるため、被害に遭わないためには、一律にこれをお願いするということはできない。自分の身は自分で守るということを実践していただきたい。例えば、耳にイヤフォンをしたまま歩かない、長野県警察安全・安心アプリ「ライポリス」で犯罪情勢を把握するなど。また、犯人には事件を犯す前に何かしらの予兆となる行動を起こすことがあるため、それらの情報を得た場合には内部で共有し、関係機関の支援につなげるなど、未然防止のための対応を引き続き行っていく。
通学路における交通安全対策について
【委員】
- 狭い道路が通学路となっている場所が多く、ガードレールもない。スピードを緩めないドライバーもいる。どのように対策していくのか。
【警察】
- 市、町、道路管理者への道路改良、ガードレール等の道路安全施設の設置を提言していく。また、安全運転管理者講習等におけるドライバーに対する安全指導を行うほか、交通取締りによる悪質運転者対策等を推進していく