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更新日:2016年9月26日

流域下水道汚泥等の放射能濃度について

下水道終末処理場から排出される、下水汚泥の放射能濃度などの情報を提供しています。

1下水汚泥等の放射能濃度測定結果

(1)諏訪湖流域下水道豊田終末処理場

(2)千曲川流域下水道下流処理区終末処理場

(3)千曲川流域下水道上流処理区終末処理場

(4)犀川安曇野流域下水道終末処理場

2下水道終末処理場の空間放射線量測定結果

3下水道終末処理場の放流水放射能濃度測定結果

4現在の状況及び今後の予定について

5皆様からのご質問とお答え

【報道発表資料等】

●県が行った市町村の下水処理場等の空間放射線量測定結果

 

1.下水汚泥等の放射能濃度測定結果

流域下水道終末処理場の汚泥焼却灰等について行っている放射能濃度測定結果は以下のとおりです。
千曲川流域下水道上流処理区終末処理場の焼却灰については平成23年8月22日から、下流処理区終末処理場は平成23年10月27日から、セメント原料としての搬出を再開しています。放射能濃度の測定は、両処理場の焼却灰とも現在では100Bq/kgを下回っていることから、月1回の頻度で行っています。なお、両処理場でセメント原料として搬出できなかった焼却灰は、平成24年10月下旬から人工骨材製造業者(産業廃棄物処分業者)に溶融固化の処理委託を開始し、平成26年2月までに搬出完了しています。
諏訪湖流域下水道豊田終末処理場の溶融スラグ(人工骨材)については、クリアランスレベルを安定的に下回り、安全であるものと判断し、工事現場等での利用を再開しています(現在では放射性セシウムは不検出です。)。その他の溶融飛灰等は飛散流出しないよう場内で適正に保管しています。

放射能濃度の表記については、11月19日から「不検出」を「<(定量下限値)」(定量下限値未満)に改めました。これ以降セシウム合計値を算出する際、一方が「<(定量下限値)」の場合、その値を定量下限値として和を求め(有効数字2桁)、両方が「<(定量下限値)」の場合、「<(定量下限値の和)」と表記します。

例1-セシウム-134:<50、セシウム-137:120→セシウム合計:170

例2-セシウム-134:<50、セシウム-137:<50→セシウム合計:<100

例3-セシウム-134:39、セシウム-137:63→セシウム合計:100

(「New!」のセルが最新測定値)

 

(1)諏訪湖流域下水道豊田終末処理場(諏訪市豊田)

平成23年度からの最大値と直近の測定結果

測定対象

用途等

採取日

測定値(Bq/kg)

ヨウ素
-131

セシウム
-134

セシウム
-137

セシウム
合計

備考

焼却灰

金売却

H23年5月31日

<10

38

38

76

 
H27年7月9日

<10

<10

<10

<20

 
溶融飛灰

金売却

H23年7月27日

<10

1,200

1,400

2,600

 

H28年1月31日

<10

14

63

77

煙道スラグ

金売却

H23年10月28日

<10

1,200

1,600

2,800

 

H27年12月28日

<10

43

230

270

溶融スラグ

建設資材

H23年10月10日

<10

23

23

43

 

H25年3月18日

<10

<10

<10

<20

 

 

諏訪湖流域下水道に係る汚泥等放射能全測定結果(PDF3ページ)(PDF:58KB)

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(2)千曲川流域下水道下流処理区終末処理場(長野市赤沼)

平成23年度からの最大値と直近の測定値

測定対象

用途等

採取日

測定値(Bq/kg)

ヨウ素
-131

セシウム

-134

セシウム
-137

セシウム
合計

備考

焼却灰

セメント原料 H23年5月6日

<300

1,890

2,050

3,940

 
H28年9月1日

<10

<10

20

30

New!
脱水汚泥 確認用 H23年7月20日

<50

<50

<50

<100

 

 

千曲川流域下流処理場に係る焼却灰等放射能全測定結果(PDF2ページ)(PDF:45KB)

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(3)千曲川流域下水道上流処理区終末処理場(長野市真島町)

平成23年度からの最大値と直近の測定値

測定対象

用途等

採取日

測定値(Bq/kg)

ヨウ素
-131

セシウム
-134

セシウム
-137

セシウム
合計

備考

焼却灰 セメント原料 H23年5月19日

<50

1,500

1,500

3,000

 
H28年9月13日

<10

<10

13

23

New!
脱水汚泥 確認用 H23年7月20日

<50

<50

<50

<100

 

 

千曲川流域上流処理場に係る焼却灰等放射能全測定結果(PDF2ページ)(PDF:46KB)

 

流域下水道終末処理場の焼却灰・溶融飛灰中の放射能濃度の推移グラフ(PDF:67KB)

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(4)犀川安曇野流域下水道終末処理場(安曇野市豊科田沢)

測定対象

用途等

採取日

測定値(Bq/kg)

ヨウ素
-131

セシウム
-134

セシウム
-137

セシウム
合計

備考

脱水汚泥

セメント原料

H23年5月2日

<50

<20

<20

<40

 
H24年9月13日

36

<10

<10

<20

 

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2.下水道終末処理場の空間放射線量測定結果

県内下水処理場のうち、焼却灰等の搬出を停止し場内保管した処理場における空間放射線量の測定結果

平成23年度からの最大値と直近の測定値

(1)諏訪湖流域下水道豊田終末処理場(県管理:諏訪市豊田)

測定年月日

備考

敷地境界

場内保管場所等

地点数

測定値(最小~最大)
(μSv/h)

地点数

測定値(最小~最大)
(μSv/h)

H23年10月26日

 

4

0.05~0.06

9

0.04~0.14

H28年8月25日

New!

4

0.05~0.06

3

0.05~0.09

(2)千曲川流域下水道下流処理区終末処理場(県管理:長野市赤沼)

測定年月日

備考

敷地境界

場内保管場所等

地点数

測定値(最小~最大)
(μSv/h)

地点数

測定値(最小~最大)
(μSv/h)

H23年10月17日

 

4

0.05~0.07

7

0.05~0.31

H26年2月21日

4

0.03~0.04

4

0.05~0.05

(3)千曲川流域下水道上流処理区終末処理場(県管理:長野市真島町)

測定年月日

備考

敷地境界

場内保管場所等

地点数

測定値(最小~最大)
(μSv/h)

地点数

測定値(最小~最大)
(μSv/h)

H23年11月9日

 

4

0.06~0.08

3

0.05~0.26

H26年2月21日

4

0.04~0.05

3

0.04~0.09

 

空間放射線量測定結果の詳細

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3.下水道終末処理場の放流水放射能濃度測定結果

県内下水処理場のうち、放射性物質が検出された焼却灰等を保管している3カ所の流域下水道終末処理場について、放流水中の放射能濃度の測定を行いました。結果は全て不検出でした。

処理場名

管理者

所在地

採水日

測定値(Bq/kg)
(セシウム合計)

諏訪湖流域下水道豊田終末処理場

諏訪市豊田

H23年5月27日

<6

H24年5月25日

<1.2

H25年5月16日

<1.3

H26年6月10日

<1.2

H27年6月16日

<1.3

H28年5月11日

<1.4

千曲川流域下水道下流処理区終末処理場

長野市赤沼

H23年5月27日

<6

H24年5月17日

<1.4

H25年4月25日

<1.1

千曲川流域下水道上流処理区終末処理場

長野市真島町

H23年5月30日

<6

H24年5月17日

<1.2

H25年4月25日

<1.2

・測定機関:長野県環境保全研究所

 

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4.現在の状況及び今後の予定について

  • 千曲川流域下水道の上下流処理区終末処理場の焼却灰については、セメント会社が工場毎に設けている受入基準を満たしており、通常の委託処理を継続します。
  • セメント会社が受け入れを停止しこれまで処理場内で保管している焼却灰については、人工骨材製造業者へ先方の受入基準の範囲内で処理委託し、平成26年2月末までに搬出完了しました。

  • 焼却灰の放射能濃度測定は処理委託先の要請に基づき当面継続します。

  • 空間放射線量のモニタリングは通常処理できない溶融飛灰等が保管されている処理場において継続します。

 

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5.皆様からのご質問とお答え

Q1:これらの数字は安全なのか、危険なのか。

A1:焼却灰等が保管されている処理場内の空間放射線量は0.03~0.31μSv/hrであり、保管物からの放射線による健康影響はほぼないものと見込まれます。処理場の見学等もこれまでどおり全く問題ありません。

Q2:下水に放射能が含まれているのか。なぜこんなに大きい値になるのか。

A2:過去の測定値がないため推測となりますが、

(1)検出されないようなほんのわずかな量の放射能が下水(水やし尿)に含まれていた。
(2)雨水に含まれるほんのわずかな放射性物質や、地表面に降り積もっていたほんのわずか
な放射性物質が下水と一緒に流れ込んだ。

といったことを原因として、下水中の灰分が全て焼却灰等に移行していると仮定すれば、下水中の灰分濃度は汚泥焼却灰になるまでで3~5万倍、溶融飛灰で約800万倍まで濃縮されていますので、たとえ水道水や降下物などの放射能が不検出であっても、焼却灰や溶融飛灰では検出されているものと見られます。

Q3:焼却灰の放射能濃度は今後どうなっていくか。
A3:若干の増減を繰り返しながら、徐々に減少していくものと見込まれます。

Q4:「不検出」とはどれくらいか。

A4:従来は下表の値未満の場合を、精度が十分でない、十分小さな値としてこのホームページでは「不検出」と表記していました。現在は、不検出の値と検出される値が混在した際のセシウムの合計値を安全側で評価できるよう、「<(定量下限値)」(例:<50)と表記しています。
(定量下限値は、試料の密度やそれ自身のガンマ線量によって変動します。一般的に、放射能が高いものは下限値が高く、放射能が低いものは下限値が低くなります。)

単位:Bq/kg

測定区分

対象

ヨウ素-131

セシウム-134

セシウム-137

H23年5月18日公表分※1

焼却灰

300

100

100

汚泥

50

20

20

H23年5月23日公表分※1

焼却灰

50

30

30

溶融飛灰

230

150

130

煙道スラグ

60

50

50

溶融スラグ

60

20

20

千曲H23年5月19日以降測定分※2

焼却灰

50

50

50

H23年6月3日公表分※1

放流水

3

3

3

諏訪H23.9以降測定分※3

焼却灰等

10

10

10

千曲H24年1月26日以降測定分※2

焼却灰等

10

10

10

千曲H24年4月12日以降測定分※4

焼却灰

10

10

10

諏訪H24.4以降測定分※5

溶融飛灰等

10

10

10

犀川安曇野H24年9月13日測定分※4

汚泥

10

10

10

※1:長野県環境保全研究所※2:(財)食品環境検査協会測定※3:(株)北陸環境科学研究所

※4:(株)科学技術開発センター※5:(株)環境技術センター

Q5:どのように保管しているのか。

A5:通常処理できない溶融飛灰等は、飛散しないようドラム缶に密閉梱包し、場内に保管しています。

Q6:これからどうしていくか。

A6:焼却灰等の放射能濃度の推移を確認していくとともに、通常処理できない溶融飛灰等の保管が解消するまで処理場での空間放射線量の測定を行い、異常がないか確認していきます。
また、焼却灰等の処分先の確保に努めるとともに、国に対しても放射性物質を含む焼却灰等の処分先を確保するよう、引き続き要望していきます。

Q7:セメント会社の受入基準とは何か。

A7:セメント会社では下水道汚泥や汚泥焼却灰をセメント原料として利用してきましたが、今回の福島原発の事故以降、各地の下水道汚泥等から放射能が検出されたことから、一時受入を停止していました。その後、安全性が保証されるクリアランスレベルの100Bq/kgをセメント製品で下回ることが確認できる範囲で、汚泥等の受入が再開されていますが、その際にセメント会社の各工場でそれぞれ許容できる汚泥等の放射能濃度の受入基準を設定しています。
その値は製品と同じ値の100Bq/kgから始まり、現在は工場によっては200~300Bq/kg程度まで緩和されています。

Q8:下水道汚泥焼却灰からヨウ素-131が検出された原因はなにか。

A8:流域下水道汚泥焼却灰からヨウ素-131が検出された明確な原因は不明ですが、現時点では以下の3つの原因が推測されます。
1.福島原発から新たなヨウ素の放出があった。
2.下水道の使用者に甲状腺などの放射線治療を受けている方がいた。
3.焼却灰の放射能レベルそのものが下がってきたため、ヨウ素やセシウムの定量下限値が下がり、これまで数字として現れなかったものが捕捉されるようになった。
しかし、放射性ヨウ素が降下物や水道水、食品等から検出されていないこと、また、県内の空間放射線量に大きな変化は見られないことから、新たに福島原発から放出されたと考えられる根拠は見当たりません。

なお、これらはいずれも推測の域を出ませんので、今後も引き続き情報収集、必要な検査の実施に努めてまいります。

 

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【報道発表資料等】

 

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お問い合わせ

環境部生活排水課

電話番号:026-235-7321

ファックス:026-235-7399

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