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更新日:2016年9月29日

 長野県内の空間放射線等測定結果

長野県では、県内7ヵ所のモニタリングポストにより「空間放射線量」の常時測定を実施しています。また、県内各地域における空間放射線量の簡易測定や「上水(蛇口水)」と「降下物(大気中から降下してくる塵等)」の放射能濃度の測定を行っています。それらの測定結果をお知らせします。

空間放射線量の測定結果

【モニタリングポストによる常時測定(県内7地点)】

〇概要

 県内7ヵ所において常時観測している空間放射線量は、全て国際放射線防護委員会(ICRP)の年間被ばく限度量(自然放射線を除き1mSv)の時間換算値(0.19μSv/h)を下回っております。
  なお、福島第一原子力発電所事故前から常時観測している環境保全研究所の測定値は、現在、事故前の水準と同レベルです。

  

〇 測定状況

<9月29日(木曜日)午前9時現在の測定値>
図:モニタリングポスト設置箇所

モニタリングポストの設置場所 測定値μSv/h
長野市 環境保全研究所 0.037
飯山市 飯山庁舎 0.042
松本市 松本合同庁舎 0.062
大町市 大町合同庁舎 0.076
軽井沢町 軽井沢町役場 0.033
諏訪市 諏訪合同庁舎 0.059
飯田市 飯田合同庁舎 0.060
  • 市町村名をクリックすると過去の測定結果がご覧になれます。

 

前日までの測定結果は、原子力規制委員会ウェブサイト『放射線モニタリング情報』をご覧ください。
モニタリングポストの最新値(10分ごとの値等)もご覧いただけます。

『放射線モニタリング情報』(原子力規制委員会サイト)における空間放射線量の確認方法(PDF:744KB)

 【放射線・放射能に関するQ&A】
  県民の皆さまからお寄せいただいたご質問の傾向を中心に作成しました。

     Q&A(平成28年2月17日更新)(PDF:606KB) 

 

 

国際放射線防護委員会(ICRP)が2007年に示した勧告では、自然放射線及び医療目的の放射線を除き、「一般公衆」が1年間に浴びてもよい被ばく限度量は1mSv(ミリシーヘ゛ルト)/年とされています。1時間当たりの数値(測定値の単位)に換算すると、「0.19μSv(マイクロシーヘ゛ルト)/時間」となります。

現在測定されている放射線量は、この勧告を下回っています。

 

χμSv/時間×8時間(屋外)+χμSv/時間×0.4(透過率)×16時間(屋内)]×365日=1,000μSv/年=1mSv/年

χ=0.19μSv/時間

 

<モニタリングポストについて>

海外における核実験や原発事故による影響を把握するために、平成3年度に文部科学省の委託により、環境保全研究所(長野市)に設置し、環境放射線の状況を連続監視しています。平成24年度からは県内6地域に増設しました。

図:モニタリングポスト

 

【サーベイメーターによる簡易測定】

県内各地域(5箇所月1回)

県内の各地域で簡易放射線測定を実施しました。その結果は下記のとおりです。

平成24年4月からモニタリングポスト設置場所以外の地域での測定を地上1mにおいて月1回実施しています。(中野市、上田市、佐久市、伊那市、木曽町)

 

測定日:9月20日(火曜日)

測定場所 時間 天候 地上1mにおける測定値(μSv/h)
中野市(中野庁舎) 9時 曇り 0.07
上田市(上田合同庁舎)  9時9分 雨  0.05
佐久市(佐久合同庁舎) 9時 0.06
伊那市(伊那合同庁舎) 9時1分  曇り 0.08
木曽町(木曽合同庁舎) 9時 曇り

0.09

測定日:8月16日(火曜日)

測定場所 時間 天候 地上1mにおける測定値(μSv/h)
中野市(中野庁舎) 9時 晴れ 0.07
上田市(上田合同庁舎)  9時7分 晴れ  0.04 
佐久市(佐久合同庁舎) 9時 晴れ 0.06
伊那市(伊那合同庁舎) 9時1分  快晴 0.08
木曽町(木曽合同庁舎) 9時 晴れ

0.09

測定日:7月19日(火曜日)

測定場所 時間 天候 地上1mにおける測定値(μSv/h)
中野市(中野庁舎) 9時 晴れ 0.06
上田市(上田合同庁舎)  9時7分 晴れ  0.04 
佐久市(佐久合同庁舎) 9時 晴れ 0.05
伊那市(伊那合同庁舎) 9時8分  快晴 0.07
木曽町(木曽合同庁舎) 9時 晴れ

0.09

  

過去の測定結果(松本市継続測定)

平成23年

平成24年

 

過去の測定結果(県内各地域)

平成23年

平成24年

平成25年

【文部科学省による航空機モニタリング】

 

【参考】

日常生活と放射線

1人当たりが1年間に浴びる自然放射線量の平均は、国連科学委員会報告書「放射線とその人間への影響」によると、約2,400μSv(約2.4mSv)という報告があります。自然放射線の内訳は下図のとおりです。

また、医療行為で受ける放射線被曝量は、下表のとおりですが、医療での被曝限度は設けられていません。これは、放射線の被曝によるリスクより患者の受ける利益が上回る場合を想定されているからです。

<医療行為で受ける放射線量>グラフ:自然放射線の内訳

検査の種類 実効線量(mSv)
胸部撮影 0.06
上部消化管検査 3
CT撮影 5~30
核医学検査 0.5~15
PET検査 2~20

放射線医学総合研究所HPより抜粋

 

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上水(蛇口水)の放射能濃度の測定結果

【原子力規制庁の委託調査】

環境保全研究所において測定した上水(蛇口水)の放射能濃度は下記のとおりであり、健康に影響はありません。

採取期間 水道事業者名 採取場所(所在地) 原水の
種類
放射性ヨウ素
(Bq/kg)
放射性セシウム
(Bq/kg)

平成28年6月27日

長野市

環境保全研究所
(長野市安茂里)

表流水
伏流水

不検出

不検出

測定結果の不検出とは約0.001Bq/kg未満を示します

過去の測定結果(長野市)

平成23年

 

 

【長野県の独自調査】

3か月に1回、上水の調査を実施しています。
(調査時期:4月・7月・10月・1月)

〇採取日:平成28年7月19日(火曜日) 

水道事業者名

採取場所
(所在地)

原水の
種類

放射性セシウム
(Bq/kg)

長野市 環境保全研究所
(長野市安茂里)
表流水
伏流水

不検出
(Cs-134<0.1、Cs-137<0.2)

飯田市 妙琴浄水場
(飯田市鼎切石)
表流水

不検出
(Cs-134<0.1、Cs-137<0.1)

中野市 中野市役所
(中野市三好町)
表流水

不検出
(Cs-134<0.1、Cs-137<0.1)

軽井沢町 愛宕浄水場
(軽井沢町旧軽井沢)
表流水

不検出
(Cs-134<0.1、Cs-137<0.2)

下諏訪町 下諏訪町役場
(下諏訪町)
表流水

不検出
(Cs-134<0.1、Cs-137<0.2)

佐久水道企業団 佐久水道企業団事務所
(佐久市跡部)
浅井戸

不検出
(Cs-134<0.1、Cs-137<0.2)

長野県上伊那広域
水道用水企業団

箕輪浄水場
(箕輪町中箕輪)
表流水

不検出
(Cs-134<0.1、Cs-137<0.2)

長野県(企業局) 上田水道管理事務所
(上田市諏訪形)
表流水

不検出
(Cs-134<0.1、Cs-137<0.2)

長野県(企業局) 松塩水道用水管理事務所
(塩尻市宗賀)
表流水

不検出
(Cs-134<0.2、Cs-137<0.2)

  • 検査機関:長野県環境保全研究所
  • 測定方法:水道水等の放射能測定マニュアルによる測定
  • 測定結果の不検出とは、記載の数字未満を示します。(平成23年12月までは3Bq/kg未満でしたが、平成24年1月から測定時間を長くしました。検出限界値は、測定機器(現在3台で測定)、計算方法の違い等により測定ごとに異なります。)

 

過去の測定結果

平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年

 

<上水の測定に用いるゲルマニウム半導体核種分析装置>

写真:上水測定検体容器検体を入れるマリネリ容器(左)とU8容器(右)

 

 

 

 

写真:ゲルマニウム半導体核種分析装置外部からの放射線を遮断する遮蔽体。内部に検出器があり、検体の入ったマリネリ容器等を内部に入れて測定をする。

 

 

 

 

写真:データ解析装置データを解析する装置

 

 

 

 

 

 

 

【水道水に関するQ&A】

県民の皆様からお寄せいただいた最近のご質問の傾向を中心にQ&Aを作成しました。

 

【参考】

食品衛生法に基づく基準値(飲料水)

放射性セシウム10Bq/kg

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降下物の放射能濃度の測定結果

環境保全研究所において測定した降下物の放射能濃度は下記のとおりであり、健康に影響はありません。

現在、測定頻度を月1回とした月間降下物(1ヶ月間に降下した大気中のちり等)の測定を実施し、翌月に結果を公表しています。測定精度は定時降下物(毎日の測定)の測定の約100倍となります。

採取期間

ヨウ素131
(MBq/km2)

セシウム134
(MBq/km2)

セシウム137
(MBq/km2)

平成28年

8月1日~9月1日

不検出 不検出 0.055
平成28年

7月1日~8月1日

不検出 不検出 0.056
平成28年

6月1日~7月1日

不検出 不検出 0.072

平成28年

5月2日~6月1日

不検出 不検出 0.14

平成28年

4月1日~5月2日

不検出 不検出 0.094

平成28年

3月1日~4月1日

不検出 不検出 0.16

平成28年

2月1日~3月1日

不検出 不検出 0.11

平成28年

1月4日~2月1日

不検出 不検出 不検出

  • 測定結果の不検出とは、約0.1MBq/km2未満を示します。
  • 土壌に沈着した月間降下物から受ける放射線量への換算例(セシウム-134、セシウム-137が1MBq/km2検出された場合)
    放射線医学総合研究所が示した換算によると、土壌に沈着した放射性核種によって現在受ける1時間あたりの放射線量は、以下のとおりとなります。
    セシウム-134:1MBq/km2×0.00000496μSv・km2/h・MBq=0.00000496μSv/h
    セシウム-137:1MBq/km2×0.00000176μSv・km2/h・MBq=0.00000176μSv/h

    これらの換算値の合計は、現在の空間放射線量の約5千~1万分の1程度のレベルです。

 

月間降下物(長野市)過去の測定結果

 

<月間降下物の測定方法>

図:月間降下物の測定方法

 

定時降下物(長野市)過去の測定結果

平成23年

  • 平成23年3月18日~12月27日まで文部科学省の委託により、環境保全研究所(長野市)において毎日24時間採取し、測定実施。
  • 測定結果が不検出となる検出下限値は降水量によって変動します。
    (例:24時間で1mmの降水があった場合の検出下限値は10MBq/km2未満)

 

【降下物に関するQ&A】

県民の皆様からお寄せいただいた最近のご質問の傾向を中心にQ&Aを作成しました。

 

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お問い合わせ先

東北地方太平洋沖地震放射線相談電話026-235-7418(平日時間8時30分~17時15分)

なお、下記の課でも相談に応じています。

「空間放射線量・降下物の測定結果」は、環境部環境政策課(電話:026-235-7169)

「上水(蛇口水)の測定結果」は、環境部水大気環境課(電話:026-235-7168)

「放射線の被ばくに関する健康相談」は、健康福祉部保健・疾病対策課(電話:026-235-7150)

 

 

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お問い合わせ

環境部環境政策課

電話番号:026-235-7169

ファックス:026-235-7491