伊那警察署協議会開催結果
開催日時
令和6年6月27日(木曜日) 15時00分~17時00分
開催場所
伊那警察署
出席者
会長以下 13名
警察署長以下 9名
議事概要
- 管内の治安情勢についての説明
- 特殊詐欺被害の現状についての説明
- 諮問事項に関する協議
諮問事項
特殊詐欺被害防止のための効果的方策
【委員】
- 寸劇による広報啓発活動を高齢者の会合などで実施してはどうか。
【警察】
- 現在も署員で構成する、劇団「い~な」の活動は継続しており、各種会合で寸劇による広報啓発活動を展開している。今秋には、規模を大きくした広報啓発イベントを計画しており、更に活動を活性化したい。
【委員】
- 「X」等のSNSを活用した特殊詐欺被害防止対策等を発信してもらいたい。
【警察】
- 県警としてSNSによる各種情報発信に取り組んでおり、更なる情報発信に努めてまいりたい。
【委員】
- 自宅に詐欺電話があったが、相手は非通知で被害もなかったので、警察に連絡しなかった。警察業務の邪魔になるかと遠慮してしまったが、このような電話についても警察に連絡すべきか。
【警察】
- 連絡してもらいたい。手交型の場合、受け子等がその地区に入っている可能性があり、同一地区に集中的に詐欺電話をかけている。多くの情報を寄せていただき、防災無線やライポくん安心メールにより注意喚起してまいりたい。
【委員】
- 詐欺被害防止の広報チラシが地区で回覧されていることは承知しているが、全 戸配布した方が効果的ではないか。
- 池上彰氏のメッセージ動画の認知度を上げるためには、免許更新会場や病院、スーパーなど生活の中で動画を目にする機会を増やすことが必要ではないか。
- SNSを利用した投資詐欺防止のため、企業の新入社員に対する金融教育など、他機関や企業と連携して取り組んではいかが。
- 被害防止も重要であるが、加害者を生まないための活動も必要である。次世代への対策に取り組むべきである。
【警察】
- 今回寄せられた提言を踏まえ、被害防止のための各種活動を推進してまいりたい。