伊那警察署協議会開催結果
開催日時
令和5年6月29日(木曜日)13時30分~15時30分
開催場所
伊那市内会議室
出席者
会長以下11名
警察署長以下9名
議事概要
- 管内の治安情勢及び警察署業務説明
- 活動事例紹介
- 協議事項
- 質疑
活動事例紹介
昨年度、警察署協議会において諮問した「電話でお金詐欺被害防止対策」について、委員の提言を受け、管内の中学校に被害防止啓発用キャラクターの制作を依頼したところ、電話でお金詐欺(特殊詐欺)被害防止啓発用キャラクター『だまされんゾウ』を制作していただいたため、完成作品の紹介とともに報告した。
協議事項「今後の協議会のあり方」
協議会会長から、コロナ禍で会議形式の協議会開催が見送られていたところ、今年度は、年4回の協議会を計画し、少なくとも1回は警察施設等の視察を実施していく旨が提言された。
質疑等
【委員】
- 職場体験の受け入れや中高生との座談会を開催しており、少年と接する機会が多々あるところ、いわゆる不良の概念も変わり、見えないところで少年による犯罪が行われているのではないかと危惧している。少年同士の上下関係やSNSに起因する犯罪の現状はいかが。
【警察】
- 少年同士の上下関係に起因するような事件の発生は減少しているとみている。一方、SNSを介して児童ポルノ等の被害者になるケースが依然として発生している現状にある。警察としては、サイバーパトロールや少年と関わる各種活動を通じて児童ポルノ事件等を認知した際は、少年補導並びに被疑者の検挙に向けた捜査をしていく。
【委員】
- 先日、LINEにURLが添付されたメッセージが送信され、20名への転送を指示する内容だった。これも詐欺の手口なのか。
- インターネットで各種サイトを閲覧していると別のサイトに誘導されるなど、危険を感じることがある。騙されているわけではないので警察に相談することを躊躇してしまうのだが、このようなことでも相談していいのか。
【警察】
- 警察では、同種手口の詐欺に関する同種の相談が集中した場合、特に速やかな情報発信をして被害防止の啓発活動に取り組んでいる。最寄りの交番でも構わないので、積極的に相談や情報提供していただきたい。