先輩からのメッセージ(社会福祉 田中 智大)
県職員の仕事について一言
自分の総合力を最大限に発揮できる職場
現在の業務内容
児童相談所では、子どもの権利(生存・発達・保護・参加)を擁護し、最善の利益を保障する最前線かつ最後の砦を自負し、子どもに関する家庭その他からの専門的な知識・技術を必要とする相談に応じています。
県職員を志望した理由
自分が生まれ育った長野県に戻り、仕事をすることで地域に貢献したい気持ちがありました。
県という広域的な立場で施策を展開することに魅力を感じる一方で、現地機関においては県民の皆様と直接、対話することができ、かつ専門性が発揮できることから志望しました。
仕事をするうえで大事にしていること
「当事者のニーズを的確につかむ」ことを心掛けています。そのためには「話をよく聴き」その言葉や行動の背景にある当事者の願いを見逃さないことです。それを中心に据えて、専門職としての見立て(社会診断)を行い、関係機関と連携し「その願いに近づいていく」ことが大事だと考えています。全般的な事としては、組織や業界の常識を当たり前と思わず、時代の流れを感じ、新しいことに挑戦する気持ちを忘れないようにしています。
仕事のなかで求められる能力
児童相談所が対応する相談は複雑かつ多岐に渡り、どれもすぐに解決する問題ではありません。
そのため、最後まで諦めず交渉を続ける「粘り強さ」とゴールがどこなのか見極める「先見力」が必要とされ、緊急対応の場合には「的確な判断力」と「勇気」が重要になります。そして、職場の仲間への「思いやりや協調性」を忘れないこと。これらは日々の業務中で培われると思っています。
休日の過ごし方
とにかく仕事を忘れること(笑)。
アウトドアが好きなので、春・夏・秋はキャンプに行くなどして“非日常”の時間を大切にしています。これは社会人になってから始めたことの1つで、県職員の先輩から教えていただいたことでもあります。山岳、清流、高原など信州の自然に触れ信州・長野県の魅力を再発見することができます。
受験者へのメッセージ
児童相談所に対する世間の注目度は日に日に増しており、社会から求められる役割はとても大きいものです。責任がある仕事であると同時にその分使命感を持って仕事に取り組む事ができます。
一緒に頑張りましょう!!
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