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更新日:2018年4月1日

上田地域振興局

上田合同庁舎ソーラー発電システム(20kW)

平成26年(2014年)9月の発電実績がまとまりました。

  平成26年9月の発電実績は、2,596.2kWh(1kWあたり129.8kWh)で前年同月(単月)比107.6%、発電開始以来の過去5年間で9月として最高の数値でした。前月比も122.0%で、真夏の日照不足だった前月8月の不調を若干挽回できました。(初出 平成26年10月20日)

 また、太陽光発電量に最も影響の大きい上田(アメダス)の今月の日照時間は196.2時間に達し、9月として統計開始以来の多照1位(前年同月比109.9%・平年比130.2%・前月比150.9%)でした。
 なお、日照時間が前月8月はかなり少なかった(寡照3位)のに、当月9月で一転してかなり多くなったという平年比では極端に映る天候について事後に振り返ってみましたので、あわせてご覧ください。(追記 平成27年1月11日)

平成25年(kWh)

前年同月比(%)

前月比(%)

平成26年(kWh)

前年同月比(%)

前月比(%)

8

2,852.6

91.3

105.2

2,128.4

74.6

77.5

9

2,412.5

97.7

84.6

2,596.2

107.6

122.0

 

毎日の発電量と日照時間201409 

1次近似線201409

【9月の天候コメント】
 9月は平年だと秋の長雨の時期にあたり、日照時間率(昼の時間に対する日照時間)も梅雨と並んで低下するのですが、特に下旬には、日11時間近くの高レベルの晴天が続いて平年比38.0時間増(187.4%)となるなど、日照時間は9月としての多照1位となる196.2時間を記録しました。これは、中旬以降月末まで、偏西風の南蛇行により乾燥寒冷の空気が入りやすくなり、大陸生まれの大きな移動性高気圧に覆われ(続け)、次の高気圧までの気圧の谷や秋雨前線・台風の影響を受けることが少なかったためです。ただ、上旬は動きの遅い前線や湿った気流の影響で曇りや雨の日が多くなり、8月上旬以来4旬連続で日照時間が平年を下回りました。

日照時間累積201409

 月間降水量は43ミリ(少雨4位、平年の29.0%)とかなり少なく、0.5ミリ以上の降雨日数も6日しかありませんでした。この間、晴天・微風により放射冷却となることも多く、日最低気温では上田アメダスで9月19日に6.3℃(低5位)まで下がるなど特に最低気温がかなり低く(平年差△2.2℃)推移し、月平均気温は低7位(平年差△1.4℃)となりました。なお、菅平アメダスでは9月23日に氷点下0.1℃まで下がり、富士山頂を除き今寒候期で全国初の冬日(最低気温0℃未満)となりました。

雨温図201409

 過去10年以上、9月は高水準の多照傾向が続いていますが、気温や降水量に関してはまちまちで、今年のような低温・少雨・多照だったのは平成21年(2009年)以来5年ぶりで、残暑感のない(平年の10月のような)秋晴れが続きました。

過去の9月の日照時間・降水量・気温

 放射冷却の朝は冷え込みますが、雲がないので日照・日射の立ち上がりが早く、日中は日照による昇温があるので日較差はかなり大きくなります。朝晩と日中では更衣による調整が必要になるほどでしたが、真夏のような高温による発電効率低下もなく、好条件である例年5月のような平成26年9月(グラフの青の■)の発電環境でした。

プロット201409

(発電量yを日照時間xの一次関数としたときの傾きa(横軸)と切片b(縦軸)の組み合わせ(各月実績の平均値)をプロットしています。季節によって似たような傾向を示していることが分かります。なお、前月8月(グラフの青の◆)の位置が平年の夏季(6月~8月)のエリアから大きく離れ、平年の9月に近い位置にあることに注目してください。)

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 【トピックス(平成26年の極端気象を振り返る)】(追記 平成27年1月11日)

 平成26年8月の立秋以降の多雨寡照(日照不足)と9月の低温少雨多照の分析にあたり、偏差(平年との乖離)を見るために通常行っている平年同月との対比を、平年の翌月(3旬)値に換えてみました。具体的には、平成26年8月上旬の気候値を平年9月上旬と、平成26年9月を平年10月と対比することとし、上のグラフは日照時間、中のグラフは降水量の比較の比較です。棒グラフは各「旬」の平年比で、赤が通常の平年同旬比、青が今回試行した平年翌月(3旬)比です。折れ線グラフは各「月」の平年同月比(赤)・平年翌月比(青)です。

日照時間2014平年翌月比

 日照時間のグラフでは7月から10月までの赤系と青系の動きを、また、降水量のグラフでは7月から9月までをご覧ください。棒グラフも折れ線グラフも、青が示すひと月先(翌月)との対比値の方が、赤が示す平年同月比の値よりも小さくなっています。なお、その下の気温のグラフでわかるように、気温はほぼ平年並みで推移しました。

降水量2014平年翌月比

 つまり、日照時間では7月から10月までの4か月間、降水量では7月から9月までの3か月間、偏差の絶対値がそれぞれ縮小しました。つまり、(気温を除く)季節の進行が1か月ずつ早かったと考えると辻褄が合いそうです。旬値・月値とも本年の8月は平年の9月(秋の長雨)に、本年の9月は平年の10月(秋晴れ)に近似します。また、本年7月下旬の高温少雨多照が効いて、本年7月の月値も平年の8月値に相当するものでした。

平均気温2014平年翌月比 

 繰り返しになりますが、今年は梅雨明け後の夏(らしい天候)の期間が1か月程度短く、立秋・お盆頃から早くも平年9月の秋の長雨のシーズンに入り、9月になると今度は平年10月の秋晴れ・冷涼モードとなって、ここ数年の残暑傾向もありませんでした。(台風による多雨だった)10月になっても多照と平年並の気温が続いたので、秋(らしい天候)の期間が長く続き、11月下旬まで気温低下のスピードが緩やかでした。しかし、12月になると(冬という)暦どおりの寒気が入り、それも真冬の強さで一気に季節が進みました。この寒候期(8月始まりの1年間)のキーワードは、「前倒し」かもしれません。

 

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所属課室:長野県上田地域振興局環境課

長野県上田市材木町1-2-6

電話番号:0268-25-7134

ファックス番号:0268-25-7167

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