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更新日：2021年3月19日
先輩からのメッセージ（農業 簑島 萌子）
県職員の仕事について一言
利益だけではない様々な価値を大事にしよう！
現在の業務内容
果樹の害虫防除に係る仕事を行っています。県内で問題となっている害虫の効率的な防除方法の検討や、新規薬剤の防除試験、天敵を利用した防除方法の検討等を行っています。
具体的には、場内や現地のりんご園でハダニ類とカブリダニ類の発生状況の調査、近年発生が増加し問題となっているキンモンホソガに対する各種薬剤の防除効果試験、各地のナミハダニ個体群の殺ダニ剤に対する感受性検定等を行っています。
県職員を志望した理由
大学で畜産学部に所属して以来、食に携わる仕事に就きたいと思うようになりました。大学院では生態学を学び、フィールドにおける動植物の相互作用について研究を行いました。フィールドで動植物について調査を行いながら、農業生産に関わることのできる農政部の仕事に魅力を感じました。
また、私は県外の出身ですが、登山が趣味なため、趣味を楽しみながら仕事ができると思い、長野県の農政部を志望しました。
仕事をするうえで大事にしていること
現場に寄り添った仕事をすることです。試験場の中だけで仕事をしていると、独りよがりになってしまい、現場に求められていることに応えられていないことがあります。できるだけ現地に出て、現地の問題を把握し、問題解決につながる仕事をしたいと思っています。また、現場での問題は様々ある中、限られた時間の中で、いかに効率的に仕事を行うかを大事にしています。
入庁前と入庁後のギャップ
夏場、業務時間内のほとんどをほ場で過ごすことに驚きました。また、薬剤散布のために朝のとても早い時間から仕事を行うことは、想像していませんでした。
休日の過ごし方
登山が趣味で休日は北アルプスや八ヶ岳、北信の山等に登っています。夏はテントを背負って北アルプスを縦走することが多いです。冬は北アルプスや八ヶ岳、北信の山に日帰りで行くことが多いです。
長野県に来てから、山スキーも楽しんでいます。山に登っていない休日は家でＮＢＡを観戦しています。今は新型コロナの影響でなかなか海外旅行に行けませんが、落ち着いたら、現地観戦にも行きたいと思っています。
受験者へのメッセージ
県職員は、長野県のために働きたいという方、長野県で一生生活したい、という方にはピッタリな職業だと思います。入庁した際には自分自身の長所を存分に生かし、様々な場面での活躍を期待しています。
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