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病害虫防除所

しあわせ信州

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更新日:2017年9月29日

ウメ輪紋ウイルス(PPV)について

ウメ輪紋ウイルスとは

 平成21年4月、東京都青梅市のウメに、国内で初めてウメ輪紋ウイルス(以下「PPV」という。)による植物の病気の発生が確認されました。これを受けて、農林水産省は都道府県と連携し、全国のウメ、モモ、スモモなど核果類の主要な果樹生産園地や観光園地を中心に発生状況調査を実施してきましたが、その後も新たにPPV感染植物が見つかるなど全国的な広がりを見せており、本病のまん延防止と早期根絶が大きな課題となっています。
 感染樹は果樹園だけでなく公園や寺社、住宅の庭木などでも確認されています。発生が確認されると、感染樹等の伐採処分の他、感染樹を確認した園地及び周辺地域において、宿主となり得る植物の移動制限を行うなどの対策、発生監視調査等が実施されます。
 本県では、ウメ、モモ、ネクタリン、日本スモモ、プルーン、アンズ、オウトウに係る果樹園、苗生産園、ハナモモ等に係る観光園において、本病の発生状況調査を実施してきましたが、これまでのところ感染樹は確認されていません。
長野県における調査の概要(平成21年度から平成28年度)(PDF:159KB)

長野県における平成29年度調査の概要(PDF:74KB)


ウメの葉におけるウメ輪紋ウイルスの病徴写真(無断転載を禁ずる)

PPV病徴1 PPV病徴2
PPV病徴3  

 

症状が似ている他の植物の病害写真(無断転載を禁ずる) 

ウメうどんこ病

ウメ白粉病

  うどんこ病(ウメ)植物防疫所原図

夏以降、葉の表面に輪郭のはっきりしないし白粉上の大型の病斑を生じ、10月ごろから菌叢上に美微小な黒色の斑点を生ずる(果樹病害各論より)

 白粉病(ウメ)植物防疫所原図

7月頃から葉の表面、特に葉脈に沿って病斑が徐々に拡大し、白色の粉末をまいたような症状を呈する(日本植物病害大事典(全国農村教育協会)より)


ウメ、モモ、スモモなどの植物(庭木や盆栽等も含む)を栽培・管理している皆様へ

本県においては、これまでのところウメ輪紋ウイルスによる感染樹は確認されていませんが、万が一確認された場合、感染樹等の伐採・焼却処分や宿主となり得る植物の移動制限など大規模な緊急措置がとられます。本ウイルスによる感染を未然に防ぐため、次のことをお守りください。

適期に媒介虫(アブラムシ類)の防除を行ってください。
本ウイルスの発生が確認されている地域から、苗木や穂木を持ち込まないでください。
他の園地等から穂木を持ち込み、むやみに接ぎ木することなどは避けてください。
葉や果実などに退緑斑、輪紋、斑紋など見慣れない症状が見つかった場合には、長野県病害虫防除所もしくは最寄りの農業改良普及センターまで連絡してください。


宿主となり得る植物とは、ウメ輪紋ウイルスが感染する可能性のある植物のことです。例えば代表的なものに、ウメ、モモ(ハナモモを含む)、ネクタリン、日本スモモ(プラム)、プルーン、アンズ、オウトウ(サクランボ)、アーモンド、ユスラウメなどのバラ科サクラ属の植物があります。
リンゴ、ナシ、セイヨウナシ、ブドウ、カキ、クリ、クルミ、カリン、マルメロ、ブルーベリー、カシスなどの植物には感染しません。

※全国の発生状況調査に係る詳しい情報はこちら
農林水産省HP(外部サイト)
植物防疫所HP(外部サイト)

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お問い合わせ

病害虫防除所 

電話番号:026-248-6471

ファックス:026-248-1069

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