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更新日:2023年3月23日
浅間山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が発表されました。
<噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げ>
【火山活動の状況及び予報警報事項】
浅間山では、山体の西側の膨張を示すと考えられる傾斜変動が認められ、火山性地震が増加しています。今後、山頂火口からおおむね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がありますので警戒してください。
【防災上の警戒事項等】
山頂火口からおおむね2kmの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
浅間山へ登山を検討中の方などは、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
令和4年7月12日14時30分に、気象庁は焼岳の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)からレベル1(活火山であることに留意)に引下げました。
【火山活動の状況及び予報警報事項】
焼岳では、6月中旬以降、地震活動は低調に推移しています。火山活動は5月23日の地震増加前の状態に戻っていることから、想定火口域からおおむね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられます。ただし、山頂付近を含む想定火口域内では、火山ガス等の噴出が突発的に発生する可能性があります。
【防災上の警戒事項等】
山頂付近を含む想定火口域内では、突発的に火山ガス等が噴出する可能性があります。登山する際は、火山活動の異変に注意するとともに、ヘルメットを着用するなどの安全対策をしてください。また、噴気地帯にはとどまらないでください。
令和4年6月23日14時00分に、気象庁は御嶽山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)からレベル1(活火山であることに留意)に引下げました。
【火山活動の状況及び予報警報事項】
御嶽山の火山活動は静穏な状態に戻る傾向にあり、剣ヶ峰南西斜面の地獄谷火口からおおむね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられます。ただし、地獄谷火口内では、火山灰等の噴出が突発的に発生する可能性があります。
【防災上の警戒事項等】
地獄谷火口内では、突発的な火山灰等の噴出に注意が必要です。
地元自治体等が行う立入規制等に従い、また、登山する際はヘルメットを持参するなどの安全対策をしてください。
白根山(湯釜付近)では、火山活動が静穏時の状態に戻る傾向にあり、湯釜火口からおおむね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなっていると考えられます。一方、湯釜付近浅部の熱水活動は引き続きやや高まっていると考えられますので、湯釜火口からおおむね500mの範囲に影響を及ぼすごく小規模な火山灰等の噴出の可能性があります。今後も火山活動の推移に注意してください。
群馬県の草津町方面へ通ずる国道292号の通行規制情報については、群馬県HP(別ウィンドウで外部サイトが開きます)をご確認ください。
【防災上の警戒事項等】
湯釜火口からおおむね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため、注意してください。
草津白根山(白根山(湯釜付近))の活動状況(気象庁)(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
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