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更新日:2022年6月1日

令和4年度堅果類豊凶調査の結果をお知らせします~ツキノワグマの出没にご注意ください!~

長野県(林務部)プレスリリース令和4年(2022年)9月30日

では、ツキノワグマ(以下「クマ」という。)の秋期の主な餌となる堅果(どんぐり)類の豊凶調査を実施しました。
調査結果から、県内では一定程度の結実が見込まれますので、秋冬にかけて全県的なクマの大量出没の可能性は低いと考えられます。ただし、地域や樹種ごとのばらつきが大きいため、堅果類が少ない地域ではクマとの遭遇に十分注意が必要です。また、来春は子連れグマとの遭遇リスクが高まる可能性がありますので、特に県北部では注意が必要です。

1凶調査の結果(別紙1参照)

種、地域によりばらつきが大きいものの、県内全体では一定程度の結実量が見込まれます。

2マ出没への影響

令和4年秋冬

  • 堅果類に一定程度の結実が見られることから、全県的なクマの大量出没の可能性は低いと考えられますが、地域や樹種ごとに差があるため、堅果類が少ない地域では餌を求めてクマの行動範囲が広くなる可能性があり、集落周辺を含めてクマとの遭遇に十分注意する必要があります。
  • 里地や河畔林にあるクリ・クルミなど、結実が良好な場所においては、餌を求めてクマが徘徊する恐れがあるため、遭遇に注意が必要です。

令和5年春夏

  • 越冬中のクマの出産が一定程度見込まれますので、来春は子連れグマとの遭遇リスクが高まる可能性があります。ブナの結実が良好な県北部では、特に注意してください。

3キノワグマの目撃件数及び人身被害件数(令和4年4月~8月分)(別紙2参照)

地での目撃件数553件(前年同期775件、△222件)
身被害件数(人数)5件(5人)(前年同期8件(8人)、△3件(△3人))

4民の皆様へのお願い

  • クマは広範囲を移動するため、県内の森林のどこにでも出没し、人と遭遇する可能性があります。
  • 一番重要なことは「クマに出会わない」ことです。森林内やその周辺で行動する時は、複数人で行動したり、クマ避け鈴、笛等の音を鳴らしながら行動したりするなど、人の存在を知らせながら行動してください。
  • 朝夕の薄暗い時間帯見通しの悪い藪の多い箇所では、不意の遭遇に注意してください。
  • 人里での餌を覚えたクマは出没を繰り返します。カキなど収穫しない果実や廃棄する農作物、生ゴミ、油脂類等は適切に処理して、人里にクマを誘引しないようにしてください。
  • クマは背を向けて走って逃げるものを追いかける習性があります。万が一遭遇してしまったときは、クマから目を離さず、ゆっくりとその場を離れてください。

※長野県ウェブサイト「ツキノワグマによる人身被害を防ぐために」を御参照ください。
URL:https://www.pref.nagano.lg.jp/yasei/sangyo/ringyo/choju/joho/onegai/jinshin.html

関連資料

プレスリリース資料(PDF:357KB)

 

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お問い合わせ

所属課室:林務部森林づくり推進課鳥獣対策室

担当者名:(室長)小澤 岳弘  (担当)豊森 孝弘

電話番号:026-235-7273

ファックス番号:026-235-7279

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