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更新日:2020年6月30日
諏訪地域振興局
トルコギキョウは高冷地な気候を好む花きで、諏訪地域の主要品目です。バリュエーションに富んだ花色と大輪が魅力的なトルコギキョウですが、近年は土壌伝染性の病害により減収する問題が多く発生しています。
今回は「低濃度エタノールを用いた土壌還元消毒」という新しい技術を使い、環境にも優しい土壌消毒方法の確立に向けた試験に取り組みました。
5月25・26日の試験区設置のときには、専門家にアドバイスをいただきながらふすまおよび低濃度エタノールの散布を実施しました。このほ場では7月上旬にトルコギキョウを定植する予定で、今後は園主さんに協力いただきながら生育調査と病気の発生状況調査を行います。
写真1土の中にいる病原菌の数を調べるため、試験前と後の土をサンプリングします
写真2ふすまを散布しているところ
写真3水を大量にまいて田んぼのような状態にします
写真4液肥混入機でエタノールと水を混ぜ、1%の濃度になるよう調整しています
令和2年6月掲載
<長野県諏訪農業農村支援センター技術経営普及課>
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