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更新日:2022年7月8日
裾花ダム管理事務所
長野県では、水道の水源となっている県管理のダム湖の水質保全を図り、良質な水源の確保を図るため、ダム湖ごとに水質保全目標を定めて水質測定を行っております。
裾花ダムと奥裾花ダムでは、毎月ダム湖の水の採取とpH等の測定を行っております。
裾花ダムでは、ダム下流で水道水を取水している長野市上下水道局にて水を採取、分析を行います。
奥裾花ダムではダム職員が水を採取し、長野保健福祉事務所検査課で分析を行います。
両ダムとも、水質測定の結果は、環境部水大気環境課で集約して、公表しています。
ここでは、水の採取と現地における測定の様子を簡単にご紹介いたします。
水質測定を行うにあたり、陸地の影響を避けるため、船を出してダム湖の中央まで移動します。
測定器を使って、pHとDO(溶存酸素量)、透明度を測定します。
試料容器に水を入れます。試料容器は前もって水道水で洗浄していますが、水道水に含まれているわずかな物質により分析に誤差が生じるため、ダム湖の水で2~3回洗ってから採水します。また、空気の影響をできる限り受けないように、満水になるまで水を入れて、蓋をします。
採水した水は遅滞なく長野保健福祉事務所へ届け、ここで薬品等を使って詳しく分析を行います。なお、分析項目はCOD、全窒素、全リン、クロロフィルa、BOD、SS、大腸菌群数、濁度と多岐にわたります。
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