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更新日:2013年8月1日

裾花ダム管理事務所

ヘリ流域調査(裾花ダム・奥裾花ダム)

裾花ダムと奥裾花ダムは、治水(川が氾濫しないようにします)・利水(水を確保します)・発電を目的としています。これらの目的を達成するため、定期的にダムの点検を行っております。また、ダムだけでなく河川の状態も確認する必要がありますので、ダムの上流と下流の状況も確認しています。多くの異常はこれらの作業の中で発見することができますが、確認が難しい場所もあります。例えば、川沿いに道が無いところでは、状況を確認することは困難です。

川にたくさんの水が流れ込む場合、その理由のほとんどは梅雨前線による豪雨か台風によるものです。ダムでは、雨の状況やダムへの流入量を元に、下流へ流す水の量を制限して洪水被害を防いでいます(このことを、洪水調節といいます)。日々の点検・調査が、豪雨や台風における適切な洪水調節に役立っています。

さて、ここまでご覧になって「ほとんど」という言葉に違和感を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。雨以外が理由で、川に水がたくさん流れ込むようなことがあるようには思えません。しかしながら、奥裾花ダムでは平成9年5月に、雨が1mmも降っていないのに普段の約10~20倍(最大で毎秒180トン)の水が流れ込んだことがありました。これは、ダムができてから3番目に多い数字です。これだけの水が流れ込んだ理由は、上流にある濁川という川の山地が崩壊し、土石流が発生したことによるものでした。

ダムでは状況を把握して、下流の皆様へ音声放送などで注意喚起をすると共に、流れ込んだたくさんの水をいったんダムにためて、下流へ流す水の量を制限しました。これにより、急な川の水位上昇による事故を防ぐことができました。この事例から分かるとおり、ダムではダムと付近の川だけを点検・調査するだけでなく、より広い範囲で状況を確認する必要があります。そこで、裾花ダムと奥裾花ダムでは、半年に一度、ヘリコプターにより上空から調査を行っています。ここでは、その様子について簡単にご紹介いたします。

 

ヘリポートにて。

裾花ダム、奥裾花ダムの他、浅川ダムについても調査も行うことから、それぞれの担当者がヘリコプターに乗り込んで、調査を行います。

 

市街地から裾花川上流へ。

市街地から湯の瀬ダム、裾花ダム、奥裾花ダムを経由して、河川の上流へ向かいます。その後、市街地まで戻って浅川ダムの建設現場へ向かいます。裾花ダムと奥裾花ダムの航空写真につきましてはダム写真のページに、浅川ダムの状況等につきましては浅川改良事務所のウェブサイトに掲載していますので、よろしければご覧ください。

 

裾花ダムの上流よりダム湖を眺める。

河川や山の状況をみて、異常がないか確認します。以前に地滑りがあった箇所は、特に注意して確認します。また、見落としが無いように写真撮影を並行して行い、後日改めて状況を確認します。

 

濁川の天然ダムの様子。

裾花川を上流に向かっていくと、奥裾花自然園の先で濁川という川と合流します。濁川の上流では、平成9年の土砂崩れにより天然ダムができているため、こちらも注意して周辺状況を確認します。また、上空からの確認だけでなく、定期的に踏査(現地まで登って調べること)しています。

 

帰り道にて。

この日は雲が低い位置にあり、山や川が雲で隠れることが多く、確認が大変でした。しかし、撮影を終えてあたりを見渡すと、雲一つ無い澄んだ青空と、雪と雲で化粧された山々が広がっており、信州の自然の美しさを感じることができました。

お問い合わせ

所属課室:長野県裾花ダム管理事務所管理第一課(裾花ダム)

長野県長野市大字小鍋字神白沖3479-23

電話番号:026-233-4361

ファックス番号:026-235-3877

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