健康福祉部における政策対話実施結果について 健康福祉部 障がい者支援課 【目 的】:急速に変化する社会情勢にあって、多様な県民ニーズに対応するため、県が取り組む特定の政策の課題や方向性について、県民の皆様と県の職員等が対話を行い、ご意見 を今後の政策に活かすことを目的とする。 【テーマ】:共生社会づくりについて(健康福祉部) 【日 時】:令和元年9月1日(日曜日)13時30分〜16時25分 【場 所】:県立長野図書館3階 信州・学び創造ラボ コーディネーター:福岡 寿さん(前 長野県自立支援協議会長) ゲストスピーチ :高山 さや佳さん(NPO法人Happy Spot Club代表) 【参加者】:23名  ※障がい当事者(聴覚障がい、車いすユーザー他)やご家族、支援者、障がい者施設職員など(北信地区だけでなく、佐久市、木曽町、松本市からも参加。都内から筋ジストロフィーで車いす・人工呼吸器使用の方も参加) 【県 側】:健康福祉部長、衛生技監、健康福祉政策課長、障がい者支援課長、次世代サポート課、特別支援教育課 他、関係課職員 ≪主な意見等≫ ・地域には様々な意欲ある方々がいるけれども、それらを繋いでコーディネートする人の存在が重要。また、SNSを活用して情報発信を続けることが効果的。 ・エレベーターや多目的トイレなど、バリアフリーのための設備は充実してきたが、当事者目線が欠けていて、ちょっとした配慮が足りず、使いにくいことがあって残念。 ・障がいのある児童を分けるのではなく、小さい頃から自然な形で交流していくことが、障がい理解には重要。障がい者の地域生活移行も同様で、障がい者も高齢者も当たり前に一緒に暮らす、ごちゃまぜの社会がいい。 ・行政も、関係者や団体などにもっと頼ってほしい。相談されれば、何とかしたいという意欲のある人は必ずいる。 ≪会場の様子≫ ・アイスブレイクとして、冒頭に参加者全員で「ボッチャ体験」を行ったことで、参加者が発言しやすい雰囲気づくりに役立った。 ・対話は、県職員も交じって5つのテーブルに分かれたグループ対話と、その発表、それを踏まえた全体対話の順に行った。 ・グループに分かれたことにより、参加者一人ひとりから、より多くの発言が出された。 ・障がい当事者の方も含め、熱意ある参加者が実体験に基づくリアルな声を伺うことができ、参加者全員から活発な意見が出され、予定時間を若干超えて終了となった。 ・終了後も参加者同士の積極的な交流が図られた。 以上。